アクセンチュアとはどんな会社?強み、仕事内容、職種を徹底解剖

急成長中のコンサル業界を牽引するのが、新卒・中途問わず高い人気を誇るアクセンチュアである。

本記事ではそんなアクセンチュアの全貌を徹底的に解説していく。

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  • コンサル業界特化で、ビヘイビア面接 ・ケース面接対策に強い
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横山 諒平
監修者

Flow Group代表取締役/コンサルタント

株式会社Flow Group代表取締役。慶應義塾大学経済学部卒業。
大学卒業後はデロイト トーマツ コンサルティング合同会社に入社し、製造業のクライアントを中心に中期経営戦略の策定やM&A実行支援、新規事業立案・立ち上げ支援に従事。
その後、株式会社リクルートライフスタイル(現株式会社リクルート)における事業戦略・予算策定、事業開発に従事。フリーコンサルとして独立後、2019年8月株式会社Flow Groupを創業。

コンサルマン
執筆者

コンサルマン

コンサルキャリア編集部。コンサルキャリアおよびコンサルマンは株式会社Flow Groupが運営しています。Twitterフォロワー1.9万人

本記事を作成するにあたっては、実際に現役アクセンチュア社員複数人にインタビューを行っているためぜひ参考にして頂きたい。

本記事でわかること
  • アクセンチュアの強み・特徴
  • アクセンチュアの歴史
  • アクセンチュアで働く魅力

アクセンチュアへの転職を目指す上では、おすすめのコンサル転職エージェントおよび、アクセンチュア転職大全も参考にして頂きたい。

アクセンチュアとは

アクセンチュアは、世界では約73.8万人(2023年時点)の従業員数を誇る世界最大のコンサルティングファームである。

アイルランドのダブリンに登記上の本拠を置き、世界50か国200都市以上で様々な分野・産業に対し戦略、業務、ITなどのあらゆるコンサルティングを提供している。

アクセンチュアは総合系コンサルティングファームであるが、システムの設計、開発、運用等を手がけるITサービス企業でもあり、近年はアウトソーシングにも注力している。

会社名 アクセンチュア株式会社
英語表記 Accenture Japan Ltd
従業員数(国内) 約19,000人(2022年12月1日時点)
本社所在地(国内) 東京都港区赤坂

アクセンチュアの歴史

アクセンチュアは、1950年代初頭にアメリカ合衆国のトップ監査法人だったアーサー・アンダーセンのビジネス&テクノロジーコンサルティング部門に由来を持ち、1989年に分社化されたアンダーセン・コンサルティング(Andersen Consulting)が前身となる。

かつてBIG5と呼ばれていた会計事務所を出自としたファームは、アーサー・アンダーセンが監査とコンサルティングを提供していたエンロンの会計粉飾に関与した事件をきっかけに、会計事務所によるコンサルティング業務の提供に規制が設けられ、それに伴う再編が行われた。

分社化に際し、アーサー・アンダーセンは会計監査業務を、アンダーセン・コンサルティングはコンサルティング業務を担当するという業態棲み分けが行われた。

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アンダーセン・コンサルティングは、2001年に"accent”と“future”(accent on future)の造語であるアクセンチュア(Accenture)に社名変更し、現在のアクセンチュアが誕生した。

2013年にデジタル コンサルティング本部を設立し、デジタル活用の施策立案から実装、運用に至るまで、一貫したサービスを強化している。

戦略コンサルティング、テクノロジー、アウトソーシングで支援するコンサルティング企業から、デジタル テクノロジーを中核とした各種サービスを提供する総合コンサルティングフェームへと事業を拡大させていく。

2019年には、Sweet氏が同社初の女性CEOとして就任した。

ダイバーシティ(多様性)を推進するアクセンチュアは、女性や海外からの人材を積極採用を実施し、2014年と比較して女性社員が5.4倍に増加したことで、かつて男性中心の体育会気質だったカルチャーから変容を遂げている。

ナショナルアジェンダに取り組む同社は、2017年に「福島イノベーションセンター」設立し、福島県会津若松市を拠点としたスマートシティー化やデジタル人材の育成・輩出など「地方創生」にも注力している。

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。

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アクセンチュアの特徴・強み

ここでは、アクセンチュアの特徴・強みについて解説していく。

競争力を高める組織体制

アクセンチュアは、特定領域に特化せず"トータルでクライアントを支える総合コンサルティングフォーム"であり、上流から下流まで一気通貫でサポートできる点に強みがある。

現代のビジネス課題は、単一のソリューションで解決できることはほぼなく、その大半が掛け合わせによるところが多い。

その点において、グローバルにあらゆる知見を保持した社員を抱えるアクセンチュアには、幅広いソリューションとスペシャリストの掛け合わせにより、クライアントのいかなる課題に対してアクセスすることができる。

アクセンチュアは、答えが見えない時代だからこそ真のバリューを発揮できる検索エンジンのような存在であり、その所以を裏付けるグローバル規模にソリューションを保持していることこそが最大の価値といえる。

DX戦略の立案から現場に寄り添った導入までを一気通貫で提案できる点は、様々な領域の専門家がいるアクセンチュアの強みだと思います。

現役アクセンチュア社員

テクノロジー・IT導入の速さ・開発力

戦略から実装まで一連の工程をアクセンチュアでカバーできる点にIT導入の速さと開発力に強みを持つ。

実際、他ファームからアクセンチュアへ入社した社員の声より、「クイックレスポンス、DX支援を求めているクライアント対応に関して、アクセンチュアは一人勝ち。」と述べるほど、アクセンチュアが持つケイパビリティを実感していた。

>>コンサル出身者が語る、アクセンチュアへの転職や仕事内容

また、アクセンチュアは、パートナーや第三者機関、調査会社による評価でリーダー企業、イノベーターとして評価され、IT・テクノロジー領域で実績を築き上げていることが伺い知れる。

>>アクセンチュアの受賞実績

クライアントから「一週間後くらいに事例を持ってきてほしい」という要望に対して、社内のナレッジをグローバルの事例も活用し、翌日~2日後に事例を提示し、見積もりまで提示できるスピード感はアクセンチュアならではの強みだと思います。

現役アクセンチュア社員

グローバルナレッジを活用したソリューションの豊富さ

全世界に73万人規模の社員を抱えているアクセンチュアは、社内に過去のプロジェクト事例やナレッジが豊富に蓄積されており、全社員がシームレスにアクセスすることができる。

その仕組を支えるのが、アクセンチュア独自の「ナレッジエクスチェンジ」と呼ばれるデータベースにある。

日本では導入例のない最新技術を用いた事例やノウハウを活用することができ、世界中の案件担当者に、チャットやメールで気軽に技術的な相談をすることもできる。

小売業界における案件のプロジェクトに従事する中で、日本におけるベストプラクティスの知見はまだまだ浅いですが、社内に蓄積されている海外の最新トレンドや先行事例は大変参考になります。

現役アクセンチュア社員

キャリアパス・トレーニング制度

アクセンチュアには、社員1人にピープルリードと呼ばれるキャリアカウンセラーがつき、キャリア構築のサポートを行っている。

社内には非常に幅広い仕事とキャリアチャンスがあり、各社員が独自のキャリアをカスタマイズしていくうえで、ピープルリードの存在が欠かせない。

また、アクセンチュアは徹底して人にレバレッジをかけており、成果を出そうと前向きに努力しているメンバーに対しては、惜しみなく投資をする社風にある。

次世代をリードする人材を育成するために、莫大なリソースを投入しており、社内には24,000 コース以上の豊富なオンライントレーニング・プログラムで実践的スキルを磨くことができるほか、海外トレーニング、公式・非公式の勉強会も多数実施されている。

自分でピープルリードを選ぶことも可能なので、肌の合うピープルリードと今後のキャリアを相談することが出来ます。転職組で会社の全容が掴みにくい中、気軽に相談できる環境は非常に有難いです。

現役アクセンチュア社員

個人の尊重

アクセンチュアには、"Think Straight, Talk Straight"と呼ばれるコアバリューが存在し、立場や上下関係によらず全員がとことん考え抜き、自分の意見を率直に発言することが歓迎されている。

年功序列や上意下達の組織風土がなく、新入社員から役職レベルまでが同じ社員として、一人の声を重んじるカルチャーが特徴がある。

オープンでフラットな企業文化のもと、アクセンチュアでは多彩なバックグラウンドを持つ社員が、それぞれの専門性や強みを生かして活躍している。

上下関係に関わらず、思ったことをストレートに発言することを大切にしているため、たとえ相手が上司でも、自分の意見を伝えやすい社風です。

現役アクセンチュア社員

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また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

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アクセンチュアの社員数

アクセンチュアはクライアントのDXを全面的に支援していくために、2014年から社員数を約3倍に増やしている

直近でも社員を急増させており、多くの転職者を採用している傾向は引き続き健在のようである。

アクセンチュア従業員推移
出所:「2桁あった退職率が半減」アクセンチュアが"体力勝負&男性中心"を改めた結果(PRESIDENT Online)

実際、コンサルマンのTwitterアカウントでもアクセンチュアの社員数の急増についてはTweetしており、反響があった。

その結果、大量採用による社員の質の低下により、"アクセンチュアは誰でも入れる"とまで言われており、その結果やばい・やめとけと言われることも多い。

確かに、中途採用枠の社員はポテンシャルを評価されて入社する傾向にあるためコンサルとしての素養は未成熟の段階にある。

そのため、中途入社比率の高いアクセンチュアでは、全体的に見て"コンサルとしての質低下"が囁かれているように思われる。

アクセンチュア社員の声

たしかに「誰でも入れる」という評判も耳にしますが、実際自分が面接官をやっていて、普通に高学歴の方や有名企業出身の方でもお見送りしています。たしかに採用ハードルは下がってはいるものの、さすがに「誰でも入れる」は言い過ぎだと思います。

現役アクセンチュア社員A氏

中途で入社される方は、様々なバックグラウンドを持っており、コンサルに求められる素養が未成熟であることは事実です。ポテンシャルを評価されて入社された方でも、コンサルとしての基礎素養のキャッチアップを怠るとかなり厳しい戦いを強いられていると感じます。

現役アクセンチュア社員B氏

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アクセンチュアの組織・職種

次にアクセンチュアの組織・職種について解説していく。

アクセンチュアの職種は、下記に示す5つの組織(サービス領域)のうち、専門とするインダストリー(業界)※1別に区分けがされている。

アクセンチュア_組織体制
現役社員へのインタビューをもとにコンサルキャリア編集部作成

※1.インダストリーは、下記の通り。

  • CMT(Communication Media Technology:通信・メディア・ハイテク)
  • PRD(プロダクト・製造・流通)
  • FS(金融サービス)
  • RES(リソース:素材・エネルギー)
  • H&PS(公共サービス、医療関係)

Strategy

組織としては、StrategyとConsultingが合わさったStrategy&Consultingという組織名ではあるが、StrategyとConsultingでファンクションが異なるため、2つに分けて解説したい。

アクセンチュアにおけるStrategyは、上流部分の戦略策定フェーズを担うことになり、マッキンゼー、BCG、ベインなどの戦略コンサルに該当するポジションで、求められるパフォーマンスの難易度は非常に高い。

現在アクセンチュアでは、Strategyの新卒採用を募集しておらず、経験者もしくは、社内でキャリアを積んだのちに就くことができる、非常にハードルが高いポジションと言える。

Consulting

アクセンチュアにおけるStrategy&Consultingのもう一つのファンクションがConsultingである。

Strategyで立てられた上流の戦略をもとに、より具体化した戦略立案や実行部分をクライアントと伴走しながらサポートしていく役割を担う。

Strategyに比べ、クライアントと密に連携を取る場面が多いという特徴がある。

Song

Songは「デジタル変革の先導者」として、クライアントのデジタルマーケティングやユーザーエクスペリエンスに対してアプローチする組織である。

広告代理店の色合いが強い組織だが、ロンドンのデザイン会社Fjord買収の背景からデザイン領域にも力を入れている。

広告代理店出身者や、デジタルマーケティングの知見を持った人だけでなく、デザイナーなどクリエイティブ職の採用も進んでいる。

Technology

アクセンチュアにおけるTechnology組織は、StrategyやConsulting部門が構築した戦略のうち、システム開発の実装を担う組織であり、エンジニアが多数在籍する。

具体的には、クラウドへの迅速な移行や、テクノロジー・プラットフォームの価値最大化、アプライド・インテリジェンス※1によるデータの有効活用、セキュリティ対応などを担う。

エコシステム・パートナーとの連携により、クライアントのイノベーションを加速・拡大することミッションになる。

※1.アクセンチュアが保有する「ロードマップ」のこと。

Operations

アクセンチュアにおけるOperrations組織は、クライアントの業務課題に対して、BPO※1やアウトソーシング※2という手法でアプローチする組織。

アクセンチュアにおける最大の価値は、デジタルの力を駆使することでビジネス環境の変化に対して適応力を高める包括的なサービスを展開している点にある。

これまでアクセンチュアが世界中でBPOサービスを提供する過程で培った「SynOps」と呼ばれる独自のアセットを活用して、人と機械の協働を実現し、クライアントの安定的かつ継続定なビジネス成長に貢献している。
※1.自社の業務プロセスをまとまった単位で外部委託すること
※2.自社業務の一部を切り出して外部委託すること

Industry X

アクセンチュアにはIndustry Xという組織が存在する。

この組織は製造業をはじめとする様々な業界のデジタル変革を推進し、デジタル技術やデータを駆使した新製品・サービス開発や製造・物流オペレーションの支援を担う。

まざまな産業分野において、エンジニアリングや研究開発、工場・プラントオペレーションのデジタル化をはじめとし、ハードウェアからソフトウェア製品への移行の迅速化や、業務の安全性、持続可能性、生産性の向上など、大規模で幅広いサービスをEnd to Endで提供している。

コンサルへの転職を成功させるためには

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アクセンチュアの職種別の仕事内容

次にアクセンチュアにおける職種別の仕事内容について解説していく。

上記で言及したように、アクセンチュアには非常に多くの職種が存在しているため、今回は馴染みがあり、かつ代表的な職種に限定している。

戦略コンサルタント

アクセンチュアにおける戦略コンサルタントは、主に上流部分の戦略策定フェーズを担うことになり、ビジネスコンサルタントよりインダストリー所属の概念が弱い。

CxOクラスのエグゼクティブ層向けに、戦略策定に関わるテーマを扱うため、高い職業倫理と責任感が必要になり、プロジェクトを推進していくうえで卓越したコミュニケーション能力が求められる。

ただし、クライアントの重要課題や重大な戦略的取り組みを支援するためには、深い業界知識と専門性を身に着けておく必要があるため、ある程度のインダストリーに特化した戦略コンサルタントとしてキャリアを積むケースが多い。

    ビジネスコンサルタント

    アクセンチュアにおけるビジネスコンサルタントは、戦略コンサルタントが企てた上流部分の戦略をもとに、より具体化した戦略立案や実行部分をクライアントと伴走しながらサポートしていく。

    戦略立案だけでなく、PMO、アウトソーシング、オペレーションなどファンクションの幅が広いため、インダストリー所属の概念が強い。

    戦略コンサルタントとビジネスコンサルタントは、いわゆる「経営」コンサルの仕事がメインであり、ジェネラリスト的側面が強いため、スキルセットに大きな違いはない。

    IT/テクノロジー案件のプロジェクトが多いアクセンチュアでは、"Sler寄りのITコンサルタント"と評されることもある。

    デジタルコンサルタント

    アクセンチュアにおけるデジタルコンサルタントは、ITの専門性が求められ、システム導入から運用保守の案件に携わることが多い。

    システム導入の要件定義フェーズでは、ビジネスコンサルタントとタッグを組み、システム開発に必要とされる機能要件など密に連携を取りながら、実装までを手掛ける。

    ITソリューションに強みを持つアクセンチュアでは、デジタルコンサルタントが活躍する幅も広く、クラウド、インダストリーX(製造業のデジタル化)、ビッグデータ、ロボティクス、など様々な先端デジタルテクノロジーの知見を保持した専門家が存在する。

    ソリューション・エンジニア

    アクセンチュアにおけるソリューション・エンジニアは、高いIT開発専門性を武器にビジネスグランドデザインやIT戦略をシステム仕様へと落とし込み、スピーディーに高品質なシステムを構築する職種。

    システム開発に関する専門知識を持ち、クライアントの課題解決への提案活動、システム開発から運用のアフターフォローまで幅広く担当する。

    求められるスキルとして、システム開発、パッケージアプリケーション導入、最適な技術基盤の設計などのいづれかの専門知識・経験があることがベースとなる。

    アクセンチュアの動向

    ここでは直近の特徴的なアクセンチュアの動向をご紹介する。

    クライアントとの協業

    近年、アクセンチュアとクライアント企業は「コンサルサービス提供者」「コンサルサービス享受者」という関係ではなく、業務提携やJV設立といった、協業関係を築いている。

    例えば、アクセンチュアと東芝で共同コンサルティングサービスの提供や、ファーストリテイリングやKDDI、味の素、住友化学、資生堂、塩野義製薬といった名だたる大企業のクライアントとともにJV設立を行っている。

    地方拠点の開設・中小企業開拓

    アクセンチュアは大企業との協業と強める一方で、相次いで地方拠点を開発し、これまで大手コンサルファームがターゲットとしてこなかった中小企業までサービスの提供を開始した。

    アクセンチュアは2023年5月から群馬県前橋市、宮城県仙台市、愛知県名古屋市に順次新拠点を開設し、その他既存の福岡市の拠点も拡充するとのことで、物理的にも面を取りに行ってる状況である。

    週休3日制の導入

    また、アクセンチュア社内に目を向けると激務というイメージの強いコンサルティング業界の中で「週休3日制」を取り入れるという先進的な取り組みも目立つ。

    週休3日制を利用しているのは、1万9000人の社員のうち現状は100人とのことであるが、アクセンチュアの特徴的な動きとして注目を集めている。

    大卒要件の撤廃

    アクセンチュアをはじめレイオフのニュースが賑わっているが採用自体を緩めることなく、アメリカではすでに採用条件から「大卒」という要件を外し、採用プールを拡大させているとのことである。

    これまで高学歴の人材しかアクセンチュアの門を叩くことができなかった中で、大きな変化と言える。

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    現役社員が教えるアクセンチュア魅力

    実際にアクセンチュアで働く現役社員に、アクセンチュアの魅力を伺った内容をご紹介する。

    • ITの知見が身につく
    • 充実した教育制度
    • グローバルナレッジの活用

    ITの知見が身につく

    やはり、IT分野はアクセンチュアが他ファームに劣らず、誇れる強みのようだ。

    経営コンサルとして自社でキャリアを歩んできた人も、ITの知見やデジタルスキルは高いレベルにあり、DX人材としても活躍の幅が広がっている。

    普段は経営コンサルとしてプロジェクトに従事していますが、SIよりのタスクを担う場面もあります。データ分析業務の中で、実際にコードを書くこともあり、経営コンサルのポジションにいながらにして、デジタルスキルの知見も身につけられる点は非常に良い経験だと思います。

    現役アクセンチュア社員B氏

    充実した教育制度

    自ら積極的に知識を吸収していきたいと思う人には、アクセンチュアは充実した教育制度が整備されており、絶好の環境といえる。

    書籍やセミナーで学ぶ内容は、広く一般に受け入れられるよう平準化したものが多いが、アクセンチュアで学ぶ教育コンテンツは、実務で実践できる内容が多く、社員からも好評のようだ。

    アクセンチュアが提供する2万を超える教育コンテンツが配備されている他、外部知見者を招いた勉強会なども頻繁に行われています。会社が奨励する資格取得にはバウチャーが発行され、数万規模の試験も無料で受けられます。

    現役アクセンチュア社員B氏

    グローバルナレッジの活用

    アクセンチュアは世界各国に社員を抱えており、社内ポータルサイトでは、グローバルナレッジや最先端のテクノロジーのトレンドが頻繁にシェアされている。

    Retail案件のプロジェクトに従事する中で、日本におけるベストプラクティスの知見はまだまだ浅いですが、社内に蓄積されている海外の最新トレンドや先行事例をキャッチアップできる点は、自社ならではのメリットだと感じています。

    現役アクセンチュア社員A氏

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    この度は弊社記事をお読み頂き誠にありがとうございます。 弊社「株式会社Flow Group」は
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    コンサルキャリアは株式会社Flow Groupが運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援を行っています。

    会社名 株式会社Flow Group
    会社HP https://consul-career.com/corp/
    所在地 東京都新宿区市谷田町3丁目8 市ヶ谷科学技術イノベーションセンタービル 2F 
    法人番号 5011001129632
    厚生労働省 有料職業紹介事業認可番号 13ーユー315272
    適格請求書事業者登録番号 T5011001129632

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