
コンサルファームの志望者が増えるに従って、どうしても転職におけるコツを外してしまっている人を多く見かける。
実はこのコツを身に付けるだけで、内定の確率はグッと高まる。
コンサル転職のコツ
本記事では現役戦略コンサルが、実体験をもとにコンサル転職を成功させるコツを紹介する。
コンサルファームへの転職を検討されている人は、以下のエージェントに登録することをおすすめしたい。
- 国内最大手のヘッドハンティング型サイトであるビズリーチ
- ハイクラス特化のエージェントとして定評のあるSamurai Job
- コンサル業界特化エージェントとして実績と評判を確立しているアクシスコンサルティング
Contents
【NG行為】よくある落とし穴
コンサル業界への転職面接となると、「論理的に賢く答えないといけない」という意識がより一層強くなる方も多いのではないだろうか。
たしかに、コンサル転職となると「論理的思考力」や「地頭」は非常に大切であるが、「論理的に賢く答えないといけない」という意識を強く持ち過ぎると、「一方的にしゃべりすぎてしまう」ことが起きる。
筆者自身、面接官としていると論理的・網羅的に穴が無いように話そうするあまり、1の質問に対して長ったらしく返してしまう人に度々会う。
特に多忙なコンサル業界の場合では、「シャープさ(端的さ)」という「聞かれたことに対して端的に答える」というスキルが常に求められる。
せっかく「論理的思考力」や「地頭」があっても、この点で減点を付けられてしまう人が多いのだ。
コツは「構造化」をすること
例えば、「あなたが前職でがんばったことはなんですか?」という質問に対しての回答例を見てみる。
これは「だらだらとしゃべりすぎてしまう」という落とし穴にハマってしまっている回答である。
よりシャープな回答かつ会話を広げられる回答は以下のような回答である。
具体的には3つのことを意識して実行しました。
1つ目はエキスパートヒアリングを通じた知見集め、
2つ目はABテストの初期活用によるチャネル最適化、
3つ目は既存顧客へのアンケートを通じた仮説の構築です。
ここでは内容は全く同じだが、文字数にすると約半分の文字数で同じ内容をすっきりとシャープに伝えている。
コツとしては、「構造化」することである。
構造化とは、「まずは全体像から伝えて、次に細かい枝葉を伝える手法」
つまりは、「①まずは全体像を伝えて(3つポイントがあります)」から次に「②細かい枝葉を伝える手法(1つ目は・・・)」である。
構造化の取っ掛かりやすいところとしては、まずは「数字に落とし込む(3つポイントがあります)」ことである。
これだけで、答えのシャープさが大きく変わってくるので、ぜひ意識してみて頂きたい。
まとめ
こうしたNG行為を防いだり、コツを習得するためには、第三者のアドバイスというのが非常に有効である。
コンサルへの転職に興味がある人は、まずはビズリーチに登録することをおすすめしたい。
コンサル転職に強いエージェントや、直接コンサルファームの人事部からスカウトが来るため、自身の市場価値を確認することができる。
また、ハイクラス特化のエージェントとして定評のあるSamurai Jobや、コンサル業界に特化したエージェントとして実績と評判を確立しているアクシスコンサルティングにも必ず登録しておきたい。
迷ったら上記のエージェントに登録しておけばまず間違いない。
加えて、国内最大手のリクルートがハイクラス向けとしてに展開するキャリアカーバーに登録しておくことも間違いない選択肢である。
エージェントに登録後はどのようなコンサル求人があるかや、今後のキャリア戦略について話し合ってみて頂きたい。
なお、最初の段階では複数のエージェントに登録することをおすすめしたい。
エージェントは転職活動を並走していくれる貴重なパートナーであり相性が非常に重要である。
また、残念ながらエージェントによって人の質も大きく異なるため、自分の目でしっかり見定めた上で1つのエージェントに絞ることをおすすめしたい。