ポストコンサルキャリアとして人気が高い選択肢の一つがPEファンドである。

外部者としてアドバイザーに留まるコンサルタントから、自身の資本を入れて当事者として企業の成長にコミットできることから、PEファンドのビジネスモデルに魅力を感じる人も多いだろう。

コンサル出身の現役PEファンド社員インタビュー

本記事は、コンサルティングファームからそんな日系PEファンドに転職された現役PEファンド社員の方にインタビューを行った。

現役コンサルタントでポストコンサルキャリアに悩んでいる方やPEファンドに興味がある方は、ぜひ本記事を参考にして頂きたい。

ポストコンサルでPEファンドを目指すのであれば、PEファンドへの転職支援の実績が豊富なコトラに必ず登録すべきである。

詳細については以下の記事をご覧いただきたい。

ポストコンサル転職で理想のキャリアを築いていくあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。

経歴・PEファンドへの転職理由

グレイヘア
PEファンドに転職されるまでのご経歴について教えてください。

現役PE
社員
私は新卒で戦略系ファームに入社し、主に中期経営計画や事業戦略の策定、組織/人事制度の策定に従事しました。
5年間コンサルファームに在籍した後、日系のPEファンドに転職しました。

グレイヘア
なぜコンサルからキャリアチェンジしようと考えたのでしょうか?

現役PE
社員
5年間コンサルファームにいて、徐々に成長曲線が寝てきたことに危機感を持っていたのですが、その中で定期的にエージェントと会う中で紹介してもらったのがきっかけです。
コンサルから一歩踏み込んで、投資先に当事者として関与できる点が面白そうだなと感じましたし、給与面にも大きな魅力を感じました。

グレイヘア
その中でなぜ現在の日系PEファンドを選んだのですか?

現役PE
社員
正直、特に強い理由があって今のPEファンドを選んだわけではありません。
外資/内資問わず幅広く受けて内定を貰った中で、ポジションや給与などの条件が良かったPEファンドを選びました。

グレイヘア
「ポジションの条件が良かった」という点について詳しく教えてください。

現役PE
社員
そもそもPEファンドからすればコンサルは異業種なので、ファンドの特色によってはコンサルの人はファーム時代のポジションよりも下がらざるを得なかったりします。
私のようにファームに5年もいると一定のポジションに付いているので、少し下がることならまだしも、大きく下がることは中々受け入れにくかったので、内定を貰った中でどのポジションでオファーが来ているかは比較しました。

グレイヘア
「給与の条件が良かった」という点について詳しく教えてください。

現役PE
社員
コンサル業界と同様に、PEファンドにも"格"のようなものが存在します。
コンサル業界の場合は給与と"格"がある程度連動しているものの、PEファンドの場合は必ずしもそうではありません。
例えば、とあるトップクラスの外資PEは業界の中では給与が低いということで有名です。
そうした中で、私は給与を重視してさきほどのポジションと合わせてできるだけ良い条件のオファーを選びました。

コンサルで学んだこと

グレイヘア
コンサルを経てPEファンドを目指す方は多くいます。
PEファンドで働いて感じた「コンサルで学べたこと」について教えてください。

現役PE
社員
①キャッチアップ力、②論点思考、③ドキュメンテーション
の3点はコンサルファームで培って、PEファンドで活用できています。

グレイヘア
①キャッチアップ力について詳しく教えてください。

現役PE
社員
PEファンドのバリューアップチームでは、投資先の事業内容だけでなく経営全般について理解して打ち手を検討していく必要があります。
経営コンサルティングファームに在籍していたとは言え、経営全般についての知識や経験があるわけではありません。
なので、投資先の事業内容の理解はもちろん、投資先の経営状況についてキャッチアップしていくことが求められます。
未経験のことに対して短時間で効率的にキャッチアップする力はコンサル時代に鍛えているので、このキャッチアップ力は大いに活きています。

グレイヘア
②論点思考について詳しく教えてください。

現役PE
社員
投資先のバリューアップをするといっても、1から100まで全て細かく見て施策を検討することはできませんし、それを実行してもらうこともできません。
そのため「解くべき問いは何か?」という論点思考が非常に重要になってきます。
これはコンサルのケースでも一緒で、気になったことを検討するのではなく、常に「解くべき問いは何か?」を意識してきたので、自然とこの論点思考が身に付いています。

グレイヘア
③ドキュメンテーションについて詳しく教えてください。

現役PE
社員
社内報告や各種施策を投資先に浸透する際など、ドキュメンテーションが必要になってきます。
PEファンドにいるメンバーは全員ドキュメンテーションの力が一定以上あるので、PEファンド内で差別化することはできませんが、対投資先という目線で見ると、コンサルで培ったドキュメンテーションというのは大いに活用できます。

コンサルでは学べなかったこと

グレイヘア
逆に「コンサルでは学べなかったこと」を教えてください。

現役PE
社員
①経営全般に関する知識/経験、②財務/会計の知識、③マネジメント力
の3点はコンサルでは学べませんでした。

グレイヘア
①経営全般に関する知識/経験について詳しく教えてください。

現役PE
社員
先ほどは経営全般に関する知識についてはキャッチアップ力でカバーすると言いましたが、それでもやはり『経験』を手に入れることはできません。
施策に落とし込む段階では、コンサルファームなどの専門家を活用するので、自分単独ですべての深い経験を持つ必要はありませんが、専門家に正しく発注して、出てきたアウトプットを正しく咀嚼できる程度の『経験』がないとかなり苦労します。
一方、コンサルファームでの経験は、例えば「事業戦略」などの一部機能に絞られてしまうので、経営全般に関する知識/経験という点は得られなかった点かなと思います。

グレイヘア
②財務/会計の知識について詳しく教えてください。

現役PE
社員
コンサル時代は、PLだけでBSを見る機会がありませんでした。
ましてや、PLとBS、CFの繋がりも正確に理解していませんでした。
一方、PEファンドでは最低でも財務三表を繋ぐことが求められます。
そうした求められる最低限の知識が、コンサルの業務の中では身に付きませんでした。

グレイヘア
マネジメント力について詳しく教えてください。

現役PE
社員
投資先と言っても、外部者として扱われることがほとんどです。
また、投資先の人たちはコンサルファームのように画一的な人材ではなく、本当に多種多様です。
そうした人たちをしっかり動かして、検討した施策を実行してもらう必要があります。
マネジメントしやすい画一的な人材を相手にしてきたコンサル時代では、投資先の人たちを動かすようなマネジメント力は身に付かず、転職して一番苦労している点の一つです。

ポストコンサルキャリアの実態

グレイヘア
ポストコンサルとしてPEファンドに転職して良かった点を教えてください。

現役PE
社員
何よりもコンサル時代よりもバランス良く働けている点が良かった点です。
自分たちが受注者ではなく発注者ということもあり、お客さんから無茶な期限の依頼というのがないので、しっかりスケジュールを組めば夜遅くまで働くこともそこまで多くありません。
給与も上がっているので、働く時間も短くなってコスパがかなり良化しています。

グレイヘア
逆にポストコンサルキャリアとしてPEファンドに転職してイメージと違った点を教えてください。

現役PE
社員
コンサル時代から良化したとは言え、決してホワイトではないのでPEファンドであまり長期的に働くイメージは持てません。
一方、まだまだ若い業界でPEファンド後のキャリアというのが見えづらい状況で、これから自分自身が手探りで探していく必要があるのかなと思っています。
また少し細かいですが、コンサルからPEファンドの転職だとポジションが下がることが多いため、例えばコンサルでは管理する側だったのに、管理される側になることで変なストレスが増えるという点もあります。

PEファンドに転職するなら"絶対に"やるべきこと

今回はポストコンサルキャリアとしてPEファンドで活躍されている方にインタビューを行った。

PEファンドはポストコンサルキャリアとして非常に人気のキャリアである。

一方でPEファンドに関する転職情報はあまり幅広く公開されておらず、支援実績を持つエージェントも少ない。

またその選考プロセスも特殊であることから、PEファンドへの転職実績を持つエージェントを選ぶことが非常に重要になる。

具体的には、PEファンドなどのハイクラス転職支援に豊富な実績を持つコトラには必ず登録すべきである。

実際に、今回インタビューを行った方もつコトラ経由で転職を成功したとのことである。

筆者の2度のポストコンサル転職の経験を凝縮しているため、間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。

様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手総合エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。

そもそもポストコンサル転職の経験がない人が書いている記事も散見される。

上記の記事はポストコンサル転職で理想のキャリアを築いていくあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。

ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。

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