コンサルに英語力やTOEICの点数はどのくらい必要か?

コンサルを目指している人の中には、実際のところ英語力やTOEICの点数がどの程度必要かを気にしている人も多いのではないだろうか。

本記事では、現役コンサルの筆者が求められる英語力やTOEICの点数について徹底解説する

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横山 諒平
監修者

Flow Group代表取締役/コンサルタント

株式会社Flow Group代表取締役。慶應義塾大学経済学部卒業。
大学卒業後はデロイト トーマツ コンサルティング合同会社に入社し、製造業のクライアントを中心に中期経営戦略の策定やM&A実行支援、新規事業立案・立ち上げ支援に従事。
その後、株式会社リクルートライフスタイル(現株式会社リクルート)における事業戦略・予算策定、事業開発に従事。フリーコンサルとして独立後、2019年8月株式会社Flow Groupを創業。

コンサルマン
執筆者

コンサルマン

コンサルキャリア編集部。コンサルキャリアおよびコンサルマンは株式会社Flow Groupが運営しています。Twitterフォロワー1.9万人

コンサルへの転職を目指す上では、おすすめのコンサル転職エージェントの記事を参考にして頂きたい。

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横山 諒平
監修者

Flow Group代表取締役/コンサルタント

株式会社Flow Group代表取締役。慶應義塾大学経済学部卒業。
大学卒業後はデロイト トーマツ コンサルティング合同会社に入社し、製造業のクライアントを中心に中期経営戦略の策定やM&A実行支援、新規事業立案・立ち上げ支援に従事。
その後、株式会社リクルートライフスタイル(現株式会社リクルート)における事業戦略・予算策定、事業開発に従事。フリーコンサルとして独立後、2019年8月株式会社Flow Groupを創業。

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コンサルのシーン別で求められる英語力・TOEICの点数

コンサルにおいてどの程度の英語力やTOEICの点数が必要かについてはシーン別で変わってくる。

本記事では大きく以下のシーンに分けて求められる英語力やTOEICの点数について解説していく。

  1. コンサルファームへの転職時
  2. コンサルファームへの入社後
  3. コンサルファームでの昇進時

    1. コンサルへの転職時に求められる英語力/TOEICの点数

    結論から言うと、どのコンサルファームでも転職時に高い英語力は求められない。

    TOEICの点数で言うと、700点以上あれば問題ないという水準である。

    ただし、筆者もコンサルファームでの面接官経験があるが、TOEICの点数が700点未満であったり、TOEIC未受験という人はノックアウトファクターではないものの、心象は決して良くない。

    戦略コンサルファームで求められる英語力

    戦略コンサルファームの中途面接においてマッキンゼーとベインを除いて英語力を問われるファームはない。

    マッキンゼーとベインにおいても英語面接での最低限の回答ができるかを確かめられる程度である。

    高い英語力が求められない理由としては、戦略コンサルファームではグローバル案件と同様にドメスティック案件も多数手掛けているため、必ずしも英語ができることを転職段階で必須にする必要がないためである。

    ただし、ドメスティック案件でも英語の参考資料に目を通すという行為が必要になるため、英語アレルギーがあるのは問題となってしまう。

    そうした観点から、「TOEICの点数が700点」というのは一つの基準になる。(もちろんそれ以上あるに越したことはない)

    総合コンサルファームで求められる英語力

    総合コンサルファームの中途面接において英語力を問われるファームはない。

    実際、「TOEIC受験歴がない」「TOEICの点数が500点」といった人も多数存在する。

    戦略コンサルファームほどグローバルオフィスとの交流がないこと、また英語が得意な人とそうでない人との業務上の棲み分けができていることから、全員に英語力は求められていない状況である。

    2. コンサルへの入社後に求められる英語力/TOEICの点数

    コンサルへの入社後もより高いポジションへの昇進を目指さなければ高い英語力は必須にはならない。

    海外プロジェクトにNGを出しておき、世界各国からメンバーが集まるグローバル研修でも、恥さえ恐れなければ、乗り越えられないことはない。

    実際、以下のような逸話も決して珍しくはない。

    同僚で英語が苦手の人がいたが、運悪く海外プロジェクトにアサインされても、
    Google翻訳をフル活用しながら気合いと根性で乗り切っていた

    某外資系コンサルファーム社員

    ただし、せっかくコンサルファームに入ったのであれば、英語ができないことの機会損失は計り知れない。

    グローバル案件に関与できれば、異なる商習慣のもと異なる価値観を持つメンバーと仕事をするという経験を手に入れることができ、これは自身の市場価値を上げる上で大きな財産となる。

    英語が全くできずにドメスティック案件のみを経験してきた人でもしっかりとキャリアを築いている人もいるが、どうしても窮屈なキャリアになってしまう。

    個社別によって状況は異なるが、そうしたグローバルのオポチュニティを掴み取る上で、TOEICというのは一つの判断材料になる。

    TOEICの点数は高ければ高いに越したことはないが、グローバルのオポチュニティを掴み取る上では最低でも800点以上を取っておきたい。

    3. コンサルの昇進時に求められる英語力/TOEICの点数

    コンサルにおいてもジュニアポジションであれば英語力がなくても、グローバル案件を避けながら生き抜きことは決して難しくない。

    ただし、マネージャー以上の職位を目指すのであれば英語ができないと大きなハンディキャップになる。

    マネージャー以上になるとグローバル研修の機会も増え、また海外オフィスとの連携機会も増える。

    またさらにプリンシパルやパートナーを目指すとなると高い英語力は必須になる。

    ここまで来るとTOEICの点数云々というレベルの話ではなく、「英語で交渉ができる」「英語で信頼関係を構築できる」という英語力が求められる。

    コンサルで英語力・TOEICの点数を上げた勉強法

    実際に、筆者が外資コンサルへの転職活動~入社後に英語力を上げた勉強方法についてご紹介する。

    1. TOEICの点数を上げた勉強方法

    非ネイティブである筆者は外資コンサルへの転職を決意してからTOEICの点数を600点から850点まで上げることに成功した。

    そんな成功体験から圧倒的におすすめしたいのがリクルートのサービスであるスタディサプリEnglishである。

    study-supplement

    スタディサプリEnglishは、リクルートが展開する英語学習アプリである。

    その英語学習アプリの中には、以下の要素/機能が含まれている。

    • TOEICテスト20回分相当の演習問題&分かりやすい解説
    • 単語クイズなどの復習トレーニング機能
    • 文法やパート別の攻略方法をまとめた人気講師の動画集(約300本)
    • 効率的な学習を促す学習管理機能

    これだけの要素や機能が詰まって、月額2,980円とははっきり言って破格である。(TOEICテストの問題集は1冊で3,000円程度は掛かってくるし、収録されている内容もTOEICテスト2回分程度である)

    TOEIC対策には紙のテキストから、PROGRITやライザップENGLISHなどの英語コーチングなどもあるが、効果・コスパの観点からスタディサプリEnglishの一択である。

    またこうした紙のテキストは持ち運びを考えると非常に不便であるが、スタディサプリEnglishはどんな場所でも隙間時間を使って利用することができる。

    演習問題量だけ見ても圧倒的にスタディサプリEnglishがお得だが、スタディサプリEnglishは上記の通りそれ以外の要素/機能も充実しており、もはや使わない選択肢はない。

    2. コンサル現場で使える英語の勉強方法

    筆者は入社までのTOEICで850点を取ることができたが、コンサル現場で使える英語力という観点ではまだまだ不十分であった。

    そこでコンサル転職後しばらくして、マッキンゼー出身の創業者によって立ち上げられた英会話コーチングスクールであるプログリット(PROGRIT)を利用した。

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    プログリットは、本田圭佑氏や北島康介氏も利用していることで知られる英会話コーチングスクールである。

    米系戦略コンサルファーム・マッキンゼー出身の創業者によって立ち上げられたことでも話題を集めている。

    「理論に裏付けられた効果的なカリキュラム」や「圧倒的なコスパの良さ」に定評があるサービスとなっている。

    特に、無料で受けられる無料カウンセリングがとにかく有意義ということで評判である。

    そのため、プログリットへの入会を迷っている人はまず無料カウンセリングだけでも受けてみることをおすすめしたい。

    • プログリットの魅力や自分に合う合わないを確認できる
    • "無料で"自分の英語力の課題や今後取り組むべきことが分かる
    • 無料カウンセリングを受けても強引な勧誘がない

    あれこれ悩む前にまず無料カウンセリングを受けてみることで、迷っているポイントや不安を払拭することができし、無料なのでもし合わないと思えばそのタイミングで辞めれば金銭的な損失は一切ない。

    まとめ

    コンサルにおける英語力の必要性については以下のである。

    • 転職時:
      転職段階で高い英語力は求められず、TOEICの点数では700点程度あれば問題ない水準
    • 入社後:
      ドメスティック案件も多く英語力がなくても問題ない
      但し英語ができない機会損失は大きく、できればTOEIC800点程度は取っておきたい
    • 昇進時:
      マネージャー以上になると英語力が低いことは大きなハンデになる
      プリンシパル/パートナーになるためには高い英語力が必須

    非ネイティブである筆者は外資系コンサルファームに転職して、キャリアを築いていいくための勉強方法は以下である。

    ぜひ英語力やTOEICの点数を上げて、コンサルにおいて自身の成長を最大化するオポチュニティを掴み取って頂きたい。

    ゼロから始めるおすすめの勉強法については、こちらの記事で詳しく解説されているので、合わせてご確認いただきたい。

    参考:英語初心者必見!ゼロから始めるおすすめの勉強法5選 | 【恵比寿】フライト英会話 あなたに寄り添うパーソナルレッスン

    コンサルへの転職を成功させるためには

    コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

    また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

    そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。

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    コンキャリ運営会社「Flow Group」について
    この度は弊社記事をお読み頂き誠にありがとうございます。 弊社「株式会社Flow Group」は
    コンサルに特化した転職エージェントです。
    • コンサル出身者による手厚い選考支援
    • 大手~ベンチャーまで幅広いコンサル求人紹介
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    コンサルキャリアは株式会社Flow Groupが運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援を行っています。

    会社名 株式会社Flow Group
    会社HP https://consul-career.com/corp/
    所在地 東京都新宿区市谷田町3丁目8 市ヶ谷科学技術イノベーションセンタービル 2F 
    法人番号 5011001129632
    厚生労働省 有料職業紹介事業認可番号 13ーユー315272
    適格請求書事業者登録番号 T5011001129632

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