
日本発の総合コンサルファームとしては日に日に存在感が増しているのがベイカレントコンサルティングである。
そんなベイカレントから転職を考えている人も多いのではないだろうか。
ベイカレントの人気の転職先
そこで本記事では、ベイカレントの転職先として人気のポストコンサルキャリアをご紹介する。
ベイカレントからの転職を考えている人は、コンサル/ポストコンサル転職に特化したアクシスコンサルティングや、金融やコンサルなどのハイクラス転職に特化したコトラに登録すべきである。
詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
ポストコンサル転職で理想のキャリアを築いていくあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
Contents
ベイカレントの転職先は大手事業会社が多い
ベイカレントは実行支援に強みを持つとファームとして標榜しており、現場に入り込んでクライアントを支援する案件が多い。
そのため、培われた実行力を発揮できる/評価される先として、大手事業会社が人気の転職先となっているようだ。
競合ファームへの転職が多いBIG4コンサルファームとは大きく異なる形となっている。
あくまで限られたサンプルの中の話であるが、以下にてそれぞれについてもう少し詳しく解説していく。
1. 大手事業会社への転職
前述の通り、筆者知人や知人エージェントが支援した人というサンプルではあるものの、大手事業会社がベイカレントの転職先として最も人気となっている。
理由としては、求職者目線と企業目線それぞれで以下のような代表的な理由があるようだ。
- 求職者目線:現場に入り込んできた経験を活かせる
- 企業目線:現場を理解している/実際に現場に入り込んだ仕事をしていることから安心できる
実際にベイカレント出身者を高く評価する大手事業会社も多い。
大手事業会社でのポジションとしては、経営企画よりも事業企画や営業支援などのポジションが多い印象である。
他ファーム出身者の場合は、経営企画として中長期計画の策定やM&Aの推進、事業ポートフォリオ管理などを担当することが多いが、ベイカレント出身者の場合は、より事業や現場に近いポジションで活躍していることが多い。
また、ベイカレントのコンサルティングスタイルとして常駐してクライアントを支援することが多く、クライアントとの関係構築がしやすいことから、クライアント先に転職するケースも多いようだ。
2. 他コンサルファーム
他コンサルファームを転職先として選ぶケースも多い。
具体的には、アクセンチュアやBIG4コンサルファームなどの大手総合コンサルファームである。
また、より実行支援に強みを持つリヴァンプやその他ブティックファームへの転職も存在する。
一方で、少なくとも筆者はベイカレントから戦略ファームに転職したケースは聞いたことがない。
ベイカレントの案件内容に不満を持つ人は一定数おり、コンサルは続けたいけど案件内容を変えたい、コンサルタントとしてキャリアアップしたいという人にとっては、他ファームへ転職が選択肢となるようだ。
3. スタートアップ/ベンチャー
スタートアップやベンチャーへの転職というのは、他ファームへの転職と同程度の割合で存在した。
転職先としては、大型の資金調達を行いガンガン伸びているというよりも、シード期でこれからというステージの企業に初期メンバー/中心メンバーとして参画するケースが多い。
あるいは、資金調達をして急成長を狙うスタートアップではなく、自己資金のみで高い成長を目指すベンチャーで、~10名程度の規模感の企業に転職する人が多い印象である。
スタートアップ/ベンチャーの中でも参謀としての役割よりも、泥臭く手を動かすような環境の方が活躍しやすいようである。
4. 起業/独立
同じ総合コンサルファームでも、BIG4コンサルと比較するとベイカレント出身者の方が起業や独立が多い印象である。
実際、筆者の知人でもここ1-2年で起業、独立しているベイカレント出身者は多い。
経営層の多くがベイカレントの創業期、第二創業期を経験していることも影響しているかもしれない。
筆者の知人ベースで言うと、起業では小規模コンサルファームや、人材領域の事業を立ち上げる人が多い。
ベイカレントから転職を成功させるなら"絶対に"やるべきこと
本記事では、ベイカレントの転職先として人気のポストコンサルキャリアについてご紹介した。
一口にベイカレントと言っても、提供しているサービスラインが非常に幅広く、個々人によって専門性もスキルセットも大きく異なる。
そのため、コンサル業界知識やポストコンサル転職の支援実績が豊富なエージェントを選ぶ必要がある。
具体的には、コンサル/ポストコンサル転職に特化したアクシスコンサルティングや、金融やコンサルなどのハイクラス転職に特化したコトラに登録すべきである。
仮に最適なエージェントを選ぶことができなければ、最適な求人に出会えないことはもちろん、自分自身を安売りしてしまうリスクも存在する。
筆者の2度のポストコンサル転職の経験を凝縮しているため、間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。
様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手総合エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
そもそもポストコンサル転職の経験がない人が書いている記事も散見される。
上記の記事はポストコンサル転職で理想のキャリアを築いていくあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。