新卒・中途問わず非常に人気の高いコンサル業界だが、中には半年でコンサルを辞めることを決断する人もいる。
本記事では現役コンサルの筆者が、コンサルを半年で辞めることのメリット・デメリットと合わせて、辞める前に絶対に確認しておいてほしいことを解説していく。
コンサルを半年で辞めるという選択肢
コンサルを半年で辞めることを考えている人は、ポストコンサル転職に圧倒的な強みを持つアクシスコンサルティングにまず登録すべきである。
詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
ポストコンサル転職で理想のキャリアを築いていくあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
また、「総合コンサルファームの歩き方」というnoteにはコンサルファームでのキャリアの作り方についてリアルに書かれているため、ぜひ辞める前に確認の意味も込めてご一読することをおすすめしたい。
「総合コンサルファーム」というタイトルではあるが、戦略・総合問わず活用できる内容となっている。
Contents
コンサルを半年で辞める原因
筆者が出会ってきたコンサルを半年で辞める人たちの原因をまとめると、大きく以下の3つが考えられる。
- コンサルの仕事が合わなかった
- 希望する仕事につけなかった
- コンサルの仕事についていけなかった
すべての人がコンサルワークを楽しめるわけではないが、自分にコンサルの仕事が合っているかどうかというのは、実際に働いてみないと分からない部分が多い。
実際にコンサルで働いてみて、「コンサルを楽しめない」と感じで半年で辞めるパターンである。
次がコンサルの仕事は好きだが、希望するテーマに関与できなかったというパターンである。
特に総合コンサルファームで多いが、サービスラインが多岐に渡るため、希望しないテーマのプロジェクトにアサインされることも多々あり、そのプロジェクトが長期となると、早々に見切りを付けて半年で辞める人もいる。
最後が、コンサルの仕事がハード、かつ周囲のレベルも高くついていけないと感じてしまうことが原因のパターンである。
コンサルは仕事の特性上どうしてもハードワークや継続的な努力を求められる環境であるため、ハードワークや努力を好んでできるタイプでないと、ついていけないと感じて半年で辞める人もいる。
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コンサルを半年で辞めるメリット・デメリット
コンサルを半年で辞めるという選択肢を検討している人は、ぜひ一度その選択肢のメリットとデメリットを理解しておいていただきたい。
メリット
コンサルを半年で辞めることのメリットとしては以下になる。
- できるだけ早く辞めることでネクストキャリアの選択肢が多くなる
- 合わない仕事に向き合い心身共に健康を害するリスクを軽減できる
一般的に転職市場というのは年齢が上がれば上がるほど転職先の選択肢は狭まり、また転職難易度も上がっていく構造になっている。
そのため、変に1-2年コンサルにいるよりも思い切って半年で辞めてしまった方が転職先の選択肢が多いという可能性が高い。
また、コンサルは肉体的にも精神的にもハードな仕事であるため、合わない・ついていけないと感じながら頑張り続けてしまうと、結果として心身の健康を害してしまうというリスクもある。
心身の健康を害してしまうと、転職活動を行う場合の足枷になってしまうが、半年で辞めることでこうしたリスクを軽減することができるのだ。
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デメリット
一方、コンサルを半年で辞めることのデメリットとしては以下になる。
- コンサルスキルが身につかない
- "半年で辞めた"というタグがつく
論点を明確にした上で、タスクに分解していき、仮説思考を駆使しながら調査・分析、示唆出しを行った上で、最終的にドキュメンテーション・プレゼンテーションしていく、というコンサルスキルというのは、転職市場において非常に高い評価をされる。
実際、コンサル出身者というのは様々な企業から引く手数多の状態であるが、コンサルを半年で辞めてしまうとコンサルスキルが十分に身につかず、市場価値を大幅に上げるチャンスを逃してしまうということになる。
また、転職候補先企業の中には"半年で辞めた"ということがネガティブに映ることもある。
もちろんすべての企業がネガティブに評価するわけではないため過度な心配は不要だが、"半年で辞めた"というタグがついてしまうというリスクは理解しておく必要がある。
コンサルを半年で辞めたあとの選択肢
ここでは、筆者が実際に知っているコンサルを半年で辞めた方々の実例についてご紹介する。
Aさんの事例
Aさんは新卒で総合コンサルファームに入社したが、希望しているテーマにアサインしてもらうことができず、またアサイン先が1年以上の長期プロジェクトであった。
半年間はどうにか目の前の仕事に向き合っていたものの、やはり自分が学びたいテーマとかけ離れていたギャップが解消できず、半年で辞めることを決意した。
Aさんはその後別の総合コンサルファームに転職するのだが、その際はなんと前職から年収+100万円で転職していた。
半年と言えどもコンサルを経験して、基礎的なお作法を学んでいるため、他ファームからすると年収を多少上げても採用したいという動機が働いたようだ。
Bさんの事例
Bさんは第二新卒で戦略コンサルファームに入社したが、求められる水準の高さや周囲のレベルの高さに圧倒され、ついてけないと感じていた。
半年間は必死にくらいついていたものの、徐々に頭痛などの体調不良が増えてきて限界を感じたという。
Bさんはその後大手事業会社に転職するが、転職活動にあたっては「戦略コンサルファームに入社できたポテンシャルの高さ」が高く評価されて、"半年で辞めた"という点はネガティブに評価されることはなく複数社から内定をもらった。
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コンサルを半年で辞める前に確認してほしいこと
コンサルを半年で辞める原因として、「仕事が合わなかった」「希望する仕事につけなかった」「仕事についていけなかった」など様々なものがあるとご紹介した。
一方で、こうした原因は程度の違いこそあれど、どんな企業に転職したとしても一定のリスクは孕んでいる。
そのため、筆者としては「自身の行動でこうした原因を解消できないか」という点は今一度確認していただきたいと考えている。
とくにコンサルファームの大きな魅力の一つが「能動的にキャリアを形成できる」という点であるため、多かれ少なかれ個人でできることが他業界の企業よりも多い。
コンサルファームでのキャリアの作り方については、「総合コンサルファームの歩き方」というnoteにリアルな実体験が綴られており、大変参考になるため、ぜひ辞める前に確認の意味も込めてご一読することをおすすめしたい。
「総合コンサルファーム」というタイトルではあるが、戦略・総合問わず活用できる内容となっているため、全てのコンサルタントにおすすめできる。
コンサルを半年で辞める人におすすめのエージェント
コンサルと一言で言っても、所属ファームや経験してきたプロジェクトが異なれば、個々人によって専門性もスキルセットも大きく変わってくる。
こうした特殊な苦労も含めて、コンサルタントという職業に対する理解がエージェントにないと、適切な求人を紹介してもらうことはできない。
嘘のような話だが、コンサル業界やコンサルタントに対してろくに知識もない人がエージェントをやっていたりする。
そのため、コンサル業界知識やポストコンサル転職の支援実績が豊富なエージェントを選ぶ必要がある。
具体的には、ポストコンサル転職に圧倒的な強みを持つアクシスコンサルティングには必ず登録すべきである。
おすすめ度:★★★★★
アクシスコンサルティングは特化エージェントであるがゆえに転職情報が豊富であり、かつ支援が非常に手厚い。
ここまでの支援実績がありながらコンサル/ポストコンサル転職に特化しているエージェントというのはアクシスコンサルティング以外存在しない。
ポストコンサル転職を成功したい人には、筆者の実体験からもアクシスコンサルティングを本当におすすめできる。
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アクシスさんだからこそポストコンサル転職のトレンドなどについて教えてもらうことができました。
こうした情報を知ってるか知らないかで転職活動が大きく変わってくるのでアクシスさんの大きな魅力です。
嘘のような話だが、転職エージェントの中にはコンサルでどのようなスキルや専門性が身に付くかを理解せずに転職支援をしている人が多数存在する
その他に筆者やハイキャリア.com運営メンバーの実体験から本当におすすめできるエージェントを以下の記事にて紹介しているので、ぜひ参考にしていただきたい。
筆者の2度のポストコンサル転職の経験を凝縮しているため、間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。
様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手総合エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
そもそもポストコンサル転職の経験がない人が書いている記事も散見される。
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ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。