クライアント企業の業務において、業務プロセスの改善や変革など提言を行う業務コンサルは、中途新卒問わず人気の高い職種である。
本記事では、そんな業務コンサルの年収や代表的な企業一覧、ITや戦略コンサルとの違いなどを徹底解説していく。
業務コンサルについて徹底解説
コンサルへの転職を検討されている方は、コンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングに必ず登録すべきである。
詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
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Contents
業務コンサルとは
以下が業務コンサルの主な仕事内容である。
- 目標やゴールの設定(あるべき姿の策定)
- 現状の分析(Fit & Gap分析)
- 業務フローの見直し・新フローの設計
- 設計したフローの実行
- モニタリング・フィードバック
まずはクライアント企業の目指す方向性や今後の目標をヒアリングした上であるべき姿の策定を行う。
その上で現状を整理してあるべき姿とのギャップを明確にしていく。(Fit & Gap分析)
その後上記のギャップを埋めるためにはどのようなフローが必要か、改善点はどこになるかなど具体的な業務フローの設計を行う。
設計した業務フローをまずは小さくテストを行いながら、徐々に範囲を拡大して導入していく。
最終的には期間中のクライアントのサポートや、終了後の振り替えり、フィードバックをクライアント企業と共に行う。
このように上記の流れをワンストップで行うのが、業務コンサルの主な仕事内容である。
そのため、業務コンサルは適切な仮説設計や、根拠のあるデータをもとに業務フローを構築する力など、論理的な思考力が求められる仕事である。
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業務コンサルはつまらないのか
そんな業務コンサルだが、「つまらない」と噂されることも多い。
業務コンサルを「つまらない」という人から理由を聞くと、以下のようにまとめることができる。
- ある程度型が決まっているためルーティンワークが多く付加価値が低い
- 誰がやっても同じようなアウトプットになるのでモチベーションが上がらない
現役コンサルの筆者からしてもたしかに上記は間違いではなく、業務コンサルは革新的なアイディアが生まれたり、豊富なスキルなどは身につきにくいという側面がある。
一方で、業務コンサルは企業活動を支える「業務フロー」という幹に向き合う仕事であり、企業全体を捉えることができる非常にダイナミックな仕事でもある。
また、企業規模や業界内順位、業種が異なれば、いくらある程度型がある業務コンサルでも新しい知見を吸収し続けられるため、刺激を受けながら仕事ができるようだ。
そのため、「つまならない」と言われることもある業務コンサルだが、実際に業務に取り掛かると業務コンサルタントとしての楽しさを見出している人が多い。
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業務コンサルの主要企業一覧
以下では、業務コンサルの行っている主要企業についてご紹介する。
業務コンサルを行っているファームは、大きく分けて以下の3種類に分けられる。
- グローバル総合ファーム系
- 日系総合ファーム系
- ITコンサルファーム系
グローバル総合ファーム系
▼グローバル総合ファーム系の主要企業
- アクセンチュア
- デロイトトーマツ
- PwCコンサルティング
- KPMGコンサルティング
- EYストラテジー・アンド・コンサルティング
グローバル総合ファームは戦略からIT、業務まで幅広いサービスを展開しており、その一つとして業務コンサルを行っている。
グローバル総合ファームは顧客の業種や、対象となる国も多種多様であるため、業務コンサルとして幅広い経験を積んでいきたいという人にはおすすめできるファームである。
日系総合ファーム系
▼日系総合ファーム系の主要企業
- アビームコンサルティング
- ベイカレントコンサルティング
- シグマクシス
- クニエ
日系総合ファームは戦略などのサービスラインも持ってはいるものの、IT・業務コンサルの比重が多い傾向がある。
そのため、よりIT・業務コンサルとしてのプロフェッショナルを目指していきたいのであれば日系総合ファームはおすすめできるファームである。
ITコンサルファーム系
▼ITコンサルファーム系の主要企業
- 日本IBM
- ガートナージャパン
- 日立コンサルティング
- フューチャーアーキテクト
- スカイライトコンサルティング
IT戦略の策定や導入支援をメインで行うITコンサルファームだが、業務フロー改善の一環としてシステム導入を提案するケースも多く、ITと業務は切っても切り離せない関係と言える。
そのため、ITコンサルファームではITに関わる多様な業務コンサルとしての経験を積むことができる。
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業務コンサルの年収
業務コンサルタントの平均年収は約650万円前後と言われている。
入社数年後の年収は500万円前後と決して高いわけではないが、その後経験を積んでいくと年収1000万円を狙うこともできる。
業務コンサルの経験にITコンサルの経験を合わせることができれば、ファームにもよるが年収1500~2000万円も十分に狙える。
とは言え、年収は「業務コンサルの主要企業一覧」でもご紹介した中で、どの分類かで大きく変わってくる。
以下にて分類別の主要企業の年収例を掲載するので、ぜひ参考にして頂きたい。
▼グローバル総合ファーム系の業務コンサルの年収例
▼日系総合ファーム系の業務コンサルの年収例
▼ITコンサルファーム系の業務コンサルの年収例
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業務コンサルとIT・戦略コンサルの違い
上記は業務コンサルと戦略・ITコンサルの違いを分かりやすく単純化して図示したものである。
昨今は戦略・IT・業務コンサルの役割の境界線は徐々になくなりつつあるが、戦略コンサルは全社戦略や事業戦略の立案を主な担当領域としており、ITコンサルはIT戦略からシステム導入を主な担当領域としている。
一方の業務コンサルは主に業務改善を担当領域としており、ITコンサルがシステム導入を行う前に業務コンサルが業務フローの明確化や改善を行ったり、戦略コンサルの全社戦略を受けて業務コンサルが業務改善を行うなど、互いに連動し合うことになる。
上記の図からも分かるように、業務コンサルは特にITコンサルと繋がりが強く、両者を兼務する人も多い。
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業務コンサルへの転職でおすすめのエージェント
前述の通り、業務コンサルはグローバル総合ファームから日系総合ファーム、ITコンサルファームなど様々なファームが手掛けているが、どのファームに行くかで案件の性質は大きく変わってくる。
そのため、"絶対に"コンサル転職に知見と実績を兼ね備えたエージェントを選ぶ必要がある。
嘘のような話だが、コンサル業界の実態について正確に把握していないエージェントも多数存在する。
具体的には、コンサル転職に特化したアクシスコンサルティングには絶対に登録すべきである。
おすすめ度:★★★★★
アクシスコンサルティングはコンサル特化エージェントであるがゆえに転職情報が豊富であり、かつ支援が非常に手厚い。
ここまでの支援実績がありながらコンサル転職に特化しているエージェントというのはアクシスコンサルティング以外存在しない。
コンサル転職を成功したい人には、筆者の実体験からもアクシスコンサルティングを本当におすすめできる。
とにかく支援が手厚かったです。ケース面接もかなりの回数お願いしましたが、嫌な顔一つせずに対応してくださりました。
また書類面でも細かい点まで確認してもらえてアクシスさんに「受からせてもらった」という感覚です。
業界情報が豊富で「このファームのケース面接ではこうした方がよい」など、個別具体なアドバイスを頂けました。
他に大手エージェントにも登録していましたが、アクシスさんは「ここまで違うのか」というレベルの情報の質と量でした。
コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。
様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
上記の記事はコンサル転職に本気のあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。