コンサルティング業界の中でもBIG4コンサルファームの一角として、急成長中のファームがEYストラテジー&コンサルティングである。
本記事ではそんなEYストラテジー&コンサルティングの全貌を徹底的に解説していく。
本記事を作成するにあたっては、実際に現役EYストラテジー&コンサルティング社員複数人にインタビューを行っているためぜひ参考にして頂きたい。
- EYストラテジー&コンサルティングの強み・特徴
- EYストラテジー&コンサルティングの歴史
- EYストラテジー&コンサルティングで働く魅力
EYストラテジー&コンサルティングを含むコンサルへの転職を目指す上では、おすすめのコンサル転職エージェントおよび、EYストラテジー&コンサルティング転職大全の記事を参考にして頂きたい。
Contents
EYストラテジー&コンサルティングとは
EYストラテジー&コンサルティング株式会社は、ストラテジー、M&A、ビジネスコンサルティング、テクノロジー&デジタルコンサルティング、ITソリューションコンサルティングといった専門分野のサービスを展開する総合系コンサルティングファームであり、本社は英国のロンドンにある。
また、他のEY Japanグループの税務、法務等のチームと連携し、クライアントの経営課題の解決を支援することもある。
2020年10月より、EY Japanの経営コンサルティングを担うコンサルティングと、戦略的トランザクションを支援するストラテジー・アンド・トランザクションの2つのサービスラインを擁する法人として業務開始し、現在の体制となっている。
会社名 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 |
英語表記 | EY Strategy and Consulting Co., Ltd. |
従業員数(国内) | 3,944人(2023年5月1日時点) |
本社所在地(国内) | 東京都千代田区有楽町 |
EYストラテジー&コンサルティングの歴史
EYの起源
EYの歴史は1900年代初頭までさかのぼる。
1903年に米国出身のアーンスト兄弟がアーンスト・アンド・アーンスト会計事務所を1903年に開設する一方で、英国出身のアーサー・ヤングは1906年にアーサー・ヤング会計事務所を開設している。
その後も、両事務所は世界中にネットワークを広げ、グローバルファームとして成長を続け、1989年には、アーンスト・アンド・ウイニーとアーサー・ヤングはグローバルに総合的かつ高品質のサービスを提供するため合併し、アーンスト・アンド・ヤング(EY)を設立した。
EYストラテジー&コンサルティングの変遷
2000年には、EYは監査クライアントに対する独立性を保つため、ほかの会計事務所に先駆けて2000年にはコンサルティング部門を売却分離することとなった。
当時のEYはキャップジェミニと統合し、その後NTTデータグループとなり、現在はクニエという名称でコンサルティングサービスを提供している。
その後2010年に日本でEY Japanの前身となるEYビジネスイニシアティブ株式会社を設立し、2017年にはこれまで新日本有限責任監査法人のアドバイザリー事業、EYアドバイザリー株式会社、EYフィナンシャル・サービス・アドバイザリー株式会社が、それぞれ提供してきたサービスを集約して、「EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社」を設立している。
2020年10月より、EY Japanの経営コンサルティングを担うコンサルティングと、戦略的トランザクションを支援するストラテジー・アンド・トランザクションの2つのサービスラインを擁する法人として「EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社」を設立し、現在の体制となっている。
こうした重なる経営統合によって、様々な専門部隊・会社が集結し、コンサルティング事業のみならず、監査、M&A、税務、法務等を組み合わせた総合的な専門サービスをクライアントに提供している。
EYの独立問題
なお、2023年4月には会計監査とコンサルティングなどの非監査部門を分離する計画(プロジェクト・エベレスト)が話題になった。
一方で、規模が大きい米国法人に慎重論が根強く、中止となり、二分野の利益相反を解消してコンサルの成長余地を広げる戦略はゼロから練り直しとなっている。
EY、これだけ期間と費用を掛けて、あとはパートナーによる投票を残すのみの状況からの頓挫らしい。
— コンサルマン (@mr_grayhair) April 14, 2023
“分割案に6億ドルと1年余りの歳月を費やした。これには3億ドルに上る一流投資銀行・法律事務所などへの支払い、社内費用やパートナーの時間にかかった3億ドルが含まれる”https://t.co/DFJk2ZKNjF
2023年5月時点のリリースでは、当面の間EYの会社分割計画は復活しないとのことである。
EYによる会社分割計画「プロジェクト・エベレスト」は1年半に渡る検討の末に頓挫。
— コンサルマン (@mr_grayhair) May 2, 2023
今後数年は復活しない見込みとのこと。
会計大手EYの分割計画、当面は復活の見込みなしhttps://t.co/uCpuq0jJPO pic.twitter.com/za45aFW92K
EYストラテジー&コンサルティングの強み・特徴
Big4の一角であるEYストラテジー&コンサルティング(EYSC)だが、競合ファームと比してどのような強み・特徴をもつのか。
外からみたらコンサルファームはどこも同じようにみえ、企業間の違いが分かりづらいのが実態である。
ここでは、現役EYSC社員に話を伺い、そこから見えてきたEYSCの強み・特徴について解説する。
豊富なグローバルネットワーク
EYには、グローバルで全世界150以上の国・地域に700を超える拠点、従業員数は365,399人(2022年6月時点)となっており、各国や地域のナレッジと、グローバルネットワークを活用して培ってきた経験を融合させ、サービスを提供している。
また、海外拠点に常駐している日本人メンバーもおり、日本のクライアントの海外拠点への提案・デリバリーの利便性を高めたることに注力している。
その結果として、海外進出を狙うクライアントや、海外拠点との連携を高めたいクライアント、グローバルレベルで組織体制を見直したいクライアント等の要望に対応できることが強みとなっている。
どこの日本企業も近年では、日本だけでなく、グローバルの市場も見ている中、どこの拠点でもEYのメンバーがサポートしてくれることは、クライアントにとっても心強い存在だと思います。私も実際、日本企業が海外企業の買収を検討するプロジェクトに参画しましたが、現地のEYメンバーのサポートや知見の共有に対して、クライアントは喜んでいましたね。
現役EYSC社員A
戦略・M&A系部門に強みを持つ
EYSCには、戦略、M&A等を中心にコンサルティングサービスを展開する部門として、「EYパルテノン」があるが、EYSCの中では存在感が強い印象だ。
具体的には、EYパルテノンが案件を獲得してくる、もしくは、EYパルテノンのメンバーがプロジェクトに参画してクライアントに価値のある情報を提供する場面が多く、コンサル事業の成長の原動力の1つとなっている。
EYパルテノンのメンバーとしては、他のコンサルティングファームから移籍してきたメンバーも在籍しているが、チームとしても問題なく機能しており、EYSCにおける強みとなっている。
私はEYパルテノンのメンバーではないですが、EYパルテノンのメンバーと同じプロジェクトに参画したことがあります。さすが、戦略・M&A関連に特化したメンバーだけあって、頭も良いですし、仕事が速かったですね。クライアントの要求にも全力で応えるところも、クライアントは良い印象を持つと思います。あと、非常にハードワークで、「週末、祝日も働きますよ。」って言ってたら、クライアントも喜んでいましたよ。その点はワーク・ライフ・バランス的に良いか、悪いかは置いといて。(笑)
現役EYSC社員B
「プロジェクト・ドラゴン」による組織の刷新に向けた積極的な取り組み
EYSCは、2019年から始まったEYグループのコンサル事業の成長計画である「プロジェクト・ドラゴン」の中で、人員拡大、サービス強化等を推進しており、現在は、組織を刷新する真っ只中にいる。
そんな中で、これまで以上にクライアントサービスへの品質も上がっており、日本における売上も成長傾向にある。
今後は、更に成長を加速していき、Big4でトップになるためにも、組織体制や人材育成等に注力していくと考えられる。
「プロジェクト・ドラゴン」以来、新しい人材がどんどん入ってきて、様々なことを取り組む動きは多いですね。特に、クライアントワーク側の人材の拡大によって、どこかしらのコンペでは常にEYSCがいる状態になったので、「営業面」においては、かなり刷新されたと思います。ひと昔前だと、企業によっては「EYってコンサル事業しているの?」レベルでしたから。(笑)
現役EYSC社員C
EYストラテジー&コンサルティングの組織体制
EYストラテジー&コンサルティング(EYSC)は、東京オフィスに本社を置くコンサルティング専門組織であるが、一方で、EY Japanグループのグループ会社の1つでもある。
ここでは、EY Japanグループにはどのような会社がいるのか、EYSCはどのような位置づけなのか、そして、EYSC自身はどのような組織体制になっているのか、について解説する。
EY Japanグループの組織体制
EY Japanグループは、日本におけるEYグローバルネットワークのメンバーファームおよびそれらの関連会社の総称である。
ここでは、EY Japanグループに含まれる主な法人について紹介する。
各社とも基本的には、特定領域のコンサルティング、および、アドバイザリー業務を担当している。
このようにEY Japanグループの中で、EYストラテジー&コンサルティング(EYSC)は主に戦略、組織改革、人材育成、IT導入等の総合的なコンサルティング業務を担っている。
分類 | 会社名 | 主な業務 |
監査、会計 | ・EY新日本有限責任監査法人 ・EYソリューションズ株式会社 |
・監査、会計、内部統制、リスクマネジメント、ガバナンス、コンプライアンス等のアドバイザリー |
経理、会計、給与 | ・EYビジネスパートナー 株式会社 ・EYプロフェッショナルサポート株式会社 |
・経理・会計・給与計算のアウトソーシング、人材派遣 |
リスク管理 | ・EYフォレンジック・アンド・インテグリティ合同会社 | ・不正、不祥事、訴訟・係争に関する調査、支援 |
戦略、M&A、組織、人材、IT導入等 | ・EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 | ・戦略、組織改革、人材育成、IT導入等に関するコンサルティング |
人事 | ・EY行政書士法人 | ・海外人事戦略、および、実行・運用の支援 |
税務 | ・EY税理士法人 | ・企業税務、インターナショナルタックス、M&A税務等の税務コンサルティング |
法律 | ・EY弁護士法人 | ・法律関連の弁護、アドバイザリー等 |
労務 | ・EY社会保険労務士法人 | ・社会保険手続、就業規則作成・変更、労務相談等の支援 |
(EYグループ向け)バックオフィス | ・EY Japan株式会社 | ・日本におけるEYメンバーファーム向けの人事、総務、経理、マーケティング、ITなどに関わるコーポレート業務 |
EYストラテジー&コンサルティングの組織体制
ここでは、EYストラテジー&コンサルティング(EYSC)は、どのような組織体制になっているかを解説する。
まず、EYSCは「ファンクション」と「インダストリー」という2つの部門に分類されることを理解いただきたい。
ファンクションとは「特定の専門知識を有する部門」であり、インダストリーとは「特定の業界に対して深い知識を有する部門」である。
ファンクションでは、主に下記のチームが存在している。
- クロスセクター:地政学リスク、海外進出、データサイエンス等が専門
- ストラテジー・アンド・トランスフォーメーション:成長戦略、新規事業戦略、M&A戦略、DX戦略等が専門
- M&A:M&Aが専門
- テクノロジー:テクノロジーの戦略策定、導入支援等が専門
- ピープル:人事・組織変革戦略立案、組織・人材マネジメント等が専門
- リスク:経営方針とデジタル戦略に係るリスク対応が専門
一方、インダストリーでは、主に下記のチームが存在している。
- テクノロジー・メディア・エンターテイメント・テレコム:テクノロジー、情報通信、エンタメ、メディア等の業界が専門
- 自動車・モビリティ・運輸・航空宇宙・製造・科学:自動車、交通・鉄道、運輸、航空宇宙、製造、科学等の業界が専門
- 消費財・小売流通:消費財、小売、流通等の業界が専門
- プライベートエクイティ:VC、投資ファンド等の業界
- 公共・社会インフラ:不動産、ホスピタリティ、建設等の業界が専門
- 医薬・医療:医薬品、ヘルスケア業界が専門
- エネルギー:エネルギー業界が専門
- 金融:銀行、証券、保険業界等が専門
つまり、ファンクションは「領域の専門家」であり、インダストリーは「業界の専門家」なのである。
プロジェクトの内容によって、それぞれのチームが単体でコンサルティング業務を行うこともあったり、ファンクションとインダストリーのチームが連携してプロジェクトを進めることもある。
例えば、医薬・医療業界のクライアントが、経営戦略を検討したい場合は、「ファンクション」のストラテジー・アンド・トランスフォーメーションと、「インダストリー」の医薬・医療が組んでプロジェクトを進める場合がある一方で、同じクライアントが医薬・医療業界の競合分析をしたいのであれば、「インダストリー」の医薬・医療だけが対応する場合もあるといった具合だ。
このようにして、それぞれの専門チームが必要に応じて連携しながら、コンサルティングサービスをクライアントに提供している。
EYストラテジー&コンサルティングの評判
急成長で注目を集めるEYストラテジー&コンサルティングだが、ここでは元・現役EYストラテジー&コンサルティング社員に聞いたリアルな評判をご紹介する。
忖度なしの意見をもらったのでぜひ参考にしていただきたい。
良い評判
年収は業界平均と比べても良い方だと思います。私は他のコンサルティングファームから同じ職階での採用でしたけど、年収が上がりました。年収の高さは、仕事のモチベーションにもつながるので、その点については、EYSCに入社して良かったなと思います。
現役EYSC社員C
社内の体制や文化等はまだまだ発展途上だと思いますが、逆に言うと、「それを自分自身で創り上げたい」という人には合っていると思います。やりたいと言えば、チャレンジさせてくれます。手を上げたもの勝ちなので、チャレンジする環境はありますし、「失敗したとしても、チャレンジした」ことは今後のキャリアにとってもプラスになります。成功すれば、一気にリーダーとして引っ張っていけますし。協力してくれる人も多い一方で、反対派も多く、大変ですが、やりがいはあると思います。
元EYSC社員E
悪い評判
一方で、元・現役EYストラテジー&コンサルティング社員からネガティブな声もあがっている。
ネガティブな声は「やばい」「やめとけ」という評判に繋がる要素でもあるためぜひ参考にして頂きたい。
縦割り文化、多様性への取り組みが遅い、社内体制・文化が整っていない等、年収以外では魅力的な部分はありません。他社から転職してきた社員の多くの方々からも「こりゃひどいね。(笑)」ということを聞きます。みんな、体制を整えたいと思っているんですけど、本業のクライアントワークで忙しくて、それどころでは無いのだと思います。私はEYSCに転職してきてもう3年目ですが、何も変わっていないですね。そういうEYSCにいる自分もどうなんだってっ感じですが。(笑)
現役EYSC社員D
優秀なコンサルタントの社員が少ないと思います。多分、入ってきたとしても、すぐに辞めるからだと思います。これが原因で困るのは、優秀な社員がいないので、仕事がなかなか進まないことや、良くないコンサルタントとしての流儀(長時間労働、細かすぎる資料レビュー)を若手社員に教えてしまうこと等が挙げられます。私は前職の時に、素晴らしいコンサルタントの上司と一緒に仕事させてもらっていたので、EYSCに入ったときは「前職の上司レベルの人」が少ないことに、びっくりしました。それも原因で、辞めました。
元EYSC社員F
EYストラテジー&コンサルティングの年収
EYSCの役職 | 年次(目安) | 年収(目安) |
コンサルタント | 1~4年目 | 500~700万円 |
シニアコンサルタント | 3~5年目 | 750~1,000万円 |
マネージャー | 6~10年目 | 1,100~1,400万円 |
シニアマネージャー | 10年目~ | 1,500~2,000万円 |
ディレクター | 実力による | 1,800~3,000万円 |
パートナー | 実力による | 3,000万円~ |
上記はEYストラテジー&コンサルティングの役職別・年齢別の目安年収である。
役職に紐づく形で年収レンジが定められており、年収レンジの中では評価の積み重ねで変わってくる。
新入社員、第二新卒の大半、20代後半のコンサルティングファーム未経験者(事業会社経験者)は、コンサルタントとして入社することとなり、年収レンジは500~700万円程度となる。
EYストラテジー&コンサルティングでパートナーまでいくと年収3000万円という水準であり、非常に高額であることが分かる。
年収水準が高いので、年収面を理由に他のファームや企業に転職してしまう社員は少ないと思います。そういう意味でいうと人材確保という面では、ある程度、成功しているかもしれません。
現役EYSC社員C
EYストラテジー&コンサルティングの激務の実態
下記のランキングは主要コンサルファームの月間残業時間に基づいて作成した激務ランキングである。
各コンサルファームの略称は以下の通りである。
RB:ローランド・ベルガー、ADL:アーサー・D・リトル、Mck:マッキンゼー、DI:ドリームインキュベータ、CDI:コーポレイトディレクション、BCG:ボストンコンサルティング、ATK:A.T. カーニー、DTC:デロイト、Bain:ベイン、AC:アクセンチュア、AB:アビーム
EYストラテジー&コンサルティング(EYSC)の激務ラインキング(月間残業時間)は下から4番目であり、一見するとコンサル業界の中でも比較的ホワイトに見える。
しかし、EYストラテジー&コンサルティングの現役社員に話を聞くと、他社のコンサルティングファーム同様に深夜残業・徹夜・週末出勤があるほど激務であるという話があがった。
EYSCでは出退勤の時間を記録するシステムとは別に、PCのログイン・ログオフの時間を記録するシステムがあります。前者は社員が入力し、後者はPCが自動的に記録するのですが、退勤の時間は18時なのに、PCのログオフ時間は23時の社員もいると思います。これは、仕事が終わって退勤ボタンを押したにもかかわらず、上司に「資料を今日中に作り直せ。」と言われて、対応に追われているからです。私も経験したことがありましたが、他の社員も経験していると思います。
現役EYSC社員A
以前、週末・休日出勤を前提に仕事を進めている上司のプロジェクトに当たったら、案の定、プライベートは無くなりました。「じゃあ、週末でいいから、成果物をチャットで送っておいて」って言われて、「何言ってるんだろう?」と思いましたね。また、クその上司は、クライアントとの打合せの時も「明日は祝日ですが、弊社の方は作業できますので。」とか言ってクライアントからの依頼を受けたりしていました。次のプロジェクトを絶対に獲るためにプライベートを犠牲にしているのだと思います。多くの中途社員が入ってきましたが、案件獲得がノルマのマネージャー以上は、そういう感じで必死な人が多いです。
現役EYSC社員B
上司が忙しいからという理由で、クライアントとの報告会の1日前でやっと資料レビューしたのですが、そこで資料の内容について「ちゃぶ台返し」をくらったことがあります。もちろん、その後は、徹夜で対応しましたよ。眠い中、資料修正したので、本当に良い報告内容になったのか、分かりません。もっと事前にレビューしてくれていたら、こんなことにはならなかったんですけどね。自分にも非があるかもしれないですが、本音で言うと、正直、「忙しいなら、他の誰かにプロジェクトを譲って、離れてくれよ。」と思います。
現役EYSC社員C
現状EYストラテジー&コンサルティングは規模拡大フェーズで様々な人材を採用していることが激務になっている大きな要因であり、実際激務になるかはプロジェクトやマネージャー、チームメンバー次第ということである。
EYストラテジー&コンサルティングへの転職の魅力
ここでは、EYストラテジー&コンサルティング(EYSC)の現役社員の声を参考にしながら、EYSCに転職する魅力について改めて整理する。
高い水準の年収
「プロジェクト・ドラゴン」以来、人員を拡大するために、業界平均と比べても高く水準の年収を用意している点は、転職の魅力の1つと言える。
コンサル経験者は、同じ職階として転職するとなったとしても、前職よりも高い年収を手に入れることができる。
また、コンサル未経験者であっても、面接時の評価次第では、高い年収を手に入れることができるので、多くの転職希望者にとって大きな魅力となっていることは、人材獲得競争が激しいコンサル業界において、重要な戦略となり得る。
私は他のファームから同等の職階での転職でしたが、年収は上がりましたね。やっぱり年収の高さは、転職を検討する際の大きな魅力となりますので、その点は他のファームとは差別化できていると思います。
現役EYSC社員A
オファーをもらえる確率が高い
EYSCは他のファームに比べて、人材を積極的に採用している傾向があり、EYSCの成長が鈍化しない限り、今後も積極採用を続ける可能性が高い。
そのため、転職希望者からすると、他のコンサルティングファームに比べて、オファーをもらえる確率が高く、キャリアアップを実現するには絶好の時期であると言える。
もちろん、誰でも入社できるわけではなく、本人のスキル次第ではあるが、「入口が大きい」うちに応募することは、オファーをもらえるチャンスを広げることには変わりない。
私はコンサル未経験でありながら、「プロジェクト・ドラゴン」の期間に中途入社しましたが、「プロジェクト・ドラゴン」以前であれば、落ちていたかもしれません。理由は、「プロジェクト・ドラゴン」の期間前と期間中で、転職サイト等で掲載されている量が全然違うかったので。期間中の方が、断然、掲載されているポジションが多いですね。改めて、転職って「需要と供給」なんだなと思います。
現役EYSC社員B
チャレンジできる機会が豊富
EYSCは「プロジェクト・ドラゴン」以降、早いスピードで成長してきたが、一方で、組織・文化として改善の余地がある点も多い。
例えば、部門どうしの情報交換、コミュニケーション等の仕組み作りや、コンサル未経験で中途入社してきた社員へのフォローや育成等、クライアントワーク以外にも、手を加えるべき点は複数ある。
しかし、逆に言うと、これらは「新しく創り上げていくことが多い」と捉えることもでき、そういった仕組み・制度等を創り上げてみたいという社員にとっては、チャレンジできる機会が豊富にある。
仕組み・制度等を創り上げようとチャレンジした経験は、今後のキャリアにとっては間違いなくプラスとなるため、そういった経験を求める場合には、EYSCは絶好の環境と言える。
中途入社でEYSCでの年数が短い社員の方々も多くいるので、誰も手付かずのまま放置されている文化・状況が複数ありますね。私もいくつか関与していますが、「担当してみたい」と言えば、結構、好きにやらせてもらえるので、お言葉に甘えて、好き勝手やってます。(笑)取り組み内容をチーム会議の場で発表したりもするので、プレゼン力も養うことができます。
現役EYSC社員C
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。 また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。 そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルキャリアは株式会社Flow Groupが運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援を行っています。
会社名 | 株式会社Flow Group |
会社HP | https://consul-career.com/corp/ |
所在地 | 東京都新宿区市谷田町3丁目8 市ヶ谷科学技術イノベーションセンタービル 2F |
法人番号 | 5011001129632 |
厚生労働省 有料職業紹介事業認可番号 | 13ーユー315272 |
適格請求書事業者登録番号 | T5011001129632 |