コンサルティング業界の中でも急成長中のファームとして注目を集めているのがビジョンコンサルティングである。
本記事では現役・元ビジョンコンサルティング社員へのインタビューを踏まえてリアルな評判を徹底解説していく。
良い評判から「やばい」という評判まで忖度なく解説しているためぜひ参考にして頂きたい。
本記事を作成するにあたっては、実際に現役ビジョンコンサルティング社員複数人にインタビューを行っている。
- ビジョンコンサルティングがやばいと言われる理由
- やばいと言われる理由の真相
- 現役・元ビジョンコンサルティング社員によるリアルな評判
ビジョンコンサルティングを含むコンサルへの転職を目指す上では、おすすめのコンサル転職エージェントおよびビジョンコンサルティング転職大全の記事を参考にして頂きたい。
Contents
ビジョンコンサルティングがやばいと言われる理由
ビジョンコンサルティングはやばいと言われることが多く、実際に「ビジョンコンサルティング やばい」の月間検索ボリュームも調べると1,300回も検索されている。
ビジョンコンサルティングがやばいと言われる理由について、現役ビジョンコンサルティング社員複数人にインタビューを行った内容を踏まえて、徹底的に解説していく。
ビジョンコンサルティングがやばいと言われる主な理由は以下の通りである。
- ドライな文化
- 早期に専門性を身につける必要がある
- 残業代が少ない
- 激務
- 年収が低い
現役ビジョンコンサルティング社員の実体験に基づくリアルな実態を解説しているためぜひ参考にしていただきたい。
ビジョンコンサルティングはドライすぎてやばい?
ビジョンコンサルティングは2014年に設立されて、現在では授業員843名(2023年5月1日時点)を抱える企業にまで成長してきた。
その要因の1つとして、社員一人一人がプロフェッショナルとしての自覚があり、クライアントファースト、および企業の成長を目指しながら、常日頃、コンサルティング業務に勤しんでいることがあげられる。
一方で、外から見ると従来の日本の事業会社のようなアットホームな雰囲気ではなく、どちらかというとドライな社員が多くやばいという印象を持たれているようであり、アットホームな雰囲気で働きたい人にとっては少し合わない社風になっているようだ。
確かに「仕事上での仲間」であり、それ以下でも以上でもないと考えている社員が多いかもしれません。会社にはどうしても合う合わないがあると思うので、アットホームな雰囲気を好む人には合わないかもしれませんね。ドライと言うと、なんだか冷たい社員が多い印象を持たれるかもしれませんが、全くそんなことなく、みなさん、普通ですよ(笑)。単純に、プロフェッショナルとしての仕事を一生懸命頑張っているだけだと思います。
現役ビジョンコンサルティング社員A氏
クライアントファースト、会社の利益ファーストとい文化があるので、ドライな社員が多いというイメージがあるのだと思います。しかし、別に社員どうしの仲が悪いわけでもないですし、足の引っ張り合いをするわけでもないです。各職階での人数が決まっているわけではないので、昇格を巡って喧嘩したり、悪い噂を流すようなことはありませんので、本当に実力がある社員が昇格していると思います。
現役ビジョンコンサルティング社員B氏
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
ビジョンコンサルティングは早く専門家にならないとやばい?
ビジョンコンサルティングでは、コンサルティング業界では珍しく業界や業種別に部門を分けない「プール制」を導入しており、専門性が定まっていないビジネスアナリストは様々な案件(戦略、業務、IT)に参画することが多い。
一方で、昇格を目指していくためには、徐々に自分の専門性を養い、特定の領域の専門家になることが重要になる。
つまり、特定の領域の専門家になれば、特定の領域での活躍できる幅が増え、成果を出しやすくなり昇格しやすくなるが、一方で別の言い方をすると、「早く専門家にならないと、昇格のペースが遅くなってやばい」という傾向があるようだ。
「自分はどの領域の専門家になるか」を常日頃から考え、吸収していかなければいつまでも昇格できないままになってしまう。
プール制を導入しているので、主体的に自分の専門性を構築していかないと、後々、本人が困るのは確かです。しかし、戦略、業務、IT等の業務をそれぞれ経験してこそ、「自分の専門性」を見つけることもできるので、特に、若手社員は、まずは様々な案件に参画しても良いと思いますね。専門性がつけば、一気に昇格していく社員もいますから。ITが理解できないと、現実的な戦略を立案できなく、「絵に描いた餅」のような提案になってしまうので。
現役ビジョンコンサルティング社員C氏
20代後半~30代前半の中途社員等はある程度、専門性があることに越したことはないと思います。入社してから、専門性を養うのでは少し遅いと思います。社会人人生は長いので、少しくらいゆっくりペースでも良いという考えの人もいるかもしれませんが、せっかくなら、早く専門家になって、早く昇格して、高い年収をもらえる方が良いかなと。逆に専門性があれば、どんどん活躍できますよ。
現役ビジョンコンサルティング社員D氏
ビジョンコンサルティングは残業代が少なすぎてやばい?
ビジョンコンサルティングは、残業代が他のコンサルティングファームに比べて、安すぎてやばいという噂があるようだ。
例えば、新卒社員の固定残業代は45時間分で66,000円となっているが、他の外資系やBig4等の大手コンサルティングファームで支給される固定残業代は10万円以上のケースもある。
もちろん、職階や深夜残業の割合等で支給される残業代は異なるが、他のコンサルティングファーム等と比べて「ビジョンコンサルティングは、残業代が少ない。」と不満を漏らす社員もいるようだ。
残業代が少ないことに文句を言う社員は一定数いると思います。しかし、そういう社員はビジョンコンサルティングには合わないと思います。ビジョンコンサルティングは長時間労働をコンサルティング業界の悪しき習慣としてみなしており、それを無くしていこうという文化があります。そちらの方が、結果的に人生を豊かにしますし、私もそちらの考えに賛成です。そもそも、プロフェッショナルなら残業代で稼ぐのではなく、成果で稼ぐのがあるべき姿かと。
現役ビジョンコンサルティング社員A氏
残業代が少ないので、残業しなくなりました。私は事業会社からの中途入社だったので、最初は不満を抱いていました。当時の私と同じように不満を抱いている社員もいると思います。しかし、私の場合は、その分、仕事が速くなったので、ビジネスマンとしてはスキルが上がったので、結果的には良かったと思います。
現役ビジョンコンサルティング社員C氏
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
ビジョンコンサルティングは激務すぎてやばい?
ビジョンコンサルティングは、急成長していることから激務すぎてやばいという印象を持っている人も多いようだ。
この「激務だからやばい」の真相を探るためにファクトを見てみたい。
以下は主要コンサルファームの月間残業時間をランキング化したものである。(出所:Open Work)
順位 | ファーム名 | 月間残業時間(h) |
1 | アーサー・D・リトル | 85.4 |
2 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | 76.7 |
3 | ドリームインキュベータ | 75.5 |
4 | A.T.カーニー | 72.6 |
5 | ローランド・ベルガー | 68.2 |
6 | ベイン・アンド・カンパニー | 64.4 |
7 | デロイト・トーマツ・コンサルティング | 63.1 |
8 | ボストン・コンサルティング・グループ | 62.8 |
9 | PwCコンサルティング | 62.4 |
10 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 53.1 |
11 | アクセンチュア | 52.1 |
12 | KPMGコンサルティング | 43.4 |
13 | アビームコンサルティング | 36.3 |
14 | ベイカレント・コンサルティング | 33.0 |
15 | ビジョン・コンサルティング | 23.4 |
ビジョンコンサルティングの月間残業時間は23.4時間と、主要コンサルファームの中でも圧倒的に少ないという結果となった。
業界Topの激務度を誇るアーサー・D・リトルと比較すると残業時間は1/4程度であり、働き方改革が進んでいるというアクセンチュアと比較してもビジョンコンサルティングの残業時間は半分以下となっている。
特に大手ファームから転職してくる方は、"大手のように生命を削りながら働くのが嫌だ"と転職してくる方も多いです(笑)。もちろんクライアントファーストなので、忙しくなるタイミングもありますが、かなりホワイトに働けると思います。
現役ビジョンコンサルティング社員A氏
ビジョンコンサルティングは年収が低いからやばい?
新興系のコンサルティングファームの場合、年収が低くなってしまうことも多く、ビジョンコンサルティングも年収が低くてやばいという噂もある。
この「年収が低いからやばい」の真相を探るためにファクトを見てみたい。
ここではビジョンコンサルティングと他の新興系コンサルファーム別の平均年収をご紹介していく。(出所:Open Work)
ここでご紹介する平均年収はあくまでOpen Workにおける回答者平均である点はご留意いただきたい。
ファーム名 | 平均年収 |
ライズ コンサルティング グループ | 1,003万円 |
Regrit Partners | 819万円 |
ビジョンコンサルティング | 814万円 |
Dirbato | 714万円 |
ノースサンド | 647万円 |
レイヤーズ コンサルティング | 636万円 |
上記を見ると、ビジョンコンサルティングの年収は上から3番目となっており、高い年収水準であることが分かる。
前述の通り、新興系のコンサルティングファームの場合は年収が低くなってしまうことも多いが、新興系でありながら高い年収を得られるというのはビジョンコンサルティングの魅力と言える。
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
【社員の評判】ビジョンコンサルティングに入社して良かったこと
「やばい」という噂も多いビジョンコンサルティングだが、ここでは元・現役ビジョンコンサルティング社員に入社して良かったことを聞いた内容をご紹介する。
忖度なしの意見をもらったのでぜひ参考にしていただきたい。
良い点は、とにかく早く成長できることです。手を挙げればチャレンジさせてもらえたり、分からないことはどんどん質問して良い環境なので、成長意欲のある若手社員にとっては、良い職場だと思います。チャレンジしてダメだったら、次への学びにすれば良いですし、成果を出せば評価してもらえて、昇格できます。変に大企業病になっている大手コンサルティングファームよりも、ベンチャー精神がありますよ。
現役ビジョンコンサルティング社員B氏
私は今、別のコンサルティング会社で働いているのですが、プール制で「戦略、業務、IT」のそれぞれの案件を経験できたのは、後のキャリアにとってプラスになりました。今の時代、全ての領域は関係し合っているので、どの領域に対しても、ある程度の知識を持っていることは必須だと思います。そういった、知識を実務経験を通じて学べたおかげで、会社を経営全体として俯瞰して、見れるようになりました。
元ビジョンコンサルティング社員E氏
【社員の評判】ビジョンコンサルティングに入社して悪かったこと
一方で、元・現役ビジョンコンサルティング社員からネガティブな声もあがっている。
ネガティブな声は「やばい」という評判に繋がる要素でもあるためぜひ参考にして頂きたい。
多くの社員は、評価を気にしがちで、若干、打算的になるところがあると思います。極論、クライアントワークでも、「評価につながらなさそうな業務」は絶対にしません。まあ、クライアントの依頼であっても、全て対応していると、本質的な課題解決を提案する部分に集中できなくなったりするので、しょうがないとは思いますが。クライアントのことを思って、「要らない業務は、やらない。」ということも、クライアントの為であり、弊社の成長の為でもあるのだと思います。
現役ビジョンコンサルティング社員D氏
人によると思いますが、長く勤務できる会社ではないかもしれません。どちらかというと「太く、短く」といった感じで、みなさん、毎日120%の力を出して働き、意識が高い人は土日も勉強しているという社風なので、疲れる社員も一定数いると思います。私も、少し、ゆっくり働きたくなり、退職しました。しかし、それでこそ、会社が短期間で急成長できたという事実もあるので、一概には言えませんが。
元ビジョンコンサルティング社員F氏
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。 また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。 そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルキャリアは株式会社Flow Groupが運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援を行っています。
会社名 | 株式会社Flow Group |
会社HP | https://consul-career.com/corp/ |
所在地 | 東京都新宿区市谷田町3丁目8 市ヶ谷科学技術イノベーションセンタービル 2F |
法人番号 | 5011001129632 |
厚生労働省 有料職業紹介事業認可番号 | 13ーユー315272 |
適格請求書事業者登録番号 | T5011001129632 |