日本を代表する企業として世界的に高い存在感を示しているソフトバンクグループは転職市場でも非常に人気が高い。
そんなソフトバンクグループの年収から組織図、求人情報や転職難易度まで幅広くご紹介する。
Contents
ソフトバンクグループへの転職情報を徹底解説
ソフトバンクグループへの転職を目指すのであれば、国内最大級の転職エージェントであるリクルートエージェントをおすすめしたい。
そのほかに本当におすすめできるエージェントについては以下の記事をご覧いただきたい。
転職で理想のキャリアを築いていくあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
ソフトバンクグループの年収
上記はソフトバンクグループの年齢別の年収である。
ソフトバンクグループでは「新卒」という枠での募集はなく、「新卒であっても、ポテンシャル高く、基礎知識を有する方であれば採用する」としているが、実質中途のみ採用となっている。
また、ソフトバンクグループの中途採用ではコンサルや外資系投資銀行、メガベンチャーでの経営企画経験者などの人材を中心に採用しているため、高い年収水準となっている。
前職での経験や入社後のパフォーマンスにもよるが、ソフトバンクグループでは多くの人が30歳前後で年収1000万円を超えることになる。
ソフトバンクグループの概要・組織図
上記はソフトバンクグループの組織図である。
ソフトバンクグループは主に5つの事業を展開しており、創業以来事業を拡大し続けている。
具体的な5つの事業としては、以下の通りである。
- 持株会社投資事業:
アリババやTモバイル、The We Companyなど計120社への投資事業 - SVF1等SBIAの運営するファンド事業:
全世界のテクノロジー分野への投資事業(運営自体はイギリスにある100%子会社が全て担っている) - ソフトバンク事業:
移動通信サービス、携帯端末の販売、インターネット広告やeコマースサービス事業 - アーム事業:
イギリスの半導体設計大手企業アームによるマイクロプロセッサーのIPおよび関連 テクノロジーのデザイン事業 - その他事業:
スマートフォン決済のpaypayや野球球団の福岡ソフトバンクホークスの運営、資産運用会社の運営事業など
海外展開を積極的に行っているのがソフトバンクグループの特徴なのだ。
また、野球でも有名な「福岡ソフトバンクホークス」を保有しているだけではなく、その他グループ子会社の総数は2018年時点で1000社を超え、現在も定期的に先行投資の買収を行い続けている。
買収を随時行い、常に成長し続けるパフォーマンスを見せる同社ではあるが、2020年には1兆円を超える赤字に転落した。
しかし、早々に足かせとなる事業を売却検討するなど、切り替えの素早い企業である。
このように目まぐるしく変化していく企業であるため、その動きについて行ける社員とそうではなく退職してしまう社員の2手に分かれているのが実情だ。
社員の出身としては、新卒から入社したプロパー社員も多く、海外大学出身者も複数いる。
中途社員として転職してくるのは国内の大手企業出身者や、最近ではコンサルや外資系投資銀行からの転職も増えてきたようだ。
ソフトバンクグループの求人
現在(2020年11月時点)募集している職種は以下の通りである。
- 政策渉外担当(主に国内外での交渉)
- CFO室での調査担当(ソフトバンクグループの投資先の調査、戦略を組む)
- 法務部/内部監査(内部監査レビュー/コンプライアンス管理)
- 経理部(決算業務/国内外子会社関連会社への運営サポート業務)
- 財務統括部(国内外の投資家との関係維持業務/投資家への説明会開催)
- 情報システム部(人の代わりになるシステム(例えばAI)の導入検討、推進業務 )
上記のようにソフトバンクグループの求人は多岐に渡るが、それぞれの募集条件では例えば以下のような高い条件が設定されている。
- TOEIC700点以上
- 中国語ビジネス会話レベル
- 海外との売買交渉ができる
- IT技術経験者
ソフトバンクグループの各求人で求められているのはあくまでプロフェッショナルであり、高いスキルセットや豊富な経験が必要になってくる。
そのため、未経験での挑戦となるとコンサルや外銀出身の若手でないと厳しいと想定される。
▼おすすめの転職エージェント
ソフトバンクグループの転職難易度
結論から言うと、ソフトバンクグループの転職難易度は高いと言える。
- 各求人はタイミングによって募集されている
- 各求人においてプロフェッショナル人材が求められている
まず、ソフトバンクグループでは様々な求人が出ているが、それらは通年採用しているわけではなく、必要なタイミングで募集されることになる。
そのため、各職種の募集枠も少なく、転職のタイミングも逃さないようにしなければならないためハードルが高い。
加えて前述の通り、ソフトバンクグループでは高いスキルセットや豊富な経験を持つプロフェッショナルを求めているため、その分転職難易度が高くなっているのだ。
難易度の高いソフトバンクグループの選考に臨む上では、ぜひ転職エージェントを利用して対策を行うことをおすすめしたい。
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ソフトバンクグループの中途採用面接
ソフトバンクグループの中途採用は下記の流れで進んでいく。
- 書類選考
- 一次面接
- 二次面接(三次 / 四次面接の可能性もあり)
- 内定
ソフトバンクグループの選考回数は職種によって異なり、より高度なスキルを求められる職種ほど回数が増える傾向がある。
実際にソフトバンクグループの中途面接で聞かれる質問としては、以下のような質問である。
- なぜソフトバンクグループなのか、他社と比較してどうなのか
- 前職ではどのようなスキルを磨いて、ソフトバンクグループでどのように活かすことができるのか
- ソフトバンクグループと、ドコモやKDDIとの違いはなにか
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ソフトバンクグループのリアルな口コミ
以下ではソフトバンクグループの現役社員から聞いたリアルな口コミを紹介する。
▼ポジティブな口コミまとめ
- 社風が実力主義のため、意識が高い人が多く働きがいがある
- ソフトバンクグループで働くことで市場価値をあげることができる
- 頻度は稀だが、日本を代表とする孫さんと遭遇することができる
孫氏がベンチャー色を色濃く持っているため、当然社風は「できる人間が出世していく」ものである。
そんなソフトバンクグループで働くことで市場価値があがり、他者に転職や独立する人も多いという。
こうした環境であるため、働き甲斐があるという口コミが多かった。
また、「意外と孫さんとの距離も違い」という口コミも目立った。
▼ネガティブな口コミまとめ
- 実力主義である分どうしてもハードワークにならざるを得ない
- 外資系のような雰囲気であまり長く働くことがイメージできない
一方、実力主義の裏返しとしてソフトバンクグループで長期的に働くことがイメージできないという口コミが目立った。
実際、「平日は深夜まで仕事をし、休日はその分疲れて寝るという生活」や「時短勤務の制度は存在するものの、業務量を踏まえると現実的に難しい」といった声も多かった。
ソフトバンクグループへの転職でおすすめのエージェント
前述の通り、ソフトバンクグループへの転職難易度は高く、応募職種によっても選考内容が異なってくる。
そのため、ソフトバンクグループなどのハイクラス転職の支援実績が豊富なエージェントのサポートが不可欠である。
ハイクラス転職に強みを持つエージェントに登録しておけば、募集が行われたタイミングで知らせてくれるだけでなく、ハイクラス転職支援で培ったノウハウを提供してくれる。
逆に、間違ったエージェントに登録してしまうと、対策できるような情報を持っていないことはもちろん、最悪の場合予測でアドバイスをしてくる可能性もある。
そのため、必ずハイクラス転職に実績を持つエージェントに登録する必要がある。
具体的には、業界最大手エージェントであるリクルートエージェントに必ず登録すべきである。
おすすめ度:★★★★★
リクルートエージェントは言わずと知れた国内最大の転職エージェントである。
求人数/幅では国内敵なしの状態であり、また担当エージェントの質の高さにも定評がある。
リクルートさんは業界最大手だけあり、安定感がピカイチでした。
アドバイスも的確で、転職活動を戦略的に進めることができました。
リクルートさんにはソフトバンクグループに詳しい担当者もいました。
そのため、適切なアドバイスをもらう事でき、手厚いサポートもありがたかったです。
その他にハイキャリア.com運営メンバーの実体験から本当におすすめできる転職エージェントを以下にまとめているため参考にしていただきたい。
転職でキャリアを築くことに本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。
様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできないエージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
上記の記事は転職でキャリアを築くことに本気のあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。