富士通総研はその名の通り富士通グループのシンクタンク企業であり、30年以上の歴史や数々の実績を誇っている。
本記事ではそんな富士通総研の年収から転職難易度、社員からのリアルな評判を徹底解説していく。
富士通総研への転職を検討されている方は、シンクタンクも含むコンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングに必ず登録すべきである。
詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
コンサル転職に本気のあなたの役に立つために、コンサルキャリア運営メンバーや多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
富士通総研の年収
上記は富士通総研の役職・年次別の目安年収である。
富士通総研の年収はジュニアコンサルタントで360~450万円、コンサルタントで450~600万円、シニアコンサルタントで600~800万円、マネージャーで800~1000万円、ディレクターで1000万円~という年収水準になっている。
上記のように富士通総研の年収は、他のシンクタンク企業と比較すると低い水準となっている。
特に若手の年収を見てみると、一般企業とさほど変わらず400万円前後となっている。
その理由として親会社である富士通の給与体系の影響があり、若手の年収が少ないため若いうちから高年収を狙えない環境となっているのだ。
ただ知人曰く、評価によっては若手でも100万円を超えるボーナスをもらえる可能性があるため、モチベーションアップにもつながっているという。
富士通総研は年功序列の文化であるため、ほぼ自動的に35歳前後に800万円の年収を得られる一方で、総合的に見て年収はあまり高くないという点は注意しておく必要がある。
▼おすすめの転職エージェント
富士通総研の評判
実際に富士通総研に勤める方々からの評判をご紹介する。
ポジティブ/ネガティブの両面の評判が挙がったが、まとめると富士通総研の評判は高いものが多いと言える。
▼富士通総研のポジティブな評判
- 親会社が富士通であるため、経営基盤が安定している
- 残業時間が月間45時間未満と、シンクタンク業界では比較的少ない
- 希望する案件に携わることができたり、やりたい案件を自ら引っ張ってこれるなど自由度が高い
富士通総研は富士通を親会社に構えるため経営的な安定感は抜群である。
そのため目先の利益を求めて膨大な業務をこなしたり、深夜残業が続いたりすることはなく、比較的整った労働環境があるという点で高い評判が集まっていた。
また、富士通総研では自分が希望する案件に挑戦しやすく、かつ親会社からの制約が少ないなど、グループ企業としては自由度が高い点もポジティブな評判として挙がっていた。
▼富士通総研のネガティブな評判
- 親会社同様年功序列が色濃く残っており、成果を出しても評価されずらい
- 親会社がIT系列企業のため、案件に偏りが生じやすい
- 上層部にコンサルティング出身者が少なく、いざという時に頼りにならないとかじる
一方で富士通総研では実力があまり評価されないことに対しての低い評判が多かった。
特に富士通総研では年功序列の色が強く、成果を出しても年収がほとんど上がらないことについては、多くの若手が不満を持っているという。
また親会社が富士通であるため、IT関連の案件に偏っていることや、富士通出身でシンクタンクの経験がない上層部が多いため、いざという時に頼れないなどの声も一定数上がっていた。
▼おすすめの転職エージェント
富士通総研の強み・特徴
富士通総研のコンサルティングは、「国や地方自治体などの行政機関が抱える課題解決」と「技術や制度改革などの面から社会および産業基盤の再構築支援」という2つのテーマにアプローチしている。
特に親会社である富士通が持つICTというアセットと、長年培ってきた調査・研究・分析の実績を組み合わせたコンサルティングに強みを持つ。
大手企業の子会社として経営するシンクタンクの多くが親会社からの制約によってサービス内容や提言内容が限定されてしまうという側面を持つ。
一方で、富士通総研の場合は親会社からの制約が少なく、新規案件も手掛けやすいという特徴もある。
富士通総研の親会社の制約が少ないというのはシンクタンクに転職する上では非常に重要なポイントである。
▼おすすめの転職エージェント
富士通総研の転職難易度
富士通総研の転職難易度は業界の中では低いと言える。
- IT関連の案件が多いため、IT出身者であれば選考が有利になる
- 親会社が富士通であり安定しており、知名度があるため人気が高い
- 一方で年収が他のシンクタンク企業に比べ低いため、競合となる応募者が多くない
富士通総研ではIT関連の案件が多いため、前職でITコンサルやシステム開発に関する仕事をしていれば、面接を有利に進めることができる。
富士通としてのブランド力があるため、人気も知名度も高いものの、一方で他のシンクタンクよりも年収が低いという特徴もある。
そのため若いうちから結果を出し、高年収を狙っている野心のある応募者が少なく、他のシンクタンクよりも競争率が低い構造となっている。
そのため、富士通総研の転職難易度は業界の中では低いと言えるのだ。
ただし、そんな富士通総研も他業界の企業と比較すると難易度が高く、徹底した対策を求められることから、コンサル・シンクタンク業界への転職支援実績が豊富なエージェントの利用をおすすめしたい。
▼おすすめの転職エージェント
富士通総研の激務の実態
現役社員や知人の声をもとに調査した結果、富士通総研はシンクタンク業界では比較的激務ではない方と言える。
- 月間平均残業時間が45時間未満と、業界的に少ない方である
- 自由度が高く、成果にこだわる人は遅くまで残るが一方で、プライベートを重視する社員は比較的早い時間に退社している
- 上司の業務の一つに部下の残業時間管理があり、部下の残業を減らすことでインセンティブが生じる
富士通総研は良い意味で親会社の影響が強く、残業時間の管理などは徹底されているため、激務となる可能性は低く比較的プライベートを大切にできる環境である。
特に富士通総研では上司の義務として部下の残業時間の管理があり、部下の残業時間を減らすことでインセンティブが発生する。
そのため多くの上司が部下の残業時間を減らそうと働きかており、会社全体として激務にならないような文化が根付いている。
一方で仕事が好きでさらな没入したいと考えている人は、自ら望んで残業をし成果を追い求めることもできる。
このようにプライベートを優先するのであれば残業をせず、逆に成果を求めたい人は残業をしても良いといった、労働時間に対しての選択権があることからも、富士通総研の労働環境の良さがうかがえる。
▼おすすめの転職エージェント
富士通総研への転職でおすすめのエージェント
前述の通り富士通総研の転職難易度は業界の中では決して高い方ではないものの、他業界の企業と比較すると難易度は高く、徹底した対策が必須となっている。
そのため、コンサル・シンクタンク業界への転職支援実績が豊富なエージェントを選ぶことが最重要である。
嘘のような話だが、富士通総研への転職支援を行っているエージェントでも各職種の具体的な仕事内容を理解していないエージェントは多数存在する。
具体的には、コンサル転職に特化したアクシスコンサルティングには絶対に登録すべきである。
おすすめ度:★★★★★
アクシスコンサルティングはコンサル/ポストコンサル転職に特化したエージェントである。
特化エージェントであるがゆえに転職情報が豊富であり、かつ支援が非常に手厚い。
ここまでの支援実績がありながらコンサル転職に特化しているエージェントというのはアクシスコンサルティング以外存在しない。
コンサル転職を成功したい人には、アクシスコンサルティングを本当におすすめできる。
シンクタンクは求人内容が分かりにくいが、アクシスさんは業界知識が豊富なので
様々な具体例に基づいて納得感のあるアドバイスを受けることができました。
また、口コミ通りとにかく支援が手厚かったのも印象的でした。
業界情報が豊富で「このファームのケース面接ではこうした方がよい」など、
個別具体なアドバイスを頂けました。
他に大手エージェントにも登録していましたが、
アクシスさんは「ここまで違うのか」というレベルの情報の質と量でした。
転職エージェントは沢山存在するが、シンクタンク・コンサル業界に精通していないと特殊で難易度が高いコンサル面接に対する対策を行うことはできない。
嘘のような話だが、シンクタンク・コンサル転職を支援できると掲げながら、まともな対策ができないエージェントも多数存在する。
シンクタンク・コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。
様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
上記の記事はシンクタンク・コンサル転職に本気のあなたの役に立つために、コンサルキャリア運営メンバーや多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。