中小企業やベンチャー企業をターゲットに、独自のポジションを築いているのがリブ・コンサルティングである。
本記事では現役・元リブ・コンサルティング社員へのインタビューを踏まえてリアルな評判を徹底解説していく。
良い評判から「やばい」という評判まで忖度なく解説しているためぜひ参考にして頂きたい。
本記事を作成するにあたっては、実際に現役リブ・コンサルティング社員複数人にインタビューを行っている。
- リブ・コンサルティングがやばいと言われる理由
- やばいと言われる理由の真相
- 現役・元リブ・コンサルティング社員によるリアルな評判
リブ・コンサルティングを含むコンサルへの転職を目指す上では、おすすめのコンサル転職エージェントおよびリブ・コンサルティング転職大全の記事を参考にして頂きたい。
Contents
リブ・コンサルティングがやばいと言われる理由
リブ・コンサルティングはやばいと言われることが多く、実際に「リブ・コンサルティング やばい」の月間検索ボリュームも調べると1,000回も検索されている。
リブ・コンサルティングがやばいと言われる理由について、現役リブ・コンサルティング社員複数人にインタビューを行った内容を踏まえて、徹底的に解説していく。
リブ・コンサルティングがやばいと言われる主な理由は以下の通りである。
- 激務すぎる
- 「できる人」と「できない人」の差が激しい
- 離職率が高い
現役リブ・コンサルティング社員の実体験に基づくリアルな実態を解説しているためぜひ参考にしていただきたい。
リブ・コンサルティングは激務すぎてやばい?
リブ・コンサルティングの特徴として、クライアントが大手の上場企業だけではなく、中小・ベンチャー企業にも積極的にコンサルサービスを提供している。
その点は、他の大手コンサルティングファームとは一線を画した戦略であり、リブ・コンサルティングの差別化要因となっている。
一方で、中小・ベンチャー企業に注力することによる弊害もある。
それは、中小・ベンチャー企業は大手の企業と比べて資金力に乏しいため、各案件の契約金額(コンサルフィー)が比較的、低いことである。
そのため、リブ・コンサルティングの社員は、課せられた売上目標を達成するために、多くの中小・ベンチャー企業へ営業しなければいけない。
結果、多くのクライアント・プロジェクトを抱えるようになり、社員は多忙を極める状況に陥ってしまうのである。
実際にこの「激務だからやばい」の真相を探るためにファクトを見てみたい。
以下は主要コンサルファームの月間残業時間をランキング化したものである。(出所:Open Work)
順位 | ファーム名 | 月間残業時間(h) |
1 | アーサー・D・リトル | 85.4 |
2 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | 76.7 |
3 | リブ・コンサルティング | 75.9 |
4 | ドリームインキュベータ | 75.5 |
5 | A.T.カーニー | 72.6 |
6 | ローランド・ベルガー | 68.2 |
7 | ベイン・アンド・カンパニー | 64.4 |
8 | デロイト・トーマツ・コンサルティング | 63.1 |
9 | ボストン・コンサルティング・グループ | 62.8 |
10 | PwCコンサルティング | 62.4 |
11 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 53.1 |
12 | アクセンチュア | 52.1 |
13 | KPMGコンサルティング | 43.4 |
14 | アビームコンサルティング | 36.3 |
15 | ベイカレント・コンサルティング | 33.0 |
リブ・コンサルティングの月間残業時間は79.5時間と、主要コンサルファームの中でもかなり高い水準となっている。
激務度は業界Top水準であり、働き方改革が進んでいると言われるアクセンチュアやアビームと比較すると、倍以上の残業時間となっており、かなり激務であることが分かる。
一方で、必ずしも「激務=悪」ではなく、それだけ全力で仕事に打ち込める、成長環境があると言うこともできる。
実際、働き方改革が進むファームでは「もっと働きたい」と嘆く人も多く、その点リブ・コンサルティングはそうしたフラストレーションが感じにくいと言える。
基本的にみんな、忙しいです。営業がメインのマネージャー以上はもちろん、シニアコンサルタント以下でも社員によっては、複数のプロジェクトを担当することもあります。正直、全く残業しないで、日々の業務をこなす社員は、相当猛者だと思います。もしくは、持ち帰りで仕事をしているかですね。まあ、その分、多くのプロジェクトを経験できるので、スキル・ノウハウは間違いなく上がります。修行って感じですね。(笑)
現役リブ・コンサルティング社員A氏
常に忙しいですが、特に、中小・ベンチャー企業のプロジェクトは、忙しくなりますね。自転車操業の企業が多く、早くプロジェクトを進めないと「経営的にヤバい」状況になるので、結果的に短期間でプロジェクトを進めなければいけません。そういうプロジェクトが複数あるわけですから、そりゃ忙しいですよね。
現役リブ・コンサルティング社員B氏
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
リブ・コンサルティング「できる社員」と「できない社員」の差が激しくてやばい?
リブ・コンサルティングは「実力主義」の文化があり、給与制度としても年俸制を導入している。
「実力主義」というと、「実力のある社員が活躍できる。昇給・昇格できる。」等のイメージがあり、聞こえは良いが、「実力格差」が生じてしまうという負の側面もあるようだ。
例えば、実力のある、つまり、「仕事ができる社員」は、業務を効率的に進めるため、残業も少なく、プライベートを充実できるだけでなく、仕事での成果も出すので、仕事・プライベートともに充実したコンサルタント生活を過ごすことができる。
一方で、実力のない、つまり、「仕事ができない社員」は、残業が多いため、プライベートの時間が少ないだけでなく、残業が多いがゆえに上司等からの評価も低く、昇給・昇格がなかなかできずに、仕事・プライベートともに不本意なコンサルタント生活を送ることになる。
このように、「実力主義」という考えは、時に、「実力格差」を生じてしまうという副作用があるのだ。
リブ・コンサルティングでの会社生活を楽しんでいる社員と、楽しんでいない社員は見ていたら分かります。楽しんでいる社員は、常にイキイキと仕事していますし、睡眠時間もしっかりと確保しているので、頭の回転が良く、仕事のスピードに拍車がかかり、好循環をもたらしています。一方、楽しんでいない社員はその逆ですね。残業が多いため、睡眠不足に陥り、頭が回らず、余計に長時間労働に陥ってしまう。疲れている社員が、みなぎっている社員に詰められている風景を見ると、居たたまれない気持ちになることがあります。もちろん、会社としても、全ての社員が気持ちよく働けるようにするサポートを推進していますが、もう少し、時間がかかるかもしれません。
現役リブ・コンサルティング社員C氏
厳しい言い方をすると、「仕事ができない社員」は、自分自身の殻を破らないといけないんだと思います。しかし、そのためには、周りのサポート、フォロー、指導等が必要になりますが、周りの社員も忙しいので、充分にサポートできていないのが現状だと思います。私も含めて、そういった状況に危機感を持っている社員がいるので、今まさに声を上げて取り組んでいこうとしている真っ最中です。
現役リブ・コンサルティング社員D氏
リブ・コンサルティングは離職率が高いからやばい?
コンサル業界は業界的な特徴として、転職する社員が多いが、リブ・コンサルティングも例外ではない。
退職理由としては、給与、人間関係、仕事のやりがい、福利厚生等、様々な理由があり、こういった状況に経営陣、人事部、現場のメンバーは危機感を持っているようだ。
やっぱり、大手のコンサルティングファームと比べると給与・福利厚生等の面で劣ることがあります。同じ業務量・内容で、給与が他社の方が良ければ、そちらへ転職するのは、サラリーマンとしては当然だと思います。自分の人生のために仕事をしているわけですから。と言っても、リブ・コンサルティングは2012年に設立したベンチャー企業ですから、これから制度面は改善していくつもりだと思います。
現役リブ・コンサルティング社員A氏
ベンチャー企業と仕事をしたりすると、良い意味でも悪い意味でも、刺激を受けますからね。「自分もベンチャー企業で挑戦してみたい!」という気持ちが出てくるのは、しょうがないと思います。特に、若手社員なんかは、元々、モチベーション・意識が高いので、触発されやすいですね。なので、会社としても社内表彰式を開催したりしていますが、今後も、社員の引き留めのために色々工夫していくと思います。
現役リブ・コンサルティング社員C氏
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
【社員の評判】リブ・コンサルティングに入社して良かったこと
「やばい」という噂も多いリブ・コンサルティングだが、ここでは元・現役リブ・コンサルティング社員に入社して良かったことを聞いた内容をご紹介する。
忖度なしの意見をもらったのでぜひ参考にしていただきたい。
間違いなく経験値は上がります。クライアントの層も大手、中小、ベンチャーと様々ですし、業界も製造、モビリティ、ヘルスケア等と様々なので、多くの経験をできることは間違いないですね。特に「まずは、色々勉強したい」という若手社員にとっては、ぴったりの会社だと思います。
現役リブ・コンサルティング社員B氏
私は家庭事情により、地元の中小企業へ転職したのですが、リブ・コンサルティングで中小企業相手にコンサルしていた経験・ノウハウは、今も活きていますね。大手と中小では持っている課題が全然違いますし、戦略の練り方も全く違います。これで、大手企業の経験のみだと、「的外れなことを言ってばかりいるコンサル出身者」になってましたね。リブ・コンサルティングの評判を下げなくて済みました。(笑)
元リブ・コンサルティング社員E氏
【社員の評判】リブ・コンサルティングに入社して悪かったこと
一方で、元・現役リブ・コンサルティング社員からネガティブな声もあがっている。
ネガティブな声は「やばい」という評判に繋がる要素でもあるためぜひ参考にして頂きたい。
やっぱり若手を中心とした離職は、社内でも問題の1つに挙げられることがありますね。理由は様々ありますが、給与・福利厚生等の待遇面は改善する必要がありますが、一方で、「やりたいことが見つかった。ベンチャーに行く。起業する。」等の理由に関しては、後押ししてあげても良いと思います。「優秀な若手社員を多く輩出するリブ・コンサルティング」というイメージが付けば、それはそれでブランドになるわけですから。
現役リブ・コンサルティング社員D氏
私が在籍していた頃は、「何でも良いから案件を獲ってこい」という文化だったので、それに疲弊していた社員が多かったです。もし、今もそうであれば、そろそろ「特定のクライアント層であったり、特定の領域」に注力していくことが、望ましい段階だと思います。市場における認知度も上がってきたので、更なる成長の為には、「他社には絶対に負けない領域」を絞っていくのが良いかなと、OBながら思いますね。
元リブ・コンサルティング社員F氏
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。 また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。 そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。コンサルへの転職を成功させるためには
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