
近年、採用規模の拡大と共に人気を上げているのが、総合系コンサルファームである。
一方、総合系コンサルファームには悪評があるのも事実である。
総合系コンサファームの悪評とそれでも魅力的な理由
そこで本記事では、総合系コンサルファームに悪評が立つ理由と、それでも総合系コンサルティングファームが魅力である理由についてご紹介する。
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詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
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Contents
総合系コンサルファームに対する悪評
まず、総合系コンサルティングファームに対する悪評についてご紹介する。
1. 採用拡大に伴う質の低下
近年、クライアントニーズの多様化/拡大に伴い、総合系コンサルファームは採用規模を急拡大している。
人材の質を保ちながら規模を急拡大していくことは不可能に近く、どうしても人材の質は落ちざるを得ない。
優秀な人材と働きたい、チームとしてアウトプットの価値を最大化したいという想いを持つコンサルタントが多いため、人材の質が落ちることへの抵抗感から悪評が立ってしまっているようだ。
2. 入社前後のネガティブなギャップの大きさ
前述の通り、近年はクライアントニーズの多様化に伴い様々な業務が存在する。
今でも根強い人気がある戦略案件は総合系コンサルファーム全体から見れば一部に過ぎず、業務整理やSAP/Salesforceの導入支援など決して人気があるとは言えない業務の方が多いファームも存在する。
また、人材の採用を急拡大していることもあり育成体制も整備されていない状況がある。
一方、総合系コンサルファームは戦略案件や、育成体制の充実を前面に押し出して採用活動を行うことも多く、いざ入社するとそのギャップにネガティブな印象を持ってしまう人も多いようだ。
3. 希望しないアサインの多さ
取り扱う案件が多種多様にあり、かつそれが入社前後でネガティブなギャップがあるとなると、アサイン自体も希望に沿わないことも多い。
短期的に希望に沿わないアサインがあることはまだしも、案件内容によっては長期的な案件も多く、希望しない案件に長期間従事することが求められるケースもある。
また、希望に沿わない案件を抜けても、必ずしも希望に沿う案件にアサインしてもらえないという点も、悪評が立つ理由の一つである。
それでも総合系コンサルファームが魅力である理由
では、総合系コンサルファームは転職先として魅力的ではないかというと「No」である。
1. まだまだ優秀な人材が多い
採用規模の拡大に伴い人材の質が低下しているとは言え、総合系コンサルファームにまだまだ優秀な人材が多いのもまた事実である。
採用ハードルがこれまでよりも下がっている今は、そうした優秀な人材と一緒に働き自身のスキルセットを向上させる大きなチャンスと言える。
2. コンサル業界内での影響力が拡大
採用規模の拡大の背景には業績の拡大がある。
また、サービスラインの拡充に伴いよりクライアントに入り込むことで、対他コンサルファームにおいて競争優位性を拡大している。
少し前の話にはなるが、DeloitteによるMonitor Groupの買収、PwCによるStrategy&(旧ブーズ・アンド・カンパニー)の買収など、総合系コンサルファームが戦略系コンサルファームを買収するといった事例も出てきている。
また、アクセンチュアやDeloitteは最先端な取り組みを行っており、コンサル業界の中でも一目置かれて戦略ファームでもベンチマークしているファームも存在する。
そうした業界内での影響力を拡大している点も、総合系コンサルファームの魅力である。
3. 取扱いテーマが幅広いが故にキャリアチェンジが可能
前述の通り、総合系コンサルファームは多種多様な案件を取り扱っている。
そのため、現在のキャリアに行き止まりを感じた場合などは、転職活動を行わずしてファーム内でキャリアチェンジを行うことができる。
仮に、キャリアチェンジした先が想定と違った場合は、再度元の場所に戻るといったことも簡単に可能であり、ファーム内でのキャリアチェンジだからこその魅力である。
総合系コンサルファームに入社するためには
総合系ファームは幅広いテーマを取り扱っていることから、一言に総合系コンサルファームと言っても、様々なチームやポジションが存在する。
特に現在のコンサル業界では「どのファームに入るか」以上に「どのチームで、どのようなテーマのプロジェクトを手掛けるか」の方が重要になっている。
チームレベルの情報については全てのエージェントが持っているというわけではない。
なぜなら、大手総合エージェントになると幅広い求人を扱っている一方で、どうしても一つ一つの業界や企業の情報は薄くなってしまう。
そのため、コンサル転職を目指すのであれば、必ずコンサル転職に支援実績が豊富なエージェントを必ず選ぶ必要がある。
具体的には、コンサル転職に特化したアクシスコンサルティングには絶対に登録すべきである。
こうしたエージェントの厳選というのは、やれば"なお良し"ではなく"絶対に"やるべきことである。
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