ベインキャピタルに転職!年収・評判・難易度を解説

ベインキャピタルは、ボストンに本社を置く世界的に知名度のあるプライベートエクイティファンドであり、2006年に日本オフィスを開設している。

本記事では、ベインキャピタルの年収や現役社員からの評判、転職難易度を徹底解説していく。

ベインキャピタルへの転職徹底解説

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ベインキャピタルの年収

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上記はPEファンドの職位別・日系/外資系別のベース年収である。

ベインキャピタルは外資系PEファンドであるため、「外資系PEファンド」の年収にあてはまる。

未経験の場合は基本的にアソシエイトでの採用となるため、ベース年収は1000~1500万円となる。

ベース年収だけで見ると、投資銀行はもちろん場合によっては戦略コンサルよりもPEファンドが低くなる。

しかし、PEファンドにはキャリーというボーナスが存在し、これが莫大な金額になる可能性があるのだ。

キャリーの原資は投資対象から得られるキャピタルゲインであり、利益を出すことができれば、数千万円から多い時で億のキャリーが支払われることもあるという。

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ベインキャピタルの評判

実際にベインキャピタルに勤める方々からのリアルな評判をご紹介する。

ポジティブ/ネガティブ両方の評判が上がったが、全体的に見るとポジティブな意見が多く、ベインキャピタルの評判は高いと言える。

▼ベインキャピタルのポジティブな評判

  • ベインキャピタルならではの規模が大きな案件に関与できる
  • 他PEファンドのように上が詰まっていることもなく比較的昇進しやすい
  • リモートワークが導入されれからは、家事と仕事の両立が図れる

    ベインキャピタルは国内でもトップクラスの規模を誇るPEファンドであり、ベインキャピタルならではの規模の大きな案件に関与できるという点にポジティブな評判が多く寄せられていた。

    さらにベインキャピタルは働く環境の整備にも注力しており、日本法人では日々社員が高いモチベーションを持って業務に集中できているという。(他のPEファンドでは働く環境に不満をこぼす社員も多い)

    「上が詰まって中々昇進できない」という声が漏れるPEファンドもある中で、パフォーマンス次第で比較的昇進しやすいという点もベインキャピタルのポジティブな評判に繋がっているようだ。

    また、近年では時代の変化に合わせリモートワークも積極的に導入していることから、家事や育児と仕事を両立し、ワークライフバランスが改善されたとのこと声も挙がっている。

    ▼ベインキャピタルのネガティブな評判

    • キャリーを考慮しないと、仕事量・難易度が年収と合っていない
    • 離職率が高く3年で半分は辞めているイメージがある

      一方で、仕事量や難易度が年収と合っていないといったネガティブな評判も挙がっていた。

      特に大型ディールが走る際は、明らかに激務になる傾向があり、キャリーを考慮しないと「割に合わない」という声も多かった。

      こうした点もあり、ベインキャピタルでは離職率が高いといった面もあるようだ。

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      ベインキャピタルの転職難易度

      結論から言うと、以下の理由よりベインキャピタルの転職難易度は非常に高いと言える。

      • そもそもの採用枠が少ない
      • その少ない枠をTop tierの投資銀行やコンサル出身者がが競い合う
      • スキルテスト対策の難易度が高い(特にコンサル出身者にとって)

        まず最初に上がられるのが、ベインキャピタルは少数精鋭のスタイルを取っており、そもそもの採用枠が少ないことがあげられる。

        そのため競争率が自然と上がることに加え、応募者のレベルも高く、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーなどの投資銀行や、マッキンゼー、ボストンコンサルティングなどのトップファームからの転職希望者が多い。

        また、ベインキャピタルのエグゼクティブバイスプレジデントの矢原氏曰く、ベインキャピタルで求められる役割は限りなく社長業に近いとのことである。

        さらに、スキルテストの難易度が高く、特にコンサル出身者にとっては徹底的な対策が求められることになる点も高い転職難易度に繋がっている。

        一方で、最近はこれまでと比べると採用数を増やしているため、あくまで過去との比較ではあるが若干転職難易度が下がっているという噂も出ている。

        PEファンドのスキルテスト対策を行える転職エージェントは限られているため、ぜひPEファンドへの転職支援実績が豊富なエージェントを利用することをおすすめしたい。

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        ベインキャピタルの激務の実態

        結論から言うと、ベインキャピタルは激務であると言える。

        • ビッグディールも多く、急な仕事が発生することが多い
        • 実力主義の評価制度のため、成果を上げるために追い込まれることがある

          PEファンドである以上、ディールの状態に仕事量が左右されることになるが、その中でもベインキャピタルは規模の大きな案件が多く、必然的に仕事量は多くなる。

          特にビッグディールが走る際は、急な仕事が発生することも多く、どうしても激務にならざるを得ない。

          また前述の通り、ビッグディールが走る際は、明らかに激務になる傾向があり、キャリーを考慮しないと「割に合わない」という声も多く、結果として離職率が高いのが現状である。

          そのため、人材が定着せず常に入れ替わりが激しい状況が続き、その分既存メンバーの負荷が上がる構造になっているようだ。

          また当然ながら社内での競争も激しく、必然的にハードワークが必要になるという側面も多いようだ。

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          ベインキャピタルの出身企業

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          ベインキャピタルはメンバー全員の経歴が公開されている。

          2021年5月31日時点で公開されているメンバーの経歴を集計し、2名以上輩出している企業が上記になる。

          集計の対象とした企業は、ベインキャピタルの前に所属していた企業に限定している。

          上記からも分かる通り、ベインキャピタルはコンサル出身者が多いことが分かる。

          上記に記載されているのはMBBのみだが、他にもA.T.カーニー、ブーズアンドカンパニー、ローランド・ベルガー、アクセンチュアが1名ずつベインキャピタルに輩出している。

          PEファンドはファンドによって金融出身者を多く採用しているファンドもあれば、コンサル出身者を多く採用しているファンドもあるが、ベインキャピタルは金融出身もコンサル出身者も挑戦できるファンドと言える。

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          ベインキャピタルの転職でおすすめのエージェント

          ベインキャピタルを含むPEファンドは非常に人気のキャリアでもあるが、同時に最難関の就職先と言っても過言ではない。

          また、PEファンドに関する転職情報はあまり幅広く公開されておらず、支援実績を持つエージェントも少ない。

          またその選考プロセスも特殊であることから、PEファンドへの転職実績を持つエージェントを選ぶことが非常に重要になる。

          具体的には、M&A業界転職支援数No.1の実績を誇るヤマトヒューマンキャピタルへの登録をおすすめしたい。

          YHC

          おすすめ度:★★★★★

          ヤマトヒューマンキャピタルはM&A業界に特化した転職エージェントで、PEファンドへの転職で重要となる専門的な支援を受けることができる。

          実際、「業界求人カバー率」「未経験者の転職支援実績」がM&A業界においてNo.1となっている。

          PEファンドへの転職を目指すのであれば、まず登録して間違いないエージェントであると言える。

          ※以下は公式サイトより抜粋

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          Aさん
          (コンサル⇒PEファンド)
          ヤマトヒューマンキャピタルの情報網は桁違いだと思います。待遇面の調整を含め、転職に関わるあらゆることを粘り強くサポートしていただけたことにも、本当に感謝しています。

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          Bさん
          (メガバンク⇒PEファンド)
          もともとファンド業界について詳しい知識を持ち合わせていたわけでありませんでした。その中で、いろいろなファンドの情報を教えていただけたことには本当に感謝しています。

          繰り返しになるが、PEファンドへの転職を目指すのであれば、転職エージェント選びがとにかく重要である。

          PEファンドへの転職は狭き門であり、多く人が攻略法を知りたいが故に、様々なエージェント紹介記事が存在している。

          しかし、明らかにおすすめできないような大手総合エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。

          筆者としては、M&A業界転職支援数No.1の実績を誇るヤマトヒューマンキャピタルをおすすめしたい。

          ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。

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