コンサルと言えば外資コンサルを思い浮かべる人が多いかもしれないが、近年では外資コンサル出身者が立ち上げたファームを筆頭に、日系コンサルの人気が挙がってきている。
本記事では、そんな日系コンサルのメリットやデメリット、ホワイトの実態や年収ランキングについて徹底解説する。
日系コンサルを徹底解説
コンサルへの転職を検討している人は、コンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングに登録すべきである。
詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
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Contents
日系コンサルの種類と特徴
上記は日系コンサルの種類と主要企業一覧である。
さらに細かい分類や別の軸で分類することも可能であるが、コンサル業界内の知人で話しても違和感のない分類として語られることが多く、上記分類で理解しておいて問題ないと言える。
経営/戦略系の日系コンサルの特徴
経営/戦略系の日系コンサルは、ドリームインキュベータやコーポレイトディレクション、経営共創基盤、YCPなどが該当する。
外資系の戦略/総合ファームの競合であり、求められる品質やスキルセットも同水準である。
そのため、所属しているのは超優秀層であり、ハードワークが求められるカテゴリでもある。
総合/IT系の日系コンサルの特徴
総合/IT系の日系コンサルは、ベイカレント、アビーム、シグマクシス、クニエなどが該当する。
外資系総合ファームが手掛ける業務・IT領域で競合することが多いという特徴がある。
総研系の日系コンサルの特徴
総研系の日系コンサルは、NRIやMRI、DRI、MURCなどが該当する。
NRIについてはBCGやデロイト、アクセンチュアなどと競合すると言われているが、他のシンクタンクについては外資系コンサルファームと競合することはほとんどなく、棲み分けが行われている。
中堅・中小系の日系コンサルの特徴
中堅・中小系の日系コンサルは、船井総研や山田コンサルティンググループ、リブ・コンサルティングなどが該当する。
外資系コンサルファームや他の日系コンサルとは異なり、中小・中堅企業をクライアントとしたコンサルティングであり、幅広い領域での支援を行う"総合格闘技型"のコンサルティングになっている。
そのため、外資系コンサルファームや他の日系コンサルとは身につく経験やスキルも異なる。
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日系コンサルのメリット
日系コンサルのメリットとしては、以下の3点が挙げられる。
- ホワイト企業が多い
- 人をじっくり育てる文化がある
- 年功序列が多く、自動的に年収が上がる
ホワイト企業が多い
経営/戦略系に該当する企業を除き、日系コンサルはホワイト企業が多い傾向がある。
仕事に興味があるが、コンサル=激務という印象で足踏みしてしまっている人でも日系コンサルであれば挑戦しやすい。
例えば、アビームコンサルティングでは働き方改革が進んでおり、他ファームと比較して圧倒的に残業が少なくホワイトな環境だと言える。(下記グラフの一番したのABがアビームコンサルティング)
上記ランキングは主要コンサルファームの月間残業時間に基づいて作成している。(出典:openwork)
RB:ローランド・ベルガー、ADL:アーサー・D・リトル、Mck:マッキンゼー、DI:ドリームインキュベータ、CDI:コーポレイトディレクション、BCG:ボストンコンサルティング、ATK:A.T. カーニー、DTC:デロイト、Bain:ベイン、AC:アクセンチュア、AB:アビーム
人をじっくり育てる文化がある
外資系コンサルももちろん人を育てる文化はあるが、早期に高い負荷を掛けて急速な成長を期待されている。
一方、日系コンサルの場合は外資系コンサルよりも長い時間軸で人を育てる前提があるため、過度な負荷を掛けずにじっくりと育てる文化があるのだ。
仕事に興味があるが、仕事についていけるか心配という人でも日系コンサルであれば挑戦しやすい。
年功序列が多く、自動的に年収が上がる
外資系コンサルの場合、昇進および昇給は完全評価連動であるため、どれだけ長く勤めていようとも年収が全く上がらないという人も存在する。
一方、日系コンサルの多くが年功序列色が強い昇進・昇給制度になっているため、よほどパフォーマンスが低くない限り年収が自動で上がっていくことになる。
そのため、ライフプランも立てやすいというメリットも存在するのだ。
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日系コンサルのデメリット
一方で、日系コンサルには以下のようなデメリットも存在する。
- 年収が外資系コンサルよりも劣る
- 転職市場での価値が外資系コンサルよりも劣る
年収が外資系コンサルよりも劣る
コンサル=高給のイメージがあるかもしれないが、そのイメージを強く牽引しているのが外資系コンサルである。
もちろん日系コンサルも一般水準からすると高給であることは間違いないが、それでも外資系コンサルと比較すると年収は見劣りする。
それも職位を上げれば上げるほど外資系コンサルと日系コンサルの年収差は広がっていく構造になっている。
転職市場での価値が外資系コンサルよりも劣る
ポストコンサルキャリアを考えた時に、日系コンサルの市場価値は明確に外資系コンサルよりも劣るという点は認識しておく必要がある。
例えば、募集要項にて「外資系コンサル出身者」と記載されている求人も多い。
もちろん外資系/日系問わず仕事における経験や実績が重要であることは言わずもがなではあるが、転職においては「職歴」というのは非常に重要な要素である。
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日系コンサル年収ランキング
上記は主要日系コンサルについて、openworkにおける平均年収をランキングにしたものである。
あくまでopenworkにおける回答者平均であるため、正式に開示されている平均年収ではないものの、大きく外れた平均年収にはなっていないため、ぜひ参考にしていただきたい。
主要日系コンサルの中では、経営共創基盤とドリームインキュベータの2社が平均年収で1000万円を超えている。
日系コンサルにおける年収の傾向としては、やはり「経営/戦略系」に該当する企業が高く、一方で「中堅・中小系」に該当する企業が低くなっている。
「経営/戦略系」についてグローバル総合ファームであるアクセンチュアやBIG4コンサルファームと同水準の年収となっているが、外資系戦略ファームと比べると2~3割程度低い年収水準となっている。
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日系コンサルへの転職でおすすめのエージェント
本記事で紹介した通り、一言で日系コンサルと言っても種類や特徴が大きく異る。
また、同じ日系コンサルファームでも幅広いサービスラインを持っており、サービス内容は多岐に渡る。
コンサル業界自体が変化が早いということもあり、実際問題日系コンサルの実態ついて正確に把握していないエージェントも存在する。
そのため、"絶対に"コンサル転職に知見と実績を兼ね備えたエージェントを選ぶ必要がある。
具体的には、コンサル転職に特化したアクシスコンサルティングには絶対に登録すべきである。
おすすめ度:★★★★★
アクシスコンサルティングはコンサル特化エージェントであるがゆえに転職情報が豊富であり、かつ支援が非常に手厚い。
ここまでの支援実績がありながらコンサル転職に特化しているエージェントというのはアクシスコンサルティング以外存在しない。
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また書類面でも細かい点まで確認してもらえてアクシスさんに「受からせてもらった」という感覚です。
業界情報が豊富で「このファームのケース面接ではこうした方がよい」など、個別具体なアドバイスを頂けました。
他に大手エージェントにも登録していましたが、アクシスさんは「ここまで違うのか」というレベルの情報の質と量でした。
コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。
様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
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ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。