
近年、コンサルティングファームへの転職がこれまでにないほど盛り上がっている。
採用ハードルが下がったことや、終身雇用制度の崩壊が叫ばれる中で、コンサルティングファームの門を叩く人が後を絶たないようだ。
コンサル転職で後悔するパターンをご紹介
しかしながら、無事にコンサルティングファームに入社することができても、1年も経たずに辞めてしまう人が驚くほど多い。
中にはポジティブな理由で去っていく人もいるが、その大半が転職を後悔してネガティブな理由で去っていくことになる。
本記事では、そんなコンサル転職で後悔するパターンについてご紹介する。
コンサル転職を検討している人は、コンサル/ポストコンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングに登録すべきである。
詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
コンサル転職に本気のあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
Contents
なぜコンサル転職で後悔するのか
狭き門であるコンサルティングファームから内定を貰えるということは、それ相応のポテンシャルを持ち、然るべき準備を行ってきているだろう。
しかし、そのような人たちはなぜ後悔してしまうのだろうか。
筆者がコンサル業界に身を置いていてよく見るのが以下の5つのパターンである。
- 「とりあえず」コンサルで転職する
- コンサルという仕事に幻想を抱いている
- 30代半ばを超えてから転職する
- 年功序列の意識があるハードワークに慣れていない
以下では、それぞれについて詳しく見ていく。
1. 「とりあえず」コンサルで転職する
これだけコンサルティングという言葉がメジャーになっても、転職検討者でも実際にどんなことをするのかを説明できる人があまりにも少ない。
コンサル業界が機密性が高いということもあるが、「とりあえずコンサルには成長環境がありそうだ」「とりあえずコンサルに入れば転職で有利になりそうだ」と言った「とりあえず」コンサルで思考が停止してしまっているからに他ならない。
別記事でも言及したが、ファーム側からしたら「とりあえず」コンサルの人間ほど扱いやすい人間はいない。
ファームに都合の良いように使われた結果、早かれ遅かれ「このままでは成長できない」「このままでは転職で有利にならない」ということに気づく。
しかし、そのタイミングからでは中々アサインをうまく動かすことができず、後悔した形でファームを去ってしまう人が多いようだ。
2. コンサルという仕事に幻想を抱いている
コンサルティングは、泥臭い仕事であり、かつサービス業である。
そのことをちゃんと理解せずに、「かっこよく企業戦略を提言すること」がコンサルティングの全てだと幻想を抱いている人が多い。
実際に現場に足を運び情報を取ることもあれば、データの海と化したエクセルと深夜まで格闘することもある。
クライアント内の社内政治に右往左往することもあれば、根回し用資料を作成することもある。
また、戦略ファームとカテゴライズされるファームでさえも、市場調査だけのプロジェクトや業務改善のプロジェクト、クライアントの言われるがままに資料を作成するような高級文房具的なプロジェクトなども多数存在する。
そして、残念なことにコンサルティングスキルが十分でない転職者は、そうした高級文房具的なプロジェクトにアサインされやすい。
コンサルティングに幻想を抱いていて転職してきた人は、実態とのギャップを感じて後悔する形でファームを去ってしまう。
3. 30代半ばを超えてから転職する
30代半ばになると、ビジネスマンとして何かしらの実績を出し、市場で評価されるような専門性やスキルを身に着けているころだろう。
そうした実績や専門性、スキルに自信や誇りがあるかもしれないが、コンサルティングスキルはゼロに等しい。
そんな中で、ゼロからコンサルティングスキルを身に着けていこうとすると、努力だけでは足らず、精神的な耐性も必要になってくる。
特に30代半ばになると家庭を持っている方も多く、仕事と家庭との両立も非常に難しいという面がある。
30代半ばを超えてから転職するパターンで、その後活躍していくコンサルタントも多数いるが、やはり相対的に後悔が多いのは、30歳半ばを超えてから転職するパターンである。
4. 年功序列の意識がある
新卒でコンサルティングファームに入社した場合、多くの人が20代後半でマネージャークラスになる。
そのため、20代後半~30代でコンサルに転職する場合、自身がアサインされたプロジェクトのマネージャーが年上ということが多々起きる。
未経験でコンサルに転職すると、どうしても指摘を受ける機会が多くなるが、そこで年功序列の意識がある人だと、どうしても精神的なストレスを抱えてしまう。
特に、新卒からコンサル業界で育ってきた人たちは、キツい詰めを当たり前だと思っているため、精神的なストレスに更に拍車をかけることになる。
またポジションは上であっても、新卒からコンサル業界で育ったギラギラした若者から、能力主義だと言わんばかりの突き上げられることも日常茶飯事である。
そのため年齢を意識したコミュニケーションが当たり前だと思っている方は、コンサル転職を後悔する可能性が高い。
5. ハードワークに慣れていない
プロフェッショナルとして経営課題に挑む上で、物理的なハードワークは不可欠である。
ハードワークなしに解決できる課題なら、そもそも業界経験の長いクライアントがコンサルタントに依頼することはない。
また扱う課題の重要性、クライアントやファーム内からの要求の高さ、上位者からのキツい詰めなど、精神的にもハードワークにならざるを得ない。
一度クライアントの前に立てば、いちプロフェッショナルであり、最近転職してきたかどうかは関係ない。
それ故、徐々に慣れていこうという考えも通用しないため、物理的にも精神的にもハードワークが慣れていない人は、1年も持たず早々にコンサル転職に後悔してファームを去ってしまう。
まとめ
本記事では、コンサル転職で後悔しやすい人の特徴についてご紹介した。
但し、近年は各ファームとも中途採用をより積極化していることもあり、その受け入れ態勢もかなり整備されてきたと感じている。
コンサル転職で後悔しないためにも、まずは早急に信頼できるエージェントと関係を構築することをおすすめしたい。
その上で、各ファームの受け入れ体制などの情報収集や、自分自身のスキルや経験、キャリア観を踏まえた最適な求人の紹介を受けていただきたい。
エージェントを選ぶ際は、コンサル業界の知見があり、コンサルへの転職支援実績が豊富である点を重視する必要がある。
具体的には、コンサル/ポストコンサル転職に特化したアクシスコンサルティングには絶対に登録すべきである。
コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。
様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
上記の記事はコンサル転職に本気のあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。