ウルシステムズは国内の有名企業をクライアントに抱える実績豊富なITコンサルティング会社である。本記事では、そんなウルシステムズの年収やリアルな評判、激務の実態を徹底解説していく。
コンサルへの転職を目指すのであれば、コンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングに必ず登録すべきである。詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
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Contents
ウルシステムズの年収
ウルシステムズの役職 | 年次(目安) | 年収(目安) |
メンバー | 1~5年目 | 400~600万円 |
チームリーダー | 5~9年目 | 600~800万円 |
プロジェクト責任者 | 8~15年目 | 800~1000万円 |
スーパーバイザー | 実力による | 1000~1500万円 |
ディレクター | 実力による | 1500万円~ |
上記はウルシステムズの役職・年次別の目安年収である。ウルシステムズではプロジェクト責任者またはスーパーバイザーで年収1000万円を超えることになり、目安としては30代後半~40代となる。
ウルシステムズの年収水準は他業界を含み一般的には高い水準であるものの、コンサル業界の中で見ると少し物足りない水準となっている。一方で、外資系コンサルファームのように昇格基準が厳しく、パフォーマンスによって年収が大きくブレることも少ないため、安定して年収を上げることができる環境となっている。
仮に、業界未経験でウルシステムズに転職する場合は「メンバー」または「チームリーダー」の役職になる。そのため、年収は400~600万円程度になる。(未経験でチームリーダーの年収上限である800万円になることはほとんどない)
現役社員曰く、「『チームリーダー』で入社して、順調に評価を勝ち取ることができれば3~5年で「プロジェクト責任者」に昇進して年収1000万円を目指せる」とのことである。
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ウルシステムズのリアルな評判
実際にウルシステムズに勤める方々からのリアルな評判をご紹介する。ポジティブ/ネガティブ両面の評判が上がったが、全体的に見るとポジティブな意見が多く、ウルシステムズの評判は高いと言える。
▼ウルシステムズのポジティブな評判
- フラットで風通しが良く、年次による不自由がないため自分の成果がそのまま評価に反映される
- クライアントファーストの社風が徹底されており、お客様の真のニーズに向き合うことができる
- 大手企業のクライアントがメインで、その中でもリピーターが多いなど市場からの信頼が厚い
ウルシステムズは社員同士がフラットであり、年功序列のような文化が存在しないという。そのため、若いうちでも高いパフォーマンスを出せばしっかりと年収に反映されたり、上位者にも意見ができる風通しの良い職場であるという点にポジティブな評判が多かった。
またウルシステムズはまだベンチャー文化があり、社員ひとりひとりが自分のアイディアを形にするフィールドが整っているという評判も挙がっている。多くのことにチャレンジしつつ、クライアントのために課題解決に臨める環境が整っているようだ。
▼ウルシステムズのネガティブな評判
- 社員数が少ないため、取り組みたい案件があっても人数不足で諦めざるを得ないことがある
- 10万を超える支出は全て社長決裁が必要など、ワンマンなトップダウンの節がある
- チームワークと言う概念がなく、各々が自分の成果にコミットしようているため、優秀な個人事業主グループの様になっている
ウルシステムズは少数精鋭で長所を生み出している一方で、逆にネガティブな評判があるのも事実である。実際、引き受けたい案件がある際、人数不足で断らざるを得ない点や、少ない社員で目標にコミットしなければならないという側面があるようだ。
その結果として、自分の仕事に追われ他のメンバーとの交流が少ない傾向があるという。さらに規模が決して大きくないため、決裁の際には社長の判断が必要な場合が多く、現場に決裁権がないことにも不満を感じている人も一定数いるようだ。
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ウルシステムズの激務の実態
結論から言うと、ウルシステムズはそこまで激務ではなく、業界的に見ると激務度は平均よりやや下あたりと言える。
- 月間残業時間が36時間程度のため、ある程度プライベートの確保ができる
- 家の事情や子供のお迎えのなどには寛容で、勤務時間をずらしたりすることも可能
- 一方で客先常駐がほとんどのため、現場によってはワークライフバランスがたもてないこともある
ウルシステムズは業界的に見ても残業時間がそこまで多くなく、平日の業務後であってもある程度のプライベートは確保できるため、激務ではないと言える。実際、以下が外資系コンサルファームの激務度(残業時間)ランキングだが、36時間というのはかなり少ないことが分かる。
上記ランキングは主要コンサルファームの月間残業時間に基づいて作成している。(出典:openwork)
RB:ローランド・ベルガー、ADL:アーサー・D・リトル、Mck:マッキンゼー、DI:ドリームインキュベータ、CDI:コーポレイトディレクション、BCG:ボストンコンサルティング、ATK:A.T. カーニー、DTC:デロイト、Bain:ベイン、AC:アクセンチュア、AB:アビーム
特にウルシステムズは社員を大切にする文化が強いため、小さなお子さんがいる社員などは特に優遇され、仕事と家庭の両立を保ちやすい環境となっている。一方で、クライアント先常駐でのプロジェクトが多く、クライアントの働き方や文化によっては残業が増えて激務になることもあるという点は注意が必要である。
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ウルシステムズの転職難易度
ITコンサルファームの中で比較すると、ウルシステムズの転職難易度は中間程度と言える。
- 一般の求人広告にも多数掲載があり、積極的に採用活動をしている
- 大手のITコンサルファームと比較して、応募資格が厳しくない
- 基本的にシステム開発の経験が必須とされる
前述の通りウルシステムズは少数精鋭だが現在は人員拡大のフェーズを迎えている。そのため、必要条件も他のファームと比べるとそこまで高いとは言えず、その分転職難易度も下がっている状況である。
ただしITコンサルタントの募集がほとんどであり、最低でもシステム開発の実務経験が必須とされる点は、営業経験しかない人材を採用しているコンサルファームよりも難易度は高いと言える。
とは言えウルシステムズの転職難易度は業界的に中間程度と言っても、一般水準からすると決して簡単に転職できるわけではないため、ぜひコンサル転職に強みを持つエージェントを利用して転職活動を行うことをおすすめしたい。
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ウルシステムズの中途面接
ウルシステムズの中途面接は、以下のようなフローと特徴がある。
- 書類選考
- 一次面接(部門長クラス):一般面接
- 二次面接(部門長クラス・役員クラス):一般面接
- 最終面接(社長):一般面接
ウルシステムズの書類選考では、社風と応募者の価値観の一致や今後のキャリアビジョンなど、企業と人の相性を判断する傾向にある。その後の一次面接では、転職理由や志望理由などオーソドックスなものに加え、スキルやウルシステムズ入社後にどのように活躍ができるかを深堀される。
その後のフローとしては、そのまま最終面接へ行き社長と面接をするか、二次面接へ進み一次面接の内容をさらに深堀される2パターンに分かれる。また代表取締役社長の漆原氏は、求める人物像として以下のような項目を掲げているので参考にしてほしい。
- 企業理念・カルチャーにフィットする人材
- これからの成長ができるポテンシャルを秘めている人材
- 挑戦的で自走し常に新しいことに向かっていく人材
合わせてウルシステムズで面接を担当するビジネスユニット長の林氏曰く、中途中途では以下の質問は必ずするとのことであるので回答を準備することをおすすめしたい。
▼ウルシステムズの中途面接で必ずされる質問
- 前職でどのような経験やスキルを培ったか
- 自身のスキルにさらに上乗せして、今後新しいスキルをインプットできるか
- リーダーの経験やプロジェクトマネジメント経験があるか
ウルシステムズの中途面接の対策を行う上では、コンサル転職の支援実績が豊富なエージェントを利用することをおすすめしたい。
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ウルシステムズへの転職でおすすめのエージェント
ウルシステムズの転職難易度は業界的に中間程度と言っても、一般水準からすると決して簡単に転職できるわけではない。そのため、ぜひコンサル転職に強みを持つエージェントを利用して転職活動を行うことをおすすめしたい。
実際に、どのエージェントを選ぶかで選考突破の確率は大きく変わってくる。具体的には、コンサル転職に特化したアクシスコンサルティングには絶対に登録すべきである。
おすすめ度:★★★★★
アクシスコンサルティングはコンサル特化エージェントであるがゆえに転職情報が豊富であり、かつ支援が非常に手厚い。ここまでの支援実績がありながらコンサル転職に特化しているエージェントというのはアクシスコンサルティング以外存在しない。コンサル転職を成功したい人には、アクシスコンサルティングを本当におすすめできる。
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また書類面でも細かい点まで確認してもらえてアクシスさんに「受からせてもらった」という感覚です。
業界情報が豊富で「このファームのケース面接ではこうした方がよい」など、個別具体なアドバイスを頂けました。
他に大手エージェントにも登録していましたが、アクシスさんは「ここまで違うのか」というレベルの情報の質と量でした。
コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
上記の記事はコンサル転職に本気のあなたの役に立つために、コンサルキャリア運営メンバーや多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。