新卒・中途ともに高い人気を誇るのが、広告代理店大手の博報堂である。
本記事では、そんな博報堂の年収やリアルな評判、激務の実態などの転職情報を徹底解説していく。
博報堂の年収から評判、激務の実態まで転職情報を解説
博報堂への転職を目指すのであれば、国内最大級の転職エージェントであるリクルートエージェントをおすすめしたい。
そのほかに本当におすすめできるエージェントについては以下の記事をご覧いただきたい。
転職で理想のキャリアを築いていくあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
Contents
博報堂の年収
上記は博報堂の年齢別の目安年収である。
博報堂の社員の平均年収は2019年時点では1064万と、広告代理店業界の中でも高い年収を誇る。
平均年齢が43.4歳だが、それでも他社(電通以外)と比較したら倍以上の年収差があり、これには業績の良さと賞与の還元率の高さが関係している。
博報堂は初任給こそ決して高くないが、その後は年々年収が上がっていき30歳では年収1000万円に到達することになる。
30歳を超えると年収の上がり方が緩やかにはなるというのも博報堂の特徴である。
また、50代になると要職に付けなければ40代よりも年収が下がる人も多くなるという特徴もあるので注意が必要である。
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博報堂の中途採用情報
タイミングにもよるが、博報堂の中途採用では以下の4部署に分かれて求人が出ている。
- 営業
- 企画・マーケティング
- 技術
- 財務
博報堂では現在はどの中途求人も募集していないが、突発的に募集が始めるため定期的なチェックが欠かせない。
転職エージェントに登録して、博報堂への転職に興味があることを伝えておけば、募集が始まったタイミングで連絡をもらうことができる。
また、非公開求人を出すこともあるため、必ずハイクラス求人を取り扱うエージェントに登録しておき「見逃してしまった・・・」という事態が起こらないようにして頂きたい。
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博報堂の中途選考フロー/面接
博報堂の中途選考フローは以下のような流れるになる。
- 書類選考
- 適性検査
- 一次面接
- 二次面接
- 最終面接
博報堂の中途面接は通常3回程度であるが、職種や時期にによってばらつきがある。
そのため、博報堂への転職支援実績が豊富なエージェントを利用して情報収集することをおすすめしたい。
また、広告業界独自の奇抜な質問もされることがあるので事前に対策をすることがとても大事である。
下記は、博報堂に転職を成功させた筆者の知人らが実際に受けたで質問である。
▼博報堂の中途面接の実際の質問例
- 電通と博報堂の違いをどう認識しているか?
- 繁忙期は1ヵ月間家に帰れないなど仕事がハードだがそれに耐えられるか?
- エクセルやパワポはどれぐらい使えるか?
- どのような広告が好きか?
- 今日のファッションのこだわりは?
- 大学生に本を読ませるにはどうしたら良いと思うか?
このようにストレス耐性はあるのかという一般的な質問から、準備していないと驚くようなことを聞かれるなど様々である。
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博報堂のリアルな評判
実際に博報堂に勤める方々からのリアルな評判をご紹介する。
ポジティブ/ネガティブ両方の評判が上がったが、全体的に見るとポジティブな意見が非常に多く、博報堂の評判は高いと言える。
▼博報堂のポジティブな評判まとめ
- 個性の強い様々なタイプの人がいるので、仕事をしていて楽しい
- 自由な風土で個人のペースで仕事ができるためとても働きやすい
- 手を挙げれば助けてくれる風通しのよい職場で、会社の悪口を言う人が少ない
現役博報堂社員から評判を聞いて特徴的だったのは、会社を非常に高く評価しているという点である。
特に「仕事が楽しい」「会社が心地良い」というポジティブな評判が多く、博報堂以外の企業ではなかなか見られない特徴といえる。
上記にも繋がるが、会社の悪口を言う人が少ないという点も特徴的である。
▼博報堂のネガティブな評判まとめ
- 深夜残業や飲み会が多いのでハードワークに耐えられない人は難しい
- 長時間働く社風のため、良くも悪くも仕事人間になる必要がある
- 育休・産休制度はあるが、業務量が多いので両立するのは難しい
一方で、博報堂は激務であることは間違いなく、ライフステージの変化に対応しずらいといったネガティブな評判が挙がった。
実際、博報堂では働くことが大好きという人が活躍している状況で、少しバランスを取って働きたいという人からすると「仕事をし辛い」というネガティブな評判が多かった。
博報堂への転職を行う上では、こうした会社のカルチャーに合うかはしっかりと自問自答しておきたい。
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博報堂の激務/残業の実態
結論から言うと、博報堂は激務であると言える。
- クライアントの都合に振り回される仕事なのでどうしても激務になる
- また、みんな仕事に一生懸命という面がある一方で、長時間働く社風となっている
- 一方で、みんな生き生きとハードワークしている
博報堂が行う広告代理店業はクライアントワークのため、クライアントの都合に振り回されて激務になってしまう業界である。
そのため、新人のうちは会社で徹夜することも普通で、月の残業時間が100時間でも驚かないという。
一方で嫌々激務をこなしているというよりも、多くの人が仕事に没頭して楽しみながらハードワークしているようだ。
特に博報堂は「仕事大好き」という人が多く、ワークアズライフになっており自然と激務になっている部分もあるという。
このように博報堂は良くも悪くも「仕事人間」になれる人が向いている会社と言えそうである。
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博報堂の中途難易度
結論から言うと、博報堂の中途難易度は「高い」と言える。
博報堂の中途難易度が高い理由は以下である。
- 電通と比べると中途採用を積極的に行っているとはいえ、まだまだ枠は少ない
- 求める人物像・スキルの基準が高い
中途採用に消極的な電通と比べると博報堂の方が中途採用を積極的に行っているが、それでもまだまだ中途の採用枠が少ないというのが実態である。
そうした限られた枠に、多数の人が応募する構図になるため、必然的に難易度は高くなる。
また、博報堂としても求める人物像・スキルの基準が高いという点も難易度が高くなっている理由の一つである。
難易度が高い博報堂から内定を勝ち取るためには国内最大級の転職エージェントであるリクルートエージェントの利用をお勧めしたい。
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博報堂の企業概要/特徴
博報堂は、電通に次いで業界第二位の広告代理店であり、「リサーチ」「広告宣伝」「データ分析」からなるマーケティング活動が事業の主軸となっている。
2003年にはより幅広くクリエイティブな業務が行えるように「博報堂」+「大広」+「読売広告社」の3社が経営統合をして「博報堂DYホールディングス」を設立している。
仕事に関しては個人の裁量に任せる文化が根付いており、2つの哲学を掲げていることが特徴だ。
- 「生活者発想」は、私たちの発想の原点(=我々生活者の目線で物事を考える)
- 「パートナー主義」は、私たちのビジネスの原点(=クライアントに寄り添った仕事を行う)
何かと比較されることが多い電通と博報堂だが、「電通=体育会系」「博報堂=スタイリッシュ」という雰囲気が大きく異なる点でもある。
電通が目標に対して汗を流して達成するのに対して、博報堂は困難が立ちはだかった際、周囲を巻き込んでどうしたら解消できるのか、淡々と話し合って解決していくスタイルである。
また、博報堂の社員には前述の哲学が浸透しており、プライベートでもよく「生活者は~」と話すという特徴もある。
博報堂への転職でおすすめの転職エージェント
前述の通り、博報堂の中途採用は積極的に行っているわけではなく、かつ難易度が非常に高いことで有名である。
そのため、博報堂への転職支援実績が豊富なエージェントのサポートが不可欠である。
博報堂への転職支援実績が豊富なエージェントに登録しておけば、募集が行われたタイミングで知らせてくれるだけでなく、これまでの転職支援で培ったノウハウを提供してくれる。
逆に、間違ったエージェントに登録してしまうと、対策できるような情報を持っていないことはもちろん、最悪の場合予測でアドバイスをしてくる可能性もある。
具体的には、業界最大手エージェントであるリクルートエージェントに必ず登録すべきである。
おすすめ度:★★★★★
リクルートエージェントは言わずと知れた国内最大の転職エージェントである。
求人数/幅では国内敵なしの状態であり、また担当エージェントの質の高さにも定評がある。
リクルートさんは求人の取扱数からレスの早さまで圧倒的でした。
アドバイスも的確で、転職活動を戦略的に進めることができました。
リクルートさんには業界に知見のある担当者がいるので、適切なアドバイスをもらう事できました。
業界最大手だけあってサポートが手厚いのもありがたいです。
その他にハイキャリア.com運営メンバーの実体験から本当におすすめできる転職エージェントを以下にまとめているため参考にしていただきたい。
転職でキャリアを築くことに本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。
様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできないエージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
上記の記事は転職でキャリアを築くことに本気のあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。