三井不動産は三菱地所と並ぶ大手の総合不動産デベロッパーであり、新卒・中途問わず高い人気を誇る。
本記事では、そんな三井不動産の年収から中途採用難易度、リアルな評判や激務の実態について徹底解説していく。
三井不動産の年収などの転職情報を徹底解説
三井不動産への転職を目指すのであれば、国内最大級の転職エージェントであるリクルートエージェントをおすすめしたい。
そのほかに本当におすすめできるエージェントについては以下の記事をご覧いただきたい。
転職で理想のキャリアを築いていくあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
Contents
三井不動産の年収
上記は三井不動産の役職/年齢別の年収である。
三井不動産の年収は基本的に年功序列で上がっていくため、堅実に勤務していても30歳前後で年収が1000万円台になるなど、業界内でみても好待遇な給料水準だ。
また、残業代はもちろん全額支給され、転職組だからといった差が出ないのも特徴である。
日本の平均の生涯賃金は「1億8000万円」程度で、三井不動産の平均生涯賃金は推定「5億2500万円」程度と生涯平均賃金の2.8倍も稼ぐことができる。
この給与水準に性別差はほとんどなく、女性でもバリバリ働き稼ぐことができる環境である。
30歳前後で年収が1000万円台に乗ると、その後は急激に年収が上がることはなく、堅実に少しずつ年収UPしていくというのが三井不動産の年収の特徴である。
三井不動産の年収は高い?競合比較
前述の通り、高年収の三井不動産だが他大手デベロッパーと比較しても、かなりの高年収であることが分かる。
大手デベロッパーの中では三井不動産と三菱地所が頭一つ抜け出しており、3位の東急不動産とは100万円以上の差が、最も低い住友不動産とは倍近い年収差が開いている。
上記のように三井不動産は競合比較でも圧倒的な高年収であり、年収面から見てかなり魅力的な転職先と言えるのだ。
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三井不動産の中途求人
上記の通り、現在三井不動産では中途採用を行っていないため、求人は出ていない状況である。
三井不動産は通年中途採用を行わず、退職者が出た際に行う欠員募集が中心となっており、積極的に中途採用を行う風土ではない。
そのため、三井不動産への転職を目指すのであれば、常にどの求人が出ているのかチェックしておく必要がある。
リクルートエージェントなどの転職エージェントに登録しておけば、求人が出たタイミングで知らせてもらうこともできるため、ぜひ登録しておくことをおすすめしたい。
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三井不動産への中途採用難易度・倍率
結論から言うと、三井不動産の中途採用難易度は非常に高いと言える。
中途採用難易度が非常に高い理由は以下の3つである。
- 高年収でホワイトという圧倒的な高待遇で、転職市場でも非常に人気が高い
- 一方で、中途採用は「欠員募集」しか行っておらず採用数が限定的
- また、総合職としての採用であるため、どの部門へ配属されても対応可能な能力がある人しか採用されない
前述の通り、三井不動産は国内トップクラスの高待遇企業で、とにかく人気が高い。
その上で採用数が限定的であるため、三井不動産への転職は非常に狭き門なのだ。
また、企画/事業/運営/営業どの部門へ配属されても対応可能な能力があると判断された者だけが転職組で採用されるということも、中途採用難易度を上げている要因である。
その結果、三井不動産に勤める知人曰く、中途採用倍率は10倍を超えているという。
中途採用難易度が高い三井不動産への転職を目指すのであれば、リクルートエージェントなどの転職支援実績が豊富なエージェントを利用して、徹底した対策を行うことをおすすめしたい。
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三井不動産の中途面接
三井不動産の中途面接は以下のような流れで進んでいく。
- 応募
- 書類選考
- Webテスト(SPI)
- 一次面接
- 二次面接
- 最終面接(1回につき約1時間が面接時間)
しかし、三井不動産の中途採用ではSPIの基準点が高いことに加えて、面接では深い質問をされることで知られている。
三井不動産の中途面接では、過去の行動からなぜその行為をしたのか掘り下げ質問される「コンピテンシー面接」を行われるため、知識レベル以外でもしっかりと受け答えの準備を行う必要がある。
実際に三井不動産への転職経験のある筆者の知人曰く、質問例としては以下のようなことが聞かれたという。
▼三井不動産の中途面接における質問例
- 一番仕事上で困難だったことは何か?
- 困難を解消するためにどういった行動をとったのか?
- なぜその行動をとったのか?
こうした面接において、矛盾した行動理由を伝えてしまうのはNGである。
また、前職でなんらかの共通した経験を保有していることが決して有利であるわけではなく、損害保険や航空会社などの異業種からの中途採用社員が多いのが特徴だ。
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三井不動産の激務の実態
結論から言うと、三井不動産は激務とは対極にあると言える。
月々の平均残業時間は3-40時間以内に平均抑えられており、転職しても激務には陥りにくい環境である。
三井不動産の勤務時間は9:00~17:30であるため、平均すると19時ごろには毎日退社できることになる。
営業職などの場合は休日に客先に呼び出されることもあるが、気軽に振替休日を取得できる環境であるようだ。
一方で、「自社愛が強い」社員も複数いるためプライベートでも付き合いを求められる機会があり、若手は休日にプライベートの時間をしっかりとることが難しい時期もある可能性がある。
体育会系の社員も多く、部門を超えて行う飲み会も多々あるという。
古くからの社内ルールが根強く残っているため、時には振り回されることもあるが、三井不動産グループの手厚い福利厚生を受けることができる。
三井不動産のリアルな評判
実際に三井不動産に勤める方々からのリアルな評判をご紹介する。
ポジティブ/ネガティブ両方の評判が上がったが、全体的に見るとポジティブな意見が非常に多く、三井不動産の評判は高いと言える。
▼三井不動産のポジティブな評判まとめ
- 圧倒的な資本力を持ち企業として安定している
- 国内屈指の高待遇
- 三井不動産が持つ大きなアセットを使って色々なことができる
三井不動産のポジティブな評判として多くの人から挙がったのは、やはり安定性と高待遇であった。
高い安定性と国内屈指の高待遇を持つ三井不動産に対して不満を持つ社員も少なく、その結果として離職率が低いため、社員同士の関係性も深いという。
また、三井不動産は古くから魅力的な土地を持っており、こうしたアセットを使って他の企業にはできない色々なことに挑戦できるという点もポジティブな評判として目立った。
▼三井不動産のネガティブな評判まとめ
- 年功序列のため、スキルもやる気もない人多い
- プロパー中心の風土で中途は馴染みにくい雰囲気がある
- 体育会系の社員が多く、無駄な飲み会がとにかく多い
一方で、古くから魅力的な土地を持っている"だけ"で企業として収益を上げられてしまうため、社内には切磋琢磨するような雰囲気もなく、スキルもやる気もない人が溢れかえっているというネガティブな評判も挙がっていた。
三井不動産内では「仕事よりもゴルフの話をしている時間のほうが長い」と揶揄する人もいた。
三井不動産では圧倒的な安定や高待遇を手に入れる代わりに、刺激や切磋琢磨できる環境は求めることができない可能性がある点はネガティブな評判として認識しておく必要がある。
三井不動産への転職でおすすめのエージェント
前述の通り、三井不動産の中途採用は退職者が出た際に行う欠員募集が中心となっている。
一方で、処遇や働きやすさという面において日本トップクラスの企業であることから、必然的に競争率が高くなる。
また、中途採用数が少ないが故に選考の突破方法やノウハウといった情報が出回りにくいという特徴もある。
そのため、三井不動産などのハイクラス転職において支援実績が豊富なエージェントのサポートが不可欠である。
またエージェントに登録しておけば、欠員募集が行われたタイミングで知らせてくれる。
具体的には、業界最大手エージェントであるリクルートエージェントに必ず登録すべきである。
おすすめ度:★★★★★
リクルートエージェントは言わずと知れた国内最大の転職エージェントである。
求人数/幅では国内敵なしの状態であり、また担当エージェントの質の高さにも定評がある。
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未経験の業界で不安でしたが、リクルートさんには業界に知見のある担当者がいるので、
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業界最大手だけあってサポートが手厚いのもありがたいです。
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様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできないエージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
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ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。
不動産業界に転職するメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく解説されているので合わせてご確認いただきたい。
参考:不動産業界に転職するメリット・デメリット|不動産専門の求人・転職情報-不動産キャリア
不動産業界に転職する際は不動産業界専門の転職エージェントを利用するというのも有用な選択肢になる。
少しでも興味がある人は以下の記事を参考にしていただきたい。
参考:不動産業界に強い転職エージェントおすすめ21選!各サービスのメリット・デメリットと転職成功のコツを徹底解説!