リクルートをやめたい?卒業後の転職先とリクルートマフィアの実態

新卒、中途問わず人気の高いリクルートの卒業生は、「転職市場での市場価値が高い」「卒業後も活躍している」とよく言われている。

本記事ではリクルート出身の複数の方々へのインタビューを行い、リクルートマフィアの実態やリクルートからの転職先の傾向についてご紹介する。

本気でリクルートからの転職を考えている人には、ヘッドハンティング型の転職支援サービスであるビズリーチまたはリクルートダイレクトスカウトは必ず登録すべきである。

リクルートを「やめたい」は2種類ある

リクルートをやめて転職を目指す上で大きく2種類が存在する。

  • リクルートで得た経験を活かせいて違うフィールドに挑戦したい
  • とにかくリクルートの文化が合わないので組織を出たい

リクルートは非常に特殊な文化であり、合う合わないが明確に出る企業である。合う人は「リクルート最高」と言い、合わない人は「リクルートは終わっている」と言うなど、両極端な意見に割れる。

そのため、リクルートをやめたいと言う人はポジティブな理由もネガティブな理由も存在するのだ。

正確な統計を取ったわけではないが、筆者の感覚的にやめたいという人の理由としては、ポジティブ・ネガティブで半々という印象である。

ただし、どちらも同じ「リクルート出身者」として高い市場価値があるのは事実であり、下記にて紹介するような転職先が存在する。

リクルートからの具体的な転職先【独自調査】

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上記はリクルート卒業後の転職先についてコンサルキャリアによる独自調査を行った結果である。筆者のリクルート出身の知人や、リクルートからの転職で多数の支援実績を持つ某エージェントの情報を統合している。

独自調査の結果、リクルート出身の方の転職先は「スタートアップ/ベンチャー」「メガベンチャー」で7割ほどを占める状況である。

以下ではそれぞれの魅力と実態についてご紹介していく。

リクルートからの転職先ごとの魅力と実態

1. スタートアップ/ベンチャー

リクルートからの転職先として最も人気が高いのが「スタートアップ/ベンチャー」である。

リクルートからの転職先として「スタートアップ/ベンチャー」が人気の理由としては以下が挙げられる。

  • 「様々な課題が起きる中で人を巻き込みながらやり切る」というリクルートで培った力を存分に発揮することができる
  • 企業側としてもカオスな職場環境に慣れていて、総合力が高く物事を前に進めてくれるリクルート出身者のニーズが強い

提供できることと、求められていることだけを見れば相性は抜群なのである。

一方で、「スタートアップ/ベンチャー」と一言で言っても本当に多種多様である。資金調達済みで上場を目指しているスタートアップから、中小企業と化したベンチャーまで存在するという点は注意が必要である。

筆者の知人には以下のような失敗例が存在する。

  • 地方のベンチャーに転職したが、周囲のレベルに物足りなさを感じて短期間で離職
  • 急成長中のスタートアップに転職したが、求められるスキル面でギャップがあり徐々に居場所がなくなって離職

もちろんスタートアップ転職後に短期間で要職に就き、今でもバリバリ活躍しているというケースも存在する。

▼スタートアップ/ベンチャーにおすすめの転職サービス

2. メガベンチャー

リクルートと同様にメガベンチャーと呼ばれる、楽天、サイバーエージェント、DeNA、メルカリなども人気の転職先である。メガベンチャー間での人材の流動性が激しく、筆者もリクルート時代の同僚の中で他のメガベンチャーから転職してきたという人は多かった。

仕事のスケールからスピード感、給与水準などの各種条件まで非常に似ているため、転職しやすい環境となっている。

では、なぜリクルートから似たような環境に転職するのだろうか。

リクルートから他のメガベンチャーに転職した人たちは以下のような理由であった。

  • 良い関係と築いていた上司の転職に合わせて、一緒にメガベンチャーに転職した
  • 仕事内容に不満があるわけではないが、刺激が減ってきたので環境を変えたかった
  • 社内で評価されている上司と馬が合わなかった

実際にリクルートからメガベンチャーに転職した人たちの話を聞いていても、実際に転職後に合わなかったというケースは全く聞かない。

▼メガベンチャーにおすすめの転職サービス

3. 起業/独立

「起業家育成機関」とも言われるリクルートだが、最近で言うと起業する人は10%も満たない感覚である。もちろんそれでも他企業に比べたら多いが、離職する人の絶対数に比べると少し物足りない感じもする。

また、10%に満たない起業する人の中には、自分だけや自分と配偶者と言った個人会社も多く、従業員を雇い組織化して事業を成長させているという人はさらに少ない。

そして意外と多いのが、フリーランスとしての独立である。リクルート出身の起業家である富田氏はフリーランスとしてコンサルティングを行いながら、自社事業の立ち上げを行っているようだ。

現在は教育系ポータルサイト「みらいスタディナビ」の運営と、ベンチャー/スタートアップを中心にコンサルティングを行っています。コンサルティングのテーマとしてはインサイドセールスやカスタマーサクセスの改善支援や、新規事業の立ち上げ支援などを行っています。

リクルート出身の起業家・富田氏のキャリアの歩き方

リクルート後に起業/独立という選択肢のポイントは以下である。

  • ストレスフリーにも見えるがリクルート時代と同水準に稼げている人は決して多くない
  • 一方で、リクルートOBのネットワークを大事にしておけば仕事の紹介もあるため、稼げなくなるリスクは相対的に低い

リクルートからフリーランスへの転身を考えている人は、ハイクラスフリーランス人材への案件紹介を行っているフリーコンサルタント.jpに登録してみることをおすすめしたい。

4. 大手事業会社

リクルートでは、業務やマニュアルがきっちり整理されているわけではないため、「決められたことをきっちり行う力」よりも「手探りでとにかくやり切る力」が求められる。

当然ながら求められる力にギャップがある人も存在し、「リクルートでは力を出し切れない」「リクルートは自分に合っていない」と転職する人も多い。

そうした理由で転職する人は、「手探りでとにかくやり切る力」よりも「決められたことをきっちり行う力」がより求められるメーカーなどの大手事業会社に転職している。

力を出し切れなかったとは言えスピード感のある仕事を経験しており、また大企業としての仕事も経験しているリクルート出身者を高く評価する大手事業会社も多い。

筆者の知人でも大手事業会社に転職した人は多いが、いずれもリクルート時代よりも生き生きと仕事をしている。

▼大手事業会社におすすめの転職サービス

5.その他

その他として外資系IT企業への転職やコンサルへの転職が挙げられる。

特に、最近はコンサルへの転職が増えてきている印象である。リクルートからコンサルに転職する魅力としては以下などが挙げられる。

  • リクルートの「物事を前に進める力」に、「企画する力(論点整理~調査/分析、プレゼン)」を加えることができる
  • ポータブルスキルを身に付けてより独立しやすくなる

▼コンサル転職におすすめの転職エージェント

リクルートからの転職でおすすめの転職サービス/エージェント

本記事で紹介したように、リクルート出身者は転職の選択肢が非常に広い。

一方で転職サービス/エージェントは強みを持つ業界や職種というのがあるため、一概にこのサービス/エージェントがおすすめというのは明言しにくい。

以下では、志望先別におすすめのサービス/エージェントを紹介する。

▼スタートアップ/メガベンチャーへの転職

スタートアップ/メガベンチャーを目指すのであれば、IT業界やスタートアップへの転職に強みを持つビズリーチに必ず登録すべきである。

無料登録するだけで企業から直接スカウントが来るため、自分自身の市場価値も簡単に確認できる。

▼大手事業会社への転職

大手事業会社への転職を目指すのであれば、IT業界やスタートアップへの転職に強みを持つリクルートダイレクトスカウトに必ず登録すべきである。

ビズリーチよりも大手事業会社への転職で強みを持っているため、大手事業会社への転職ならリクルートダイレクトスカウトをおすすめしたい。

▼コンサルへの転職

コンサルへの転職を目指すのであれば、コンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングに必ず登録すべきである。

コンサル転職に特化したエージェントで持っている知見や対策の質は圧倒的である。

仮に最適なエージェントを選ぶことができなければ、最適な求人に出会えないことはもちろん、自分自身を安売りしてしまうリスクも存在するため、エージェント選びは慎重に行っていただきたい。

リクルートからの転職に本気であれば間違いなく本記事が役に立つと確信している。

様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできないエージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない10社も紹介していたりと悲惨な状況である。

本記事はリクルートからの転職に本気のあなたの役に立つために、コンサルキャリア運営メンバーの実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。

ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。

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