近年のフリーランスエンジニアというキャリアの人気が益々拡大している。その人気を支えているのが、レバテックフリーランスなどのフリーランスエンジニアエージェントである。
本記事では、幅広い案件を取り扱う総合型フリーランスエンジニアエージェントであるレバテックフリーランスの評判や特徴を解説していく。
Contents
レバテックフリーランスとは
レバテックフリーランスは、メガベンチャーであるレバレジーズの子会社・レバテック株式会社が運営するフリーランスエンジニアエージェントである。
累計契約社数5,000社以上と豊富な案件種類を取り扱うエージェントである。また、リサーチ会社の調査によるとフリーランスエンジニアの登録者数、業界認知度がNo.1となっており、登録しておいて間違いないエージェントと言える。
▼特徴
- 累計契約社数5,000社以上、常時提案可能案件数4,000件を豊富な取扱案件
- フリーランスエンジニアの登録者数、業界認知度No.1の実績
レバテックフリーランスの評判
以下にてレバテックフリーランスのリアルな評判をご紹介する。良い評判・悪い評判の両方をご紹介するので、ぜひ参考にしていただきたい。
良い評判
まずレバテックフリーランスの良い評判についてご紹介する。
とにかく担当エージェントの質が高いです。面談から話が通じましたし、案件参画後も気の利いたサポートがありがたかったです。
継続的に案件に参画してクライアントにも評価してもらえているという感覚があったので、担当エージェントにお願いして単価アップ交渉をしてもらいました。結果として、本当に月単価10万円(年収ベース120万円)アップしてもらいました。
レバテックフリーランスの強みでもありますが、やはり人材の質が高いのでフリーランスエンジニアとしてもストレスなく働けるという点に良い評判が目立ちました。
特にエンジニア領域は経験がない質の低いエージェントが担当者になると、話が通じないことが多くストレスが増えるため、その点にレバテックフリーランスに良い評判が集まるのは納得である。
案件の種類やクライアントが豊富なので、お願いすると複数の選択肢を提示してくれます。レバテックフリーランスさんに登録しておけば問題ないという風にも思います。
レバテックフリーランスの案件の豊富さにも良い評判が目立った。実際にリサーチ会社の調査によるとレバテックフリーランスは業界認知度No.1となっており、その結果にふさわしい保有案件となっているようだ。
悪い評判
一方でレバテックフリーランスには悪い評判も存在する。
エンジニア経験が少なかったり名のある企業出身でないと案件を全く紹介してもらえません。
レバテックフリーランスは高単価案件が多く大手企業案件なども豊富である一方で、みんながみんな案件を紹介してもらえるわけではないという点で悪い評判があがっていた。
エンジニア経験や職歴に自身がない方は、ポテパンフリーランスやMidworksを利用することをおすすめしたい。
案件の種類ははたしかに豊富ですが、低稼働やリモート案件が少ないイメージです。
意外とレバテックフリーランスの悪い評判として目立ったのが、低稼働やリモート案件が少ないという点である。
レバテックフリーランスでも低稼働やリモート案件がないことはないが、全体に占める割合は決して多くないと言える。
レバテックフリーランスの評価
コンサルキャリアには数年来フリーランスとして活動するメンバーがおり、複数のエージェントから仕事の紹介を受けてきた。
そうした経験から「案件単価」「案件種類」「担当者の質」という3つの軸でレバテックフリーランスを評価すると以下のイメージである。
フリーランスエンジニアとして独立するならまず登録しておきたいサービス
レバテックフリーランスは幅広い案件を取り扱う総合型フリーランスエンジニアエージェントである。
担当エージェントの質が高いという評判が多数あがっていることに加えて、大手企業からスタートアップまで幅広く網羅しており、案件種類が豊富な点にも定評がある。
実際にリサーチ会社の調査によると「登録者数No.1」、「業界認知度No.1」となっており、登録してまず間違いないエージェントと言える。
レバテックフリーランスと他エージェントとの比較
上記は、コンサルキャリア運営メンバーや知人たちの経験を基に作成したフリーランスエンジニアエージェントの比較表である。
フリーランスエンジニアエージェントと一言で言っても得意とする領域が各社で大きく異る。
高稼働案件に強みを持つエージェントもいれば、逆に低稼働案件に強みを持つエージェントもいる。また、フリーランス初級者向けの案件を多数保有するエージェントもいれば、上級者向けの案件に強みを持つエージェントもいる。
その中でレバテックフリーランスは、かなりバランスよく案件と取り扱うエージェントと言える。実際に現役フリーエンジニアの中には「総合型エージェント」と呼んでいる人も多い。
業界内で圧倒的なプレゼンス、知名度を誇るサービスであるため、まず登録して間違いないエージェントと言える。
レバテックフリーランスの強み
レバテックフリーランスの強みは以下の3つである。
大手からスタートアップまで幅広い顧客網
上記はレバテックフリーランスの顧客例であり、大手企業からスタートアップまで幅広い顧客網を有している。
これは、レバテックグループとして幅広いネットワークや強い営業力を持っているからこそ実現できていると言える。
「幅広い顧客網がある=フリーランスエンジニアとして様々な選択肢の中から案件を選べる」ということで大きな魅力の一つと言える。
豊富な支援実績
リサーチ会社の調査によると、レバテックフリーランスはフリーランスエンジニアの登録数が業界No.1となっている。
こうした実績の中で、「これからフリーランスとして独立しようとしている」人や「現在フリーランスとして活動している」人まで、様々な人たちの支援実績があるという。
そのため、これまでの経験やスキルに関係なく、質の高いキャリアアドバイスや案件紹介、サポートを行ってくれる。
充実した福利厚生パッケージ
フリーランスエンジニアのデメリットの1つとして、これまで企業で受けていたような福利厚生がなくなるという点があげられる。
しかしレバテックフリーランスで案件を紹介してもらい続ける限り、様々な手厚い福利厚生サービスを受けることができる。
▼福利厚生一例
フリーランスエンジニアとして中長期的に活動していく上では、こうした福利厚生を提供してくれるというのは大きな魅力になる。
レバテックフリーランスのマージン・手数料は?
レバテックフリーランスのマージン・手数料は公開されていない。
そもそもフリーランスエンジニアエージェントとしてはマージン・手数料を知られることを良しとしていない。一部競争力のあるマージン・手数料のエージェントのみ、公開していることもあるが、基本的に手数料やマージンが公開されることはない。
そのため、クライアントには支払っている金額を、エンジニアには受け取っている金額をあまり言わないようにという無言の圧がある。(両者の差分がマージン・手数料のため)
とは言え、複数のエージェントから案件紹介を受けていると、「A社とB社から同じ案件(もしくは同じような案件)を紹介されたが単価が違うな」ということがある。
これが複数エージェントに登録することをおすすめする理由でもあるが、マージン・手数料の絶対値は分からなくても、何となくの高低は分かる。
レバテックフリーランスについては肌感ではあるものの、マージン・手数料は平均的な水準と言えそうである。
独立するなら絶対にやるべきこと
一言でフリーランスエンジニアエージェントと言っても、各社で強みを持つ領域も異なれば対象となるユーザーも異なる。
そのため各エージェントの特徴を理解した上で、それぞれの良いところ取りをできるように、絶対にやるべきことは少なくとも2-3社のエージェントに登録しておくことである。
- ミドル層を中心に幅広い案件を検討したい人:テックビズフリーランス、レバテックフリーランス
- 低稼働・副業案件を検討したい人:ITプロパートナーズ
- フリーランス初級者向けの案件を検討したい人:ポテパンフリーランス、Midworks
実際に、筆者の知人で安定的に稼ぎ続けている人は必ず2-3社のエージェントに登録している。逆に1社にしか登録してない知人の多くが、自分の望むタイミングで案件を紹介してもらえない人も存在する。