「TOEICでは実際の英語力は測れない」「TOEICなんて無駄」と言ったことを言う人もいるが、外資系・日系問わず転職活動においてTOEICは重要な指標となっている。
本記事では、実際に筆者がTOEIC500点から800点を超えるまでになった実際の勉強法について解説する。
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TOEICで800点を超えた実際の勉強法を解説
TOEICの勉強法に関する情報は参考にならないようなものが非常に多い。
本記事で紹介する方法は実体験に基づく方法であり、本気でTOEICで800点を取りたいと思う人には必ず役に立つと確信している。
TOEICで800点を目指す勉強法でよく見かける2つの嘘
前述の通り、TOEICの勉強法に関しては全く参考にならないようなものが非常に多い。
例えば、以下のような記事を目にしたことはないだろうか。
- 海外ドラマを字幕ありで見ましょう
- ○○スクール(数十万円するような)に通いましょう
これらはよく目にする内容だが、TOEICで800点取る上では必要ないと断言できる。
実際に筆者はTOEICで800点を取る勉強において、海外ドラマも見ていないし、高額なスクールにも通っていない。
また、勉強するにあたってTOEICで800点以上を取っている人に勉強法を聞きまわったが、誰1人として海外ドラマを見たり、高額なスクールに通っている人はいなかった。
TOEICの特徴を抑えればおのずと勉強法は見えてくる
筆者はTOEICで800点を超えるまでにかなりの過去問を解いたが、その中で見えてきた特徴についてご紹介する。
この特徴さえ抑えれば、おのずと勉強法は見えてくる。
▼TOEICテストで抑えておくべきポイント
- TOEICでは似たような問題が使いまわされている
- TOEICで使われる重要な単語は限られている
- TOEICには"テクニック"が存在する
- TOEICでは単語や文法と同じくらいタイムマネジメントが重要
以下では実際に筆者がTOEICで800点取るまでの勉強過程で見つけたポイントについて詳しく解説していく。
1. TOEICでは似たような問題が使いまわされている
筆者はTOEICで800点取るまでの勉強過程で複数回過去問を解き、「TOEICは毎回同じような問題が出ている」ということを発見した。
まず、Part1は○○の形式の問題が出て、Part2では△△の形式の問題が出てと言った「形式」は毎回同じである。
また、Part1での引っ掛けは○○と見せかけて△△と言った「引っ掛けパターン」も、数パターンしか存在しない。
そのため「形式」や「引っ掛けパターン」さえ掴むことができれば、あとは枝葉の部分か異なるだけなので、TOEICで800点というのは決して難しい水準ではなくなる。
2. TOEICで使われる重要な単語は限られている
まずTOEICで出てくる単語全てを覚えると言うのは無理だと割り切る必要がある。
もちろんTOEICで990点を目指すのであれば別であるが、800点未満の人が800点を目指す上では全て覚える必要はない、時間が限られている中で全ての単語を覚えることは非効率でさえある。
TOEICでは使われる重要な単語は限られている。
そのため、限られた(とは言っても決して少なくはない)重要な単語さえ抑えていれば、残りの単がは文脈などから推測することができる、あるいは問題を解く上で意味が分かる必要がない。
3. TOEICには"テクニック"が存在する
TOEICには「これさえ知っていれば問題を最後まで読むことなく正解を導き出せる」というテクニックが存在する。
全ての問題に使えるわけではなく、あくまで部分的に存在するだけだが、部分的に使えるテクニックを知っているだけで、正答率を上げることができるだけでなく、大幅な時間短縮もできる。
例えば、Part2で「返答が『I don’t know』であればそれが正解」というものや、Part7で「yearlyの言い換えはannually」など問題を最後まで聞いたり読んだりすることなく、正解に辿り着くことができる。
こうしたテクニックを知っているかどうかで、点数は大きく変わってくる。
4. TOEICでは単語や文法と同じくらいタイムマネジメントが重要
TOEICを一度でも受けたことがあれば、確実に「時間が足りない」と感じたことがあるだろう。
実際、それはTOEICで800点を超えることができるようになった筆者も今でも感じている。
そもそも帰国子女や海外長期滞在経験がない人であれば、真っ向勝負で解けるような問題量ではない。
その前提を基に、捨てる問題や解くべき順番(Part1から順に解かない)を整理して、しっかりとタイムマネジメントを行う必要がある。
TOEICで800点を取る具体的な勉強法
それではここから前述のTOEICの特徴を踏まえて、800点を取るための具体的な勉強方法をご紹介していく。
使うツールはCMでもお馴染みの英語学習アプリのスタディサプリEnglishである。
その英語学習アプリの中には、以下の要素/機能が含まれている。
- TOEICテスト20回分相当の演習問題&分かりやすい解説
- 単語クイズなどの復習トレーニング機能
- 文法やパート別の攻略方法をまとめた人気講師の動画集(約300本)
- 効率的な学習を促す学習管理機能
これだけの要素や機能が詰まって、月額2,980円とははっきり言って破格である。
上記のようにスタディサプリEnglishには、TOEICテスト20回分の問題や単語クイズ、パート別の攻略テクニックを解説した動画など備わっているため、他にテキストや過去問集、単語帳を買う必要がないのだ。
もちろん、「お金を気にしない」「重いテキストや問題集をいつでも持ち歩く」という人はテキストや問題集を買っても構わないが、「少しでも安く済ませたい」「スマホ一台でどこでも勉強したい」という人は、スタディサプリEnglishの一択である。
7日間は無料お試しもできるため、まずは「とりあえず使ってみる」というのもおすすめである。
1. まずTOEICテストを1回分解く
スタディサプリEnglishに登録したら、1回分のTOEICテスト演習問題を解いてみていただきたい。
いきなりテクニックを学んでも、TOEICに対する理解がないと全くと言っていいほど定着しない。
そのため、「Part毎でどんな問題が出ているのか?」を意識しながら演習問題を解き、解き終わったら「どこに時間が掛かったか?」「どんな問題で間違ったか?」をしっかり振り返って頂きたい。
2. 動画から攻略法を学ぶ
1回分のTOEICテスト演習問題を解いて、TOEICの全体像を改めて整理できたらいよいよテクニックを学ぶタイミングである。
スタディサプリEnglishには、文法やパート別の攻略方法をまとめた人気講師の動画集があるため、ひとまず各パートの攻略方法に関する動画を視聴して欲しい。
1本あたり5分程度なので、そこまで時間は掛からない。
今後さらに演習を解いていく中で、テクニックの習得がイマイチだと思うパートについて繰り返し同じ動画を見たり、違う講師の動画を見てテクニックを身に付けていって頂きたい。
3. 繰り返しTOEICテストを解く
テクニックを身に付けたら、あとはそのテクニックを実践で使えるように繰り返し演習問題を解いて、テクニックを磨いていく。
テクニックも多種多様に存在するため、繰り返し説いていく中で自分に合うものと合わないものの取捨選択を行って頂きたい。
さらには、繰り返し演習問題を解くことで"TOEIC慣れ"することができ、見たことがあるような問題が増え、回答スピードも正答率もグッと上がっていく。
スタディサプリEnglishは分かりやすい解説も魅力であるため、解きっぱなしにするのではなく、毎回しっかりと解説の読み込みまで行って欲しい。
4. 単語テストを適宜行う
また、単語の復習も適宜行って頂きたい。
いきなり単語の勉強をするというよりも、繰り返しTOEICの演習を解くうちに出てくる頻度が多い単語を中心に復習していくことが最短距離である。
スタディサプリEnglishはスマホがあれば使用でき、かつ移動時間や隙間時間に使えるよう設計されているため、時間を有効に活用しながら、単語についても身に付けていってほしい。
TOEICで800点取る勉強法まとめ
本記事は、実際に筆者がTOEIC500点から800点を超えるまでになった実際の勉強法を公開している。
公開した勉強法は、数年前の自分が知りたかった勉強法でもある。
実際に800点を取っていないような人が書いた記事には、「海外ドラマを見る」や「高額な英語スクールに通う」と言った全く参考にならない情報が載っている。
これらの情報を参考にならないどころか、最短でTOEICの点数を上げる上で害悪ですらある。
本気でスコアアップを狙うのであれば、本記事があなたの役に立つと確信している。
また、TOEICで800点を超えていく過程でハードルになるのが「モチベーション」である。
仕事や忙しい中で地道に勉強することは決して楽ではないため、TOEICの勉強だけでなく「モチベーション」をキープする方法も同時に学んでいく必要がある。
「モチベーション」をキープする方法を学ぶ上では、以下のサイトを参考にして頂きたい。
資格合格者の体験談から学ぶ!資格勉強モチベーションアップ方法
あなたがTOEICで800点以上取ることを祈っている。