コーン・フェリーはアメリカロサンゼルスに本社を置く経営コンサルティングファームで、日本法人では組織・人事コンサルティングをメインに行っている。本記事では、そんなコーン・フェリーの年収や難易度、リアルな評判など転職情報を徹底解説していく。
組織・人事コンサルへの転職を検討されている方は、コンサル転職に強みを持つハイクラス転職エージェントであるコトラ(KOTORA)には必ず登録すべきである。詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
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Contents
コーン・フェリーの年収
コーン・フェリーの役職 | 年次(目安) | 年収(目安) |
アナリスト | 1~6年目 | 500~800万円 |
コンサルタント | 5~15年目 | 600~1300万円 |
プリンシパル | 12年目~ | 1100~2000万円 |
クライアント・パートナー | (実力による) | 2000万円~ |
上記はコーン・フェリーの役職別・年次別の目安年収である。コーン・フェリーは他コンサルファームが6程度の役職があるのと異なり、全部で4つの役職となっている。
そのため、コーン・フェリーでは同役職内での年収レンジが大きく、評価次第で年収に大きな差が生じる。同役職内でも、評価次第では上司より部下の方が年収が高いケースも存在するという。
またコーン・フェリーは成果主義での評価になっているため、現役社員曰く評価高い「アナリスト」は「コンサルタント」よりも年収が高い場合も珍しくないとのことである。
役職ごとに見ると、アナリストで500~800万円、コンサルタントで600~1300万円、プリンシパルで1100~2000万円、クライアント・パートナーで2000万円~という水準になっている。いずれも他業界(一部業界除く)では考えられないような高年収水準となっている。
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コーン・フェリーの転職難易度
結論から言うと、コーン・フェリーの転職難易度は非常に高いと言える。
- Forbes主催の「米国のリクルーティング企業ランキング」で2019、2020と連続で1位に輝いている
- グローバルファームのためビジネスレベル以上の英語力が求められる
- 現在経験者採用しか行っていない
コーン・フェリーは上記の通りForbesから2年連続で米国No.1のリクルーティング企業として認められており、企業として高いブランド力を持っている。そのため多くの応募があることに加え、現在は経験者採用しか行っていないため、その分転職難易度が高くなっている。
また、コーン・フェリーでは最低でもTOEIC800点程度の英語力が求められる点も転職難易度が高い要因と言える。
一方で、企業経営が複雑化していく中で、大手企業様の抱える組織・人事領域の経営課題が増え、組織・人事コンサル業界として採用をかなり積極化しているという側面もあるようだ。実際、コンサル転職に強みを持つコトラ(KOTORA)への独自インタビューで以下のようなコメントが挙がっていた。
組織・人事コンサルタントの採用ニーズは空前の大ブームとなっています。企業経営が複雑化していく中で、大手企業様の抱える組織・人事領域の経営課題が増えてきています。さらにそこにコロナによるリモートワークの推進などが重なり、その経営課題への相談が大手コンサルファームに急増している状況です。
その結果として、幅広いサービスラインを持つ総合系コンサルファームの中でも組織・人事コンサルタントの採用ニーズが一番切迫している状況となっています。組織・人事コンサル部門の責任者の方自らがエージェントを行脚して人材獲得の相談をしているという動きも多くなっています。
そんな転職難易度が高いコーン・フェリーへの転職を目指す上では、コンサル転職の支援実績が豊富なエージェントを利用して対策を行うことをおすすめしたい。
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コーン・フェリーのリアルな評判
実際にコーン・フェリーに勤める方々からのリアルな評判をご紹介する。ポジティティブ/ネガティブ両面の評判が上がったが、総合的に見るとポジティな意見が多く、コーン・フェリーの評判は高いと言える。
▼コーン・フェリーのポジティブな評判
- 典型的な外資系の社風で、働く場所や時間に制限がなく自分の仕事のコントロールがしやすい
- 日本を代表する大企業の多くがクライアントであるため、やりがいを感じながら働ける
- 忙しく業務量も多いが、他のファームのように徹夜続きや終電帰りなどは基本的にない
コーン・フェリーは米国No.1企業に選出されるだけあり、日本法人も働きやすい環境として高い評判となっている。外資系コンサルの社風が色濃く浸透しており、成果を出していれば基本的な働き方は自由であり、自分でコントロールができる。
また退社時間への意識も強く、他のファームの様に終電帰りや休日出勤なども基本的には発生しないようだ。さらにコーン・フェリーでは仕事面への評判も高く、メンバーの多くが仕事に対して大きなやりがいを感じているという声が多かった。
▼コーン・フェリーのネガティブな評判
- 実力主義が徹底されており、過程でのパフォーマンスではなく結果が重視されてしまう
- 各人が部署の仕事に集中しすぎるため、チーム間での交流や協力がない
- 自分で休みをコントロールできるが、成果が上がっていないときは周りからの視線が辛く感じる
前述の通り、コーン・フェリーには外資系の良さがある一方で、その反面で外資系文化に対しての一部ネガティブな評判も挙がっていた。例えば、「個人主義が強く、多くの社員が自分の仕事に集中しすぎている」「ドライで他部署との交流が少なく、コミュニケーションが図りづらい」などの意見も出ている。
また、評価が高い人は自由に働ける一方で、評価が低い社員は周りからの視線が冷たく、居心地が悪いと感じてしまう社員も一定数存在しているようだ。
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コーン・フェリーの強み
コーン・フェリーの強みとしては以下の2つが挙げられる。
- 組織・人事マネジメント領域における膨大なデータベース
- 上記データに裏付けされたコンサルティング・方法論
コーン・フェリーは1969年に設立され、現在は50以上の国でコンサルティングを行っている。そのため、コーン・フェリーには調査や研究、コンサルティングを通じて得た様々なデータが蓄積している。
これがグルーバル人事コンサルファームであるコーン・フェリーの強みの一つである。
また、こうしたデータに裏付けされたコンサルティング、および確立された方法論というのがもう一つの強みとして挙げられる。実際、「コンピテンシー」や「ヘイ・ガイドチャート法」「動機診断」などはコーン・フェリーによって生み出された方法論である。
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コーン・フェリーの中途選考
コーン・フェリーの中途選考は、以下のようなフローと特徴がある。
- 書類選考:志望動機・職務経歴・学歴
- 一次面接:自己紹介と志望動機
- 二次面接:ケースインタビュー
- 三次面接:ケースインタビュー
- 最終面接:ケースインタビュー・質疑応答
コーン・フェリーの中途面接では、経験者募集のためコンサルの基礎スキル、ビジネス知識が問われる傾向にある。特にケース面接では、実際のコンサルで必要とされる数理的な推論から論理的思考力が問われることが多く、経験者でも対策が必須と言っても過言ではない。
またコーン・フェリーの人事部門リーダーの柴田氏は、求める人物像として以下のような定義をしているので参考にしていただきたい。
- クライアントと向き合い、日本を代表する企業になるため支援ができる人
- クライアントが社内で解決できなかった課題を解決するプロフェッショナルな人
- 理論的に問題や課題に向き合い、考え抜く力のある人
- クライアントと長期間向き合い、お互いに成長し成熟できる人
- 日本の企業に貢献し、日本社会に革新を起こしたいと思っている人
▼コーン・フェリーの中途面接における実際の質問例
- クライアントと上司が真逆の意見を持っている際どう対応するか
- 困難な課題に直面した際、どのような行動をとるか
- 前職での経験を、コーン・フェリーでどのように活かせるか
コーン・フェリーの中途面接の対策を行う上では、コンサル転職の支援実績が豊富なエージェントを利用することをおすすめしたい。
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コーン・フェリーへの転職でおすすめのエージェント
前述通りコーン・フェリーの転職難易度は非常に高いと言える。また、組織・人事コンサルタントの仕事内容は急速に拡大、複雑化しており、外からみても分かりづらい状況となっている。
そのため組織・人事コンサル業界の動向に明るく、徹底的な選考対策を行ってくれるエージェントを選ぶ必要がある。具体的にはコンサル転職に強みを持つハイクラス転職エージェントであるコトラ(KOTORA)には絶対に登録すべきである。
おすすめ度:★★★★★
金融、IT、コンサル、製造業、経営層を中心としたプロフェッショナル人材の転職支援に強みを持つエージェント。実務経験者がエージェントとして多数所属しており現場の詳細、空気感、ディテールなどを踏まえた支援に定評がある。キャリア転職実績評価の最高峰基準である日経ヒューマンリソースエージェントアワードを5年連続で受賞するという実績も持つ。また、人的資本の課題解決を中心としたSDGs・ESG(ISO30414)のコンサルティングサービス等も展開している。
▼特徴
- Nikkei Human Resources Awardsで5年連続MVPを獲得する圧倒的な実績
- 実務経験者による解像度の高いキャリアアドバイス
- コンサル出身者による質の高い対策
コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
上記の記事はコンサル転職に本気のあなたの役に立つために、コンサルキャリア運営メンバーや多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。